今回の記事では2024年12月15日告示、12月22日投開票予定の四條畷市長選挙に出馬予定の渡辺裕氏について記事をまとめていきます。
渡辺裕氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
渡辺裕/四條畷市長選挙の経歴は?
名前 | 渡辺裕(わたなべゆたか) |
---|---|
生年月日 | 1974年8月3日 |
出身地 | 大阪府四条畷市 |
最終学歴 | 同志社大学大学院総合政策科学研究科修了 |
職業(前職) | 四条畷市議会議員 税理士 |
趣味 | 本を読むのが好き |
渡辺裕氏は、大学受験のため一浪を経験されていますが、ある日、予備校からの帰途において「緑豊かな四条畷市の良さに気づき、この街を良くしたい」という思いになったそうです。
そして四条畷市の財政悪化を耳にしたこともあり、大学では税務・会計を学ばれました。
また、税理士試験を受けることを浪人中に決め、大学入学後から勉強をはじめたものの8年間は合格できず、9年目、11年目で科目合格されたそうです。
大学院修士課程修了後から税理士事務所でお仕事をされておられますが、共同経営を経て、2020年には渡辺裕税理士事務所を再スタートされ顧客満足とスタッフ満足の両立を目指しておられます。
ご本人によると、大学受験と税理士試験を合わせると6勝33敗勝率15%と、なかなかに低い勝率ですが、2007年四條畷市議選に初出馬してからは5期連続当選されておられます。
初当選以来、朝6時からの駅立ちを続け18年2ケ月、日々勉強を重ね訴え続けることで、市民からの強い信頼も受けておられるようです。
また、現市長が今期の任期満了後次期市長選への出馬をしないと9月に発表したことに合わせ、渡辺裕氏は、改革路線を継続するために市長選への出馬を表明しました。
32歳で四條畷市議選に初当選してから5期連続当選、議員としての経験を糧として、今回市長選へ初挑戦されます。
渡辺裕/四條畷市長選挙の学歴は?
渡辺裕氏の学歴は、大阪府立四條畷高等学校卒業、同志社大学商学部卒業、同志社大学大学院商学研究科修了、同志社大学大学院総合政策科学研究科修了です。
出身高校は?
大阪府立四條畷高等学校は四條畷市にある公立の高等学校で、1903年旧制四條畷中学校として創立されました。
全日制課程には普通科が設置されていましたが2017年度入学生を最後に募集は停止され、2011年度入学生より文理学科が設置され現在も一本化されています。
またかつては夜間定時制課程も設置されていたが、定時制課程は2008年度に閉課程となっています。
四條畷高校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に認定されている地元では有名な進学校で、京大、阪大に合計50名前後など、国公立大学へ200名ほどの合格実績があります。
渡辺裕氏はご自身のホームページで、高校時代、545人中540位の成績だったこと、テニス部で活動されたことなど振り返っておられます。
出身大学は?
同志社大学は、1875年京都に設立された同志社英学校をルーツとする、14学部・16研究科で構成される総合大学です。
同志社大学商学部は、「経済・歴史学系」、「商業・金融学系」、「貿易・国際学系」、「企業・経営学系」、「簿記・会計学系」の5つの学系で大きく構成され、学生はいずれかを選んで専門分野を深く学んでいきますが、渡辺裕氏は簿記・会計学系を学ばれたようです。
また、同志社大学大学院商学研究科は、優秀な研究者を輩出していますが、同時に、高度な専門的知識をもつ、公認会計士、税理士、投資マネージャー、企業経営者、流通専門家、国際業務担当専門職等を育成しています。
さらに、同志社大学大学院総合政策科学研究科は、高度な専門知識・能力を身に付けた上で、それらの知識・能力を総合化・体系化できる研究者や高度専門職業人の育成を目指し、官公庁や企業、NPOなどにおいて実務を経験されてきた人たちに対して、実務経験を理論化するための研究の機会も提供しています。
渡辺裕氏の経歴においても、修士課程修了後、税理士事務所での実務を経験してから再度、博士課程の修学をされたようです。
渡辺裕/四條畷市長選挙の家族は?
渡辺裕氏のご家族は、奥様と、息子さん、娘さんがいらっしゃいます。
渡辺裕/四條畷市長選挙の年収は?
渡辺裕氏の四條畷市議会議員時代の年収についてまとめていきます。
四條畷市のホームページによると令和5年度ベースで、議員報酬は月額53万、期末手当は6月と12月に支給され1,462,800円でした。
期末手当:1,462,800円×2=2,925,600円
年収:6,360,000万円+2,925,600円=9,285,600円
渡辺裕氏が市議会議員議長を務められていた際の年収は約9,285,600円と予想されます。
渡辺裕氏は渡辺裕税理士事務所を設立されていますが、それらの収入についての情報は確認できませんでした。
渡辺裕/四條畷市長選挙の実績や評判は?
渡辺裕氏は、2007年に市議選に初出馬、無所属新人でありながらトップ当選をされています。
その後も2011年、15年の市議選ではトップ当選を果たし、2018年には市議会の議長を務めています。
2019年、23年の選挙では2位での当選ですが、5期連続当選をされておられ、市民から絶大な信頼を集めている市議と言えそうです。
渡辺裕/四條畷市長選挙の公約は?
渡辺裕氏の市長選における公約は現時点で確認できませんでしたが、18年以上に及ぶ市議としての活動が政策の基盤になっていると思われます。
特に、ご自身のホームページでも詳細に説明されている四條畷市の市役所、総合センター、保健センター、福祉関係の施設などの公共施設の再編問題への取り組みが注目されるところではないでしょうか。
この再編問題は、各施設を集約する建設計画や建設費の適正化を強く訴えている渡辺裕氏と、現市政とは意見が異なるため、市長選挙の争点になるのかもしれません。
また、渡辺裕氏は、税理士と言う点から、四条畷市のこれからの課題として、行財政改革と綿密な財政計画の必要性を提言しておられます。
行財政改革基金を積立て、一部を市民に還元するという内容の提案となっており、これらを具体的にした公約発表が待たれることろです。
渡辺裕/四條畷市長選挙の立候補した理由は?
渡辺裕氏は、9月の市長選出馬表明の際に、「改革を止めてはいけない」とおっしゃっておられます。
実は、現市長が次期市長選への不出馬を明言した際に、自身の後継を全国から公募して候補者の選定をされたそうです。
その後、「現市長が築き上げた価値観や手法を受け継ぐ」と宣言する候補者が決まったことで、現市政の継承が明らかになりました。
おそらく、このことが現市政と意見を異にする渡辺裕氏出馬の理由の一つになっていると推察します。
渡辺裕/四條畷市長選挙の選挙結果は?
渡辺裕氏はこれまで5回四條畷市議会議員選挙に立候補されています。
四條畷市議会議員選挙 (2007年4月22日) 投票率54.74% 得票数3,543 票 トップ当選
四條畷市議会議員選挙 (2011年4月24日) 投票率54.19% 得票数2,778 票 トップ当選
四條畷市議会議員選挙 (2015年4月26日) 投票率47.67% 得票数3,411 票 トップ当選
四條畷市議会議員選挙 (2019年4月21日) 投票率50.93% 得票数3,608 票 2位当選
四條畷市議会議員選挙 (2023年4月23日) 投票率43.79% 得票数2,833 票 2位当選
渡辺裕氏は2007年に市議選に初出馬、無所属新人でありながらトップ当選を果たし、その後も上位で再選を果たしていて、市民から絶大な信頼を得ている議員です。
今回、5期任期途中の2024年11月8日付けで議員辞職し、市長選挙に初挑戦することなりますが、大いに期待されます。
渡辺裕/四條畷市長選挙の引退の可能性は?
渡辺裕氏は、自身のホームページで2024年11月8日付けで議員辞職をした日に、「もう市議会議員に戻ることはありません」と明言さています。
覚悟を持っての市長選へのチャレンジだと推察します。
また、資格取得のために何年もかけ、日々の駅立ちや勉強を欠かさず継続する渡辺裕氏の気質から想像するに、引退することなく、目指したところに到達するまで努力し続けるのではないでしょうか。
まとめ
四条畷長選挙には、渡辺裕氏のほかに、現市長の後継として公募で決まった篠原雄之氏の出馬が予定されています。
新人同士の戦いですが、現市政の継続か否かを問う選挙になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。