任期満了に伴う福岡県福岡市長選(2022年11月6日告示、同20日投開票)に、元福岡市議会議員の田中しんすけ氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、田中しんすけ氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
田中しんすけ/福岡市長選挙の経歴は?
田中しんすけ氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 田中 しんすけ(たなか しんすけ) |
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生年月日 | 1978年6月14日 |
出身地 | 鹿児島県 |
最終学歴 | 早稲田大学大学院政治学研究科 修士課程修了 |
職業 | 元福岡市議会議員 |
田中しんすけ氏は、1978年生まれで、福岡市内の小学校、中学校から、福岡県立筑紫丘高等学校から九州大学法学部に進学しました。大学卒業後は、早稲田大学大学院政治学研究科に進み、修士課程を修了しています。
早稲田大学大学院を修了後、アクセンチュアというコンサルティング会社で2年間勤務しています。
2007年、福岡市議会議員初当選、その後、2011年、2015年、2019年と4期にわたり市議会議員選挙に当選し、現在に至っています。
田中しんすけ/福岡市長選挙の学歴は?
田中しんすけ氏は、福岡市立西高宮小学校卒業、私立西南学院中学校、福岡県立筑紫丘高等学校、九州大学法学部を卒業し、早稲田大学大学院政治学研究科修士過程を修了しています。
出身高校は?
福岡立筑紫丘高等学校は、福岡県福岡市に所在する県立の高等学校です。
1926年、筑紫丘高等学校の前身である旧制福岡県筑紫中学校の設置が許可され、1948年、福岡県筑紫中学校および併設していた福岡県三宅中学校(夜間)を合併して、福岡県立筑紫高等学校と改称されました。
1949年に現所在地への移転が県議会で決定され、同年に現在の校名である「福岡県立筑紫丘高等学校」に改称されました。
筑紫丘高等学校は、福岡県の21世紀人材育成推進事業での人材育成プログラム推進校として、県内県立高校100校のなかから8校が指定された、「福岡スーパーハイスクール指定校」の一校です。
卒業生の進路は、地元の九州大学を含め、難関国立大学(医学部を含む)や難関私立大学に多くの生徒が進学しています。
出身大学は?
九州大学は、福岡県福岡市に本部を置く国立大学です。
九州大学は、1867年に福岡藩により設立された賛生館を起源としています。
1911年に九州帝国大学として設立され、1947年の帝国大学令が国立総合大学令に改められた際に、名称が九州大学に改称されました。2004年には国立大学法人法の規定により、国立大学法人へと移行しています。
田中しんすけ氏が在籍していた法学部は、様々な分野において指導的な役割を果たし、アジアをはじめ広く全世界で活躍する人材を輩出し、日本及び世界の発展に貢献するという九州大学の教育目的を法学部教育の領域で達成すること。としています。
田中しんすけ/福岡市長選挙の家族は?
田中しんすけ氏の奥様は高校時代の同級生である美也子さんです。その他の家族構成に関する情報は得ることができませんでした。
田中しんすけ/福岡市長選挙の年収は?
田中しんすけ氏は4期にわたり福岡市議会議員を務めていました。福岡市議会議員の収入を以下に記載します。
福岡市議会議員の給料について、サイト「年収ガイド」(2019年、総務省発表データより)によると、年収14,898,400円、ボーナス4,338,400円となっています。また、福岡市の福岡市特別職職員等の議員報酬、報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の別表第1によると、月880,000円になっています。
田中しんすけ/福岡市長選挙の実績や評判は?
田中しんすけ氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、4期にわたり市議会議員の職を担っていることや、福岡青年会議所をはじめとする各地域団体での活動実績、また、福岡市議会「福岡市民クラブ」代表という役職からも、田中氏の支持者を中心とした市民からの期待も厚いものであると思われます。
田中しんすけ/福岡市長選挙の公約は?
田中しんすけ氏の公約に関する詳細な情報は得ることはできませんでした。
市長選挙への出馬時には、「ボトムアップ型市政への転換によって市民の満足度を高めたい」と決意を語りました。
これは、現市政が発信している福岡市の成長や元気という言葉は、氏の身の回りにいる人々の状況、地域の実情、生活の実態とはリンクしていない実感からの言葉だと思われます。
このため、田中しんすけ氏は「一部の人たちが成長を引っ張るまちから、みんなの成長で活力が溢れるまち」ボトムアップによる福岡市民の生活充実を目指すことを目標にしています。
田中しんすけ/福岡市長選挙の立候補した理由は?
田中しんすけ氏は9月20日に福岡市長選挙に出馬する意向を表明しました。
市民の生活は豊かになっていない、現市政が発信する成長や元気といった言葉は、自分の身の回りにいる人々の状況、地域の実情、生活の実態とはリンクしていないことから、「今の現状認識のまま福岡市政を進めていいのか」という危機感が田中氏自身を動かしたと述べています。
田中しんすけ氏が目指しているのは、福岡市に住む人みんなの成長で活力が溢れる町です。
また、福岡市の未来をつくるうえで重要な政策については、現市政の発想を大きく超えるビジョンを示して、市民・事業者の皆さんとともに、福岡の新たな時代を創っていきたいと述べています。
これまで4期の市議会議員経験を経て、活力溢れる福岡市のための政策を進めていくために、自身がやらねばならないという思いから出馬に至ったものと考えられます。
田中しんすけ/福岡市長選挙の選挙結果は?
田中しんすけ氏は、これまで福岡市議会議員選挙に4回出馬して、すべて当選しています。
これまでの田中しんすけ氏の福岡市議会議員選挙の結果は以下の通りです。
福岡市議会議員選挙 (2007年4月8日投票) |
投票率49.94% 9,829.470 票(中央区)(当選) |
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福岡市議会議員選挙 (2011年4月10日投票) |
投票率43.02% 4,480 票(中央区)(当選) |
福岡市議会議員選挙 (2015年4月12日投票) |
投票率40.81% 5,783票(中央区)(当選) |
福岡市議会議員選挙 (2019年4月7日投票) |
投票率42.01% 5,940票(中央区)(当選) |
田中しんすけ/福岡市長選挙の引退の可能性は?
田中しんすけ氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
これまで4期連続で市議会議員を務めている経験、今回の市長選に出馬した意向等から、市政への強い思いや実行する政策、また44歳という年齢からも現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
2007年から4期連続で市議会議員を務め、2019年から福岡市議会の野党最大会派「福岡市民クラブ」の代表を務めている田中しんすけ氏。福岡市政についての強い想いを感じることができます。
同市長選には、現職市長であり、これまで4期連続で市長選挙に当選している高島宗一郎氏が立候補しています。現職の高島氏はこれまでの市長選挙では、得票差で2位以下を大きく引き離して市長の座を射止めてきた実績を有しています。
福岡市に強力な地盤を有している高島氏に対して、田中しんすけ氏の戦いぶりが注目される選挙になります。
最後までお読みいただきありがとうございました