茨城県知事選挙(2021年8月19日告示、9月5日投開票)に田中重博氏が立候補する意向を表明されましたので、田中氏に関する情報をまとめています。
田中重博氏の
・経歴
・家族
・年収
などについて記事を書いていきます。
田中重博/茨城県知事選挙の経歴は?
田中重博氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 田中重博(たなかしげひろ) |
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生年月日 | 1947年6月27日 |
出身地 | 大阪府豊中市 |
最終学歴 | 大阪府豊中高校卒業、京都大学経済学部卒業 |
職業(前職) | 茨城大名誉教授、県自治体問題研究所理事長、県労働者学習協議会長、元茨城大副学長 |
趣味 | 囲碁、映画、美術鑑賞、水泳、旅行 |
田中重博氏は大阪府の豊中市に生まれ、京都大学の大学院を修了後は茨城大学にて講師を務めます。
茨城大学では1975年以降、2013年に定年退職となるまで務め上げられ、同大学では名誉教授に任命。
専門の地方自治の研究分野を活かし、茨城県自治体問題研究所理事長も務める等、定年後も精力的に活動をされています。
趣味の囲碁はアマチュア7段で、市民向けの講座も受け持つほどだとか。
「正義感が強く、やりだしたら凝る」という性格の方だそうで、評判を聞く限り頼もしそうな方ですね。
田中重博/茨城県知事選挙の学歴は?
田中重博氏の学歴は、大阪府豊中高校卒業、京都大学経済学部卒業になります。
出身高校は?
大阪府豊中高校は大阪府豊中市に位置するの公立の高校で、大阪府内でも上位の進学校です。
大阪府教育委員会から「次代をリードする人材育成研究開発重点校」である「エル・ハイスクール」の指定、先進的な理数教育の実施のモデル学校となる「スーパーサイエンスハイスクール」の指定を受けているのが特徴です。
また私服での登校が可能であったり、高校にしては珍しく薙刀やチェス等に取り組める部活動があり、自由な校風が魅力的な人気校のようですね。
出身大学は?
田中重博氏が卒業したのは、京都大学経済学部です。
京都大学は言わずと知れた難関国立大学であり、経済学部は長い歴史を誇る学部です。
1年次では経済学の基本を学び、2年次以降からは専門性の高い授業を履修することが出来ます。
また経済学と密接な関係のある法学や政治学の科目を受講できるのも大きな魅力のようです。
大学卒業後は9割前後が進学を選択し、進学先は銀行や大手企業が多く、ベンチャー企業や公務員等も一定数見受けられます。
難関大学ですが生徒の自主性を尊重した自由な校風が魅力であり、人気の大学ですね。
田中重博/茨城県知事選挙の家族は?
田中重博氏は既婚です。
お子様も一男一女いらっしゃるようです。現在は茨城県水戸市堀町に奥様とお住まいです。
またお兄様がいらっしゃるようで、アマチュア7段の囲碁の腕前は中学生の時にお兄様から教わったそうですね。
田中重博/茨城県知事選挙の年収は?
田中重博氏の年収について情報をまとめてみました。
田中重博氏は茨城大学の名誉教授ですが、名誉教授とは称号のみで報酬等はありません。
今は年金を受け取っていると思われ、年金の金額について想定してみました。
田中重博氏は茨城大学の副学長まで務めた人物ですので、現役時代の年収は1,200万円ほどと想定できます。
年金額は一般的に現役の給与の3割強から4割程度と言われていますので、多めに見積もって、
1,200万円×4割=480万円
程でしょうか。
その他にも報酬は不明ですが県自治会の理事長等も務めていますので、さらに上乗せがあると思われます。
田中重博/茨城県知事選挙の実績や評判は?
田中重博氏は「明るい民主県政をつくる会」の公認候補として、今回出馬をします。
田中氏は今までもこの同会の地方行政の専門家として、県に具体的な提言を行ってきたという実績があるようです。
今回の出馬にあたっては多数の茨城県民から応援のメッセージがあり、田中氏の地方行政に関する高い専門性や、正義感溢れる姿勢を評価している声が多いようですね。
田中重博/茨城県知事選挙の公約は?
田中重博氏はこちらのサイトで政策を発表しています。
政策は主に、
1.みんなが安心して暮らせる茨城に
2.くらし応援で雇用をふやし、地域を元気に
3.原発依存を脱し、自然エネルギーで雇用をつくる
4.憲法と住民自治をくらしに生かす社会の実現
5.ジェンダー平等に基づく誰もが尊重される社会の実現
の5つです。
特にコロナ対策の万全化としてPCR検査の無料化ワクチン接種の迅速化、こども医療費の高校までの無償化、東海第二原発の廃炉等具体的な施策を述べています。茨城の地域活性化に繋がればよいですね。
田中重博/茨城県知事選挙の立候補した理由は?
田中重博氏が茨城県知事選挙に立候補した理由としては、「県民の命と暮らしを守る」政策を実現するためだと述べています。
現職の大井川氏の政策ではそれが実現できないと確信し、今回立候補を決意されたようです。
特に新型コロナに関しては大井川氏の対策では防ぐことができないとし、前述の公約となる政策を打ち立てています。
長らく茨城県の地方行政に携わってきた田中氏であるからこそ、現在の政策に対して思うところが強いのでしょう。
田中重博/茨城県知事選挙の選挙結果は?
田中重博氏は今回が初の立候補となります。
前回の茨城県知事選挙は2017年に行われ、その際は立候補者は3名。
投票率は43.48%で、当時現職の橋本氏を破り、新人の大井川氏が当選しました。
橋本氏が427,743票得票したのに対し、大井川氏は497,361票の得票と接戦の結果となりました。
今回の茨城県知事選挙は立候補者は2名となりますが、前回と同じく現職の知事に対し、新人の田中氏が挑む形になります。
緊急事態宣言下ではありますが、前回を上回る投票率となるかもしれません。
田中重博/茨城県知事選挙の引退の可能性は?
田中重博氏が今回の選挙で万一落選した場合、引退することも考えられます。
というのも、田中重博氏は現在74歳。
次回任期満了による知事選挙が実施された場合、田中氏は78歳となります。年齢制限はありませんが、体力的にも辛いお年ではないでしょうか。
長らく地方行政を研究分野としてこられたその専門性を発揮して欲しいところではありますが、今回の出馬が最後となる可能性はあると思います。
まとめ
田中重博氏は「県民の命と暮らしを守る」ことを目標とし今回理事選に立候補します。
争点となるのは、コロナ対策と東海第二原発に対する方向性でしょう。
茨城大学の教授として、長らく地方行政を研究してこられた田中氏。
今回知事になることでその手腕が発揮できるのか、それとも県民所得の向上を訴える現職の大井川氏が続投となるのか、注目の知事選挙となりそうですね。