任期満了に伴う洋野町長選挙(2022年1月18日告示、1月23日投開票)に新人の岡本まさよし氏が当選を目指して立候補する意向を表明されていますので岡本氏に関する情報をまとめています。
岡本まさよし氏の
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・経歴
・学歴
・ご家族
・年収
・実績や評判
・公約
・その他
などについて記事をまとめていこうと思います。
岡本まさよし/洋野町長選挙の経歴や家族は?
名前 | 岡本正善(おかもとまさよし) |
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生年月日 | 54歳 |
出身地 | 岩手県九戸郡洋野町種市 |
最終学歴 | 八戸大学中退 |
職業(前職) | 町議会議員、林業 |
趣味 | (不明) |
岡本まさよし氏は、地元洋野町種市の出身で林業を営まれていました。
2003年に旧種市町議会議員に36歳で初当選し、以後5期務められてきました。町長選挙立候補前は総務常任委員会委員もされていました。
また、2021年6月30日に退団するまで30年間消防団員をされていました。
趣味については具体的な情報は見付かりませんでしたが、Twitterの履歴を拝見する限りでは、野球観戦や旅行を好まれているようです。
岡本まさよし/洋野町長選挙の学歴は?
岡本まさよし氏の学歴は八戸大学中退になります。
中学校は洋野町立宿戸中学校が母校ですが、同校は2020年3月1日に閉校し、72年の歴史を閉じました。
出身高校は?
岡本まさよし氏の出身高校の情報は見付かりませんでした。
出身大学は?
岡本まさよし氏が通われた八戸大学は、2013年に八戸学院大学に改称されています。
青森県八戸市に本部を置く私立大学であり、1981年に設置された新しい大学です。
現在、地域経営学部(地域経営学科)、健康医療学部(人間健康学科、看護学科)の2学部3学科を擁し、短期大学も併設されています。
地域に根差した実学重視の校風に見受けられます。
岡本まさよし/洋野町長選挙の家族は?
岡本まさよし氏のご家族については、具体的な情報は見当たりませんでした。
Twitterを使いこなされているあたり、ご子息かご息女がおられて、IT面での面倒を見られているのかも知れません。
岡本まさよし/洋野町長選挙の年収は?
岡本まさよし氏の前職は洋野町議会議員でした。
全国町村議会議長会による、「第66回町村議会実態調査結果の概要(令和2年7月1日現在)」(2020年)、「第66回町村議会実態調査(報酬月額)」(令和2年7月1日時点)(2020年)という資料があり、これによると、洋野町議会議員としての年収は3,278,940円ほどになりそうです。
新型コロナ対策費用捻出のための減給が10%程度あったとすると、年収約300万円だったと推測できます。
期末手当:211,000円/月 × 3.54か月 = 746,940円
※期末手当の「3.54か月」は年間平均支給率354/100に従いました。
また、岡本氏は、林業を営まれています。
岩手県の林業の平均年収は320万円とのデータがあり、同程度との推測はできます。
更に今年6月まで消防団員を務められていたので、団員報酬(年額)35,500円と退職報酬金負担金19,200円とで54,700円ほどの収入があったと思われます。
2021年の年収総額は600万円程度だったとの推測はできるかと思われます。
岡本まさよし/洋野町長選挙の実績や評判は?
岡本まさよし氏は、2003年に町会議員に初当選し、以来、2006年の洋野町発足からずっと林業の傍ら町会議員として同町を支えて来られました。
洋野町は三陸海岸沿岸の町であるにも関わらず、2011年3月11日の東日本大震災では奇跡的に死傷者や行方不明者が皆無でしたが、岡本氏は当時、消防団員として奮闘されたことと思われます。
今回の選挙では告示日まで約10日となった現時点で候補者は岡本氏のみであり、無投票で当選されると思われます。今までの歩みの上に町民・議会の信任があってのことでしょう。
また、岡本氏は、Twitterでこまめに農業や漁業に関わる人を紹介されています。
鈴木俊一衆議院議員に対し新型コロナウイルス感染症対策に関する要望を行ったこともTwitterに掲載されています。
町の広報役としても活躍されている様に見受けられます。
岡本まさよし/洋野町長選挙の公約は?
岡本まさよし氏は、新聞社(毎日新聞)の取材に対して「現町長が取り組む大野と種市の融和を引き続き図り、観光や定住など町の関係人口も増やしていきたい」と決意を語られています。
洋野町は2006年1月1日に九戸郡種市町、大野村が新設合併して発足しました。
種市町と大野村との融合のメリットについては、過去に大野村から疑義が出て町長選の争点になったこともあり、これからも優先度の高い課題であるようです。
岡本まさよし/洋野町長選挙の立候補した理由は?
現職の水上信宏町長は洋野町が発足した2006年に初当選されてから4期16年間務められていて、現在は81歳になられました。
水上町長は今回の選挙に立候補されない意向で、岡本氏は路線継続を明言されているので、後任として立たれたということでしょう。
岡本まさよし/洋野町長選挙の選挙結果は?
岡本まさよし氏の選挙結果は下表のとおりです。
いきなり2位で種市町議会議員選挙に初当選の後、旧大野村と合併して洋野町発足後は6位、9位で当選されています。
2015年に1位当選となり、直近でも3位で当選されています。
【種市町議会議員選挙(洋野町発足前)】
【洋野町議会議員選挙】
2011年6月 622票(当選9位 候補者19 定数18)(無所属)
2015年6月 824票(当選1位 候補者18 定数16)(無所属)
2019年6月 796票(当選3位 候補者17 定数16)(無所属)
岡本まさよし/洋野町長選挙の引退の可能性は?
岡本まさよし氏は4期16年間町長を務められた水上信宏氏の後任として立候補され、無投票で当選される見込みです。
当選されると同じぐらいの期間、町長職を続けられることが期待されているのではと思われます。
まだ54歳なので更に16年間務め終えても70歳です。
引退は当分無いでしょう。
まとめ
洋野町は、Wikipediaによると「2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波で、沿岸部の漁業施設などが壊滅したが、高さ12mの防潮堤が津波を大幅に減衰させたため、住宅地区の多くには被害が及ばなかった。八木地区を中心に海に近い民家が損壊したものの、死傷者や行方不明者は発生していない。」とのことです。
同町に死傷者や行方不明者が出なかったのは、誠に不幸中の幸いというべきでしょう。
別の記事では、同町八木地区では設備ではなく避難徹底という人的防災に頼ったことがよかった、防災には消防団の力が大きかったとと述べられています。
岡本まさよし氏は、八木地区ではないものの、同町の消防団員でしたので、町長に就任されたら防災にも大きく貢献されることと思われます。
発足以来、震災を挟んで16年間歩んできた洋野町の初代町長の後を継げる人として、大事に考えて推薦されたのではと感じました。