任期満了に伴う鳥取県米子市議会議員選挙(2022年5月29日告示、6月5日投開票)に新人の吉岡こと氏が当選を目指して立候補する意向を表明されていますので吉岡氏に関する情報をまとめています。
吉岡こと氏の
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・経歴
・学歴
・ご家族
・年収
・実績や評判
・公約
・その他
などについて記事をまとめていこうと思います。
吉岡こと/米子市議会議員選挙の経歴や家族は?
名前 | 吉岡こと(よしおかこと) |
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生年月日 | 1966年1月21日 |
出身地 | 鳥取県米子市 |
最終学歴 | 徳島大学薬学部卒業 |
職業(前職) | 薬剤師(調剤薬局パート勤務) |
趣味 | 韓国ドラマ鑑賞、カフェ巡り |
吉岡こと氏は鳥取県米子市角盤町で飲食店を営むご両親の元に生まれました。
鳥取県立米子東高等学校から徳島大学薬学部へと進み、大学卒業後は米子市に戻って鳥取大学医学部附属病院、博愛病院に勤務します。
結婚退職後、ご主人の転勤に伴い、山口県、島根県、広島県を転々としながら、病院薬剤師、薬局薬剤師として勤めました。
2人のご子息が成長されてからは米子に戻り、調剤薬局の管理職として勤務していました。
2021年4月に米子市議会議員補欠選挙に立候補しましたが惜敗。
現在は、米子市内の調剤薬局でパート勤務しています。
…公式サイト、FACEBOOK、TWITTER、動画、LINE、インスタグラムへのリンクあり
吉岡こと/米子市議会議員選挙の学歴は?
吉岡こと氏の学歴は、鳥取県立米子東高等学校卒業、徳島大学薬学部卒業です。
出身高校は?
鳥取県立米子東高等学校は、鳥取県米子市に所在します。
1899年に鳥取県第二中学校として創立されました。
1909年に鳥取県立米子中学校、戦後の1948年に鳥取県立米子第一高等学校、翌1949年に現在の名称である鳥取県立米子東高等学校となりました。
なお、1948年に定時制(夜間)を併設し、1949年に男女共学になりました。
2017年には文部科学省「スーパーサイエンスハイスクール」指定校となっています。
偏差値では鳥取県1位です。卒業生の進路では中国地方の国立大学への進学が最多となっています。
出身大学は?
徳島大学は徳島県徳島市に本部をおく奥立大学です。
1949年、徳島県内の旧制学校6校(旧制徳島師範学校、旧制徳島青年師範学校、旧制徳島医科大学、旧制徳島医学専門学校、旧制徳島高等学校、旧制徳島工業専門学校)を母体として成立しました。創立当時は学芸学部・医学部・工学部の3学部でした。
現在は、総合科学部/医学部/歯学部/薬学部/理工学部/生物資源学部の6学部と大学院、教養教育院等を擁しています。
卒業生に青色発光ダイオードの開発でノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏がいます。
吉岡こと/米子市議会議員選挙の家族は?
吉岡こと氏は既婚。ご主人の単身赴任が続く中で2人の息子さんを育てたワーキングマザーです。
吉岡こと/米子市議会議員選挙の年収は?
吉岡こと氏は現在は、米子市内の調剤薬局でパート勤務しています。
鳥取県内の薬剤師のパートの求人を調べてみたところ、時給2,000円~2,500円が相場のようでした。
下表のとおり試算したところ、年収は250万円~550万円程度になりそうです。
2,000円/時 × 8時間 × ( 365日 × 3/7 ) + 100,000円 = 2,602,857円/年(小数点以下四捨五入)
時給2,250円、週3日8時間勤務、祝日無し、年間賞与10万円の場合
2,250円/時 × 8時間 × ( 365日 × 3/7 ) + 100,000円 = 2,915,714円/年(小数点以下四捨五入)
時給2,250円、週4日8時間勤務、祝日無し、年間賞与10万円の場合
2,250円/時 × 8時間 × ( 365日 × 4/7 ) + 100,000円 = 3,854,286円/年(小数点以下四捨五入)
時給2,250円、週5日8時間勤務、祝日無し、年間賞与10万円の場合
2,250円/時 × 8時間 × ( 365日 × 5/7 ) + 100,000円 = 4,792,857円/年(小数点以下四捨五入)
時給2,500円、週5日8時間勤務、祝日無し、年間賞与10万円の場合
2,500円/時 × 8時間 × ( 365日 × 5/7 ) + 100,000円 = 5,314,286円/年(小数点以下四捨五入)
吉岡こと/米子市議会議員選挙の実績や評判は?
吉岡こと氏は元々薬剤師であり、病院薬剤師、薬局薬剤師、調剤薬局の管理職としてのキャリアがあります。
政治活動は以下のとおりですが、住民の声を集めるオーガナイザーとして非凡さが窺え、明らかに市会議員は適職と感じられました。特に下表の➃については市の行政側としても無視できない存在と映っているのではと思われます。
➁2018年〜2019年にかけて開催された「自分ごと化会議in松江」〜原発を自分ごと化する〜に実行委員会事務局として参加。無作為抽出手法を用いた会議を住民主体で開催することが全国初ということで注目を集める。会議で出た意見をまとめた「9つの提案書」は当時の世耕経産大臣にもお渡しした。
➂2020年「住民目線の会・よなご」を結成し、本格的に米子市の地域課題について活動を始める。
➃2020年米子市の新型コロナ対策「次亜塩素酸水噴霧器の小中学校への設置」に対して、緊急の撤回要望書を提出。経産省からの通知もあり方針が撤回となる。
吉岡こと/米子市議会議員選挙の公約は?
吉岡こと氏は、以下の政策を提言しています。
1)薬剤師歴25年の知識と経験から
・孤立しない”つながり”を作る人材の育成
・「香害」(揮発性の化学物質による健康被害)の啓発
・通院や買い物の交通手段の確保
健康対策
・換気の見える化
・帯状疱疹ワクチンの費用助成
・安心してワクチンを接種できる相談体制を整備
2)対話をつくる活動歴6年から
・市民の力を活かす公民館整備
・LINEやフォームを活用したアンケート調査
3)SNS歴13年から
・自治会を介さない情報配布
・議会の情報発信の充実
・「やさしい日本語」の活用
4)米子生まれの女性として56年。
・男女共同参画行政の機能強化
・性別役割意識の解消に向けた取組みの促進
子育ての辛さの解消
・雇用における差別の解消
・所得制限のない子育て支援
・安価で快適な住宅の供給
・迅速な現金給付の推進
吉岡こと/米子市議会議員選挙の立候補した理由は?
吉岡こと氏は、福島原発事故をきっかけに地方政治に関心を持ったとのことです。
「住民目線の会」を結成して、地域の課題を住民同士で話し合う場づくりをしたり、行政や議会と対話に努めている中で、米子市のコロナ対策の根拠に疑問を持ち、税金の無駄遣いを防ぐために、米子市の政治に医療従事者の視点を活かそうと2021年米子市議会補欠選挙に立候補したとのことでした。
吉岡こと/米子市議会議員選挙の選挙結果は?
吉岡こと氏は2021年4月に米子市議会議員補欠選挙に立候補しましたが、市民団体代表の森谷つかさ氏に僅か約千票差で惜敗しました。
投票率は極端に低く、19.73%でした。
【米子市議会議員補欠選挙】
吉岡こと/米子市議会議員選挙の引退の可能性は?
吉岡こと氏は56歳と政治家として若く、SNSを拝見しても元気に溢れている印象を受けました。引退は想像しにくいでしょう。
まとめ
吉岡こと氏の一連の動画は大変印象的でした。
「科学の目線で米子市政をCHECK!」の謳い文句に、身近な話題や生活情報を拾い上げていて、これらを視聴すると、政策や今後の方針が具体的にイメージとして浮かび上がってきました。
「市民の声を政治の場に届ける」との主張は、民主主義の第一歩ですが、そこに留まって言いっ放しになり勝ちな面があると思われます。筆者はリベラル思想に共感する者ですが、残念ながら、その系統にこの傾向はより強いとも感じています。
しかしながら、勿論それに当てはまらない方も多数おられます。
吉岡氏の場合、主張自体が偏りなくオーソドックスであることに加え、現役薬剤師としてのキャリアと地域活動を指導してきた実績から発しているため、発言に骨太さが感じられます。また、その行動力は将来的には市長としても通用するのではないかとさえ感じられました。