任期満了に伴う佐賀県知事選挙(2022年12月1日告示、同12月18日投開票)に、現知事の山口祥義氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、山口祥義氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
山口祥義/佐賀県知事選挙の経歴は?
山口祥義氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 山口祥義(やまぐち よしのり) |
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生年月日 | 1965年7月1日 |
出身地 | 埼玉県狭山市(本籍地は佐賀県) |
最終学歴 | 東京大学法学部卒業 |
職業 | 現佐賀県知事 |
山口祥義氏は、1965年に埼玉県の狭山市の入間基地で生まれ、ラ・サール高等学校を経て、東京大学法学部に進学しています。
大学卒業後の1989年に自治省(現総務省)に入省し、本省での勤務の他、内閣官房や秋田県、鳥取県、長崎県などへの出向や、東京大学大学院総合文化研究科客員教授などを経験した後、2015年の佐賀県知事選挙に初当選、2018年に2期目連続当選を果たし、今回が3度目の知事選出馬になります。
山口祥義/佐賀県知事選挙の学歴は?
山口祥義氏は、ラ・サール高等学校から、東京大学法学部に進学しています。
出身高校は?
ラ・サール高等学校は、鹿児島県鹿児島市に所在する、中高一貫教育を提供する私立の男子高等学校です。
カトリック系の修道会であるラ・サール会が、日本における最初の学校として1950年にラ・サール高等学校を開校し、1956年には中学校を設立しています。現在、鹿児島県内で唯一の私立男子校です。
中学からの一貫教育という印象が強い学校ですが、高校からの入学者も一定数いるようです。
塾による学習を不要とし、受験勉強を学校内で完結できるという特色を持ち、その結果として、全国有数の進学実績を出しています。
出身大学は?
東京大学は、東京都文京区にある国立大学です。わが国では最も著名な大学と言っても言い過ぎぬはならないと思います。
山口祥義氏が卒業した法学部は、第1類(法学総合)、第2類(法律プロフェッション)、第3類(政治)の3つの類が設置されており、相互に関連する分野である法学と政治学が教育及び研究されています。
同大学の卒業生には、政治、法曹、行政、経済、研究など、多くの分野で著名な人物が活躍しています。
山口祥義/佐賀県知事選挙の家族は?
山口祥義氏のご家族について明確に記載されている情報はありませんでした。しかし、Facebookの投稿などから「奥様、子ども3人」の5人家族と類推できます。ただし、それぞれのお名前や年齢等の詳細な情報は見当たりませんでした。
山口祥義/佐賀県知事選挙の年収は?
山口祥義氏は、現職の佐賀県知事です。調査ができた佐賀県知事の収入を以下に記載します。
山口祥義/佐賀県知事選挙の実績や評判は?
山口祥義氏は、これまで知事を2期務めた結果として、子育て施策の充実や企業誘致、農林水産業の推進、スポーツや文化の力による地域づくり、地域のインフラ整備などについて多くの実績を有しています。
一方、「オスプレイ配備計画」や「九州新幹線長崎ルート問題」などでは、氏に対する一定の批判の情報もあり、評判としては賛否の両方があるようです。
しかし、佐賀県知事を2期にわたって担っていることや、これまで2回の知事選での得票数・得票率などから、山口氏の支持者を中心とした県民からの期待も厚いものであると思われます。
山口祥義/佐賀県知事選挙の公約は?
山口祥義氏の公約の理念としては、「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」を掲げています。主要な政策の継続を重視して「子育てし大県“さが”」や「自発の地域づくり」などを掲げています。
具体的には、「県立大学の新設に向けた議論の開始」を掲げるとともに、国政課題である「自衛隊輸送機オスプレイ配備計画」や「九州新幹線長崎ルートの整備問題」などについても経緯や従来の主張をまとめています。
山口祥義/佐賀県知事選挙の立候補した理由は?
山口祥義氏は、6月定例県議会の答弁で、任期満了に伴う県知事選に3期目を目指して立候補すると表明しました。「世界に誇れる佐賀県を実現するために、知事選出馬の決意をした」と同答弁で述べています。
これまで2期の経験をベースにし、現職知事として、自らが掲げている理念である世界に誇れる佐賀県の実現のために、自身がやるんだという強い決意から出馬に至ったと考えられます。
山口祥義/佐賀県知事選挙の選挙結果は?
山口祥義氏は、これまで佐賀県知事を2期務めています。
これまでの山口祥義氏の選挙での結果は以下の通りです。
佐賀県知事選挙 (2015年1月11日投票) |
投票率54.61% 182,795 票(当選) |
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佐賀県知事選挙 (2018年12月16日投票) |
投票率35.26% 199,670 票(当選) |
山口祥義/佐賀県知事選挙の引退の可能性は?
山口祥義氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
これまでの官僚としてのキヤリア、佐賀県知事を3期務めてきている経験や実績、県政への強い思いや実行すべき政策を持っていること、まだ57歳という年齢からも現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
これまで、総務省の官僚として、多くの県政に関わってきた経験、東京大学大学院で「地域政策論」という地域をテーマに教鞭をとった実績、2期にわたって県知事を務め、県内での政治家という活動基盤を築き上げてきた山口祥義氏。
現職の知事として、世界に誇れる佐賀つくりを実現するための3期目への出馬となります。
今回は、「佐賀空港へのオスプレイ配備計画」や「九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働」が争点になる選挙です。現時点で対抗として出馬を表明している上村泰稔氏は両政策に反対の立場を取っています。県民の中でも賛否両論の評価があると想像します。
これまでの2期の選挙では、多くの得票数(得票差)で当選してきた山口祥義氏、今回の選挙では、これまでの活動に対する評価が得票に影響する選挙戦になりそうです。山口祥義の3期目へのチャレンジ、佐賀県の将来を占う選挙の結果は、佐賀県民ならずとも注目すべきものになりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました