つるま秀典/釧路市長選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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市長

今回の記事では2024年10月20日告示、10月27日投開票予定の釧路市長選挙に出馬表明したつるま秀典氏について記事をまとめていきます。

釧路市長選挙は任期満了で20日に投開票を行う予定でしたが、衆議院選挙と同じ27日投開票に変更されたため釧路市選挙管理委員会が有権者に注意を呼び掛けています。

つるま秀典氏の

  • 経歴
  • 家族
  • 年収
  • 選挙結果

などについて記事を書いていきます。

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つるま秀典/釧路市長選挙の経歴は?

名前 鶴間秀典(つるまひでのり)
生年月日 1974年6月5日
出身地 北海道釧路市阿寒町
最終学歴 北海道大学経済学部
職業(前職) 北海道議会議員
ゲストハウス経営
趣味 ゴミ拾い
山登り

つるま秀典氏は、特別天然記念物のマリモが自生することで有名な阿寒湖近くの阿寒温泉生まれです。

大学卒業後は東京の新日本証券で2年間、その後はオーストラリアで酪農・漁業・土木作業などで働き、アジア各国で登山やボランティアなども経験されたそうです。

なんとその旅の途中、ネパールで高山病を発症し、命の危機に見舞われたそうです。

命を取り留めた際に、これからは人の役に立つ、と決心されたそうです。

帰国後は北海道でご両親の事業をV字回復させ、海外販路の開拓など積極的にされたようです。

そして28歳の時に阿寒町議会議員に初当選されたのが政治家としてスタートです。

2005年の釧路市・阿寒町・音別町の合併により釧路市議会議員となり、4期16年間議員を務められました。

2020年釧路市長選挙では6,300票差で惜敗したものの、2023年北海道議会議員選挙で2位当選されました。

今回は道議1期目の任期途中ですが、7月に市長選への再挑戦を表明し、9月に道議を辞職されました。

つるま秀典氏は釧路市星が浦でゲストハウスcrane鶴を経営されています。

また、つるま秀典氏は2019年最初の道議会議員選挙での落選後には介護職員の勤務歴もありますし、プログラミングスクール経営や防災士、市民後見人、保護司、介護予防サポーター、初級障がい者スポーツ指導員、英検2級、二級ボイラー技士、合気道2段などの多才な側面をおもちのようです。

つるま秀典/釧路市長選挙挙の学歴は?

つるま秀典氏の学歴は、埼玉県私立秀明中学校・高等学校卒、北海道大学経済学部卒になります。

出身高校は?

埼玉県私立秀明中学校・高等学校は埼玉県川越市笠幡にある、中高一貫教育の私立中学校及び高等学校です。

2014年から高校は寮制に加え通学制も認められていますが、1978年に秀明中学校が開校した当時から中学校は全寮制のため、北海道から沖縄まで日本中から生徒が集まります。

秀明中学校・高等学校における教育の特徴はIT教育と英語教育への注力で、中学2年及び高校1年でイギリスへの短期留学プログラムがあります。

秀明中学校・高等学校では例年、数多くの学生が大学入試に合格しています。

進学実績では東京大学や北海道大学、東京外国語大学をはじめとする国公立大学だけでなく、早稲田大学、慶應義塾大学等の私立の難関校も同様です。

出身大学は?

北海道大学は、北大で学べないことはないと言われるくらい国立大学の中で最多の学部数と大学院数を誇る総合大学です。

「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士が明治9年7月初代教頭として招かれた「札幌農学校」が北海道大学(昭和22年に改名)の始まりです。

新渡戸稲造や内村鑑三と言った偉人も学んだ長い歴史があるというだけでなく、北海道という開放的な土地でのキャンパスライフや特徴的な学部が魅力的であり、受験生からは人気の高い大学です。

つるま秀典/釧路市長選挙の家族は?

つるま秀典氏は11月22日(いいふうふのひ)に結婚されたと未就学の娘さんがいらっしゃいます。

つるま秀典/釧路市長選挙の年収は?

つるま秀典氏の道議会議員職の年収をまとめていきます。

北海道議会(定数100)が公開した2023年分の議員所得のうち、公開対象71位名の平均所得は1,667万円でした。

一方、道議会の政活費は月額90万円の議員報酬とは別に議員個人に月43万円、会派にも所属議員1人あたり10万円が支給されます。

つるま秀典氏は無所属ですが、北海道結志会という会派に所属しており、このことから同議員一人の年収に換算すると

(90万+43万+10万)×12ケ月=1,716万円

公開された平均所得と大きな齟齬がないため、かさい龍司氏の議員年収もおおむね同金額と予想されます。

さらにつるま秀典氏はゲストハウス経営をされているので、そのほかの資産収入が想定されます。

ただし、それらの情報は北海道議会事務局閲覧室で午前8時45分から午後5時30分まで(土・日曜日、祝日及び年末年始を除く)の間で閲覧可能です。

つるま秀典/釧路市長選挙の実績や評判は?

つるま秀典氏のFacebookを開くと釧路おしゃべりゴミ拾い同好会(鶴間秀典代表)の活動写真が多く、地道な地域貢献活動への実直な取り組みの様子がうかがわれます。

支援者の多くが、つるま秀典氏と日頃から行動を共にし、考えに直接触れることで理解と応援をしているやり取りが印象的です。

つるま秀典氏のお子さんの写真が掲載されると、お子さんの成長に目を細めるコメントが多く、市民との距離感の近さも垣間見えます。

また、つるま秀典氏の経歴上、道議選と市長選で2回の落選を経験されています。

無鉄砲な挑戦の結果ならば支援者も離れていたでしょうが、4年間の議員空白期間を経て、北海道議会議員への2度目の挑戦で2位当選されました。

このことからつるま秀典氏の有権者からの支持や応援は強固であることをうかがわせます。

無所属のつるま秀典氏には大きな組織の支えはなくしがらみがない一方で、今回の選挙では後援会長をおかないそうです。

実際、道議1期の任期途中の出馬ということもあり、後援会内の意見が割れたようですが、支援者一人ひとりを後援会長と捉え信頼している姿勢を見せています。

トップダウン的な言い方ではなく、みんなで一緒に変えていきましょうと言い続けているつるま秀典氏らしさがでている印象です。

つるま秀典/釧路市長選挙挙の公約は?

つるま秀典氏の今回の市長選立候補で公約の発表はありませんが、前回2023年道議会議員選挙では政策として次の7つを挙げられています。

【公約・政策】
「くしろの衰退をとめる」

・農業高校・理系学科の設立誘致
・スポーツ選手育成と健康長寿
・防湖堤で命と財産を守る
・地域食料自給率100%・輸出拡大
・洋上風力発電で安く電力自給
・自然とアイヌ文化を世界に
・宇宙産業にみんなで夢をえがく

人口減少や大企業の撤退など釧路の衰退を憂い、前回の市長選でも釧路を変えていきたいと繰り返して訴えておられましたので、つるま秀典氏の原動力はここにあると推察されます。

事業家の側面を持つつるま秀典氏が今回の市長選でどのような具体的政策を公約に掲げてくれるのかたのしみです。

つるま秀典/釧路市長選挙の立候補した理由は?

つるま秀典氏は道議会議員1期の任期途中で、今回の市長選挙へ出馬表明していますが、「釧路市を変えたい、良くしたいという思いが強まった」と説明しています。

おそらく、2020年の前回選挙で現職に惜敗した後も市長選再挑戦の検討を続けていたところに、現職が5期目の当選を目指し名乗りを上げたことも現市政への危惧を持つつるま秀典氏に出馬のきっかけを与えたと推察できます。

現市政に対して、「失敗を恐れるあまり、中途半端に陥っている。もっとチャレンジすべきだ」と指摘するつるま秀典氏は、自らトップセールスで企業や大学を呼び込むと意気込みを語っていいらっしゃいます。

つるま秀典/釧路市長選挙の選挙結果は?

つるま秀典氏はこれまで、町議会議員選挙に1回、道議会議員選挙2回、釧路市長選挙に1回立候補されています。

2004年11月17日投票日、阿寒町議会議員選挙。投票率不明、得票数不明。当選

2007年4月22日投票日、釧路市議会議員選挙(阿寒区)。投票率83.63%、得票数1,180票で当選

2011年4月24日投票日、釧路市議会議員選挙。投票率46.70%、得票数2,584票で当選

2014年4月26日投票日、釧路市議会議員選挙。投票率47.39%、得票数2,438票で当選

2019年4月7日投票日、北海道議会議員選挙。投票率53.26%、得票数10.386票で落選

2020年10月18日投票日、釧路市長選挙。投票率43.66%、得票数23,658票で落選

2023年4月9日投票日、北海道議会議員選挙 。投票率48.95%、得票数14,216票で当選

つるま秀典氏は阿寒町議会議員選挙に初当選し、釧路市に合併後も3回連続当選。

2023年には道議会議員選挙に2回目の挑戦で当選し、議員は通算17年に及ぶ長い間務められました。

道議にリベンジ当選した際には、当時の現職議長と唯一の野党候補だった立憲現職が落選したことで、嵐を呼ぶ男と称されたつるま秀典氏ですから、今回の釧路市長選挙、2回目の挑戦も大いに期待されます。

つるま秀典/釧路市長選挙の引退の可能性は?

今回の釧路市長選挙を前に、1日に事務所開きをしたつるま秀典は、支援者の前で「これが最後の挑戦になる」と言及しました。

もちろん、選挙には各候補とも背水の陣で臨むと思いますが、まだ若く釧路の未来への熱い思いを持ち行動するつるま秀典氏に、今回落選となっても支援者は引退を望まないと個人的には思います。

まとめ

釧路市長選挙には、つるま秀典氏のほかに、現職で5期を目指す蝦名大也氏と元道議のかさい龍司氏が出馬表明し、共産党も候補者の擁立を検討しています。

投票日の10月27日、釧路は衆議院選、道議補選そして釧路市長選挙のトリプル選挙になりそうです。

しかも、市長選においては前回とは様相が異なり、保守系候補の三つどもえの様相で、激しい選挙戦となる見通しです。

最後までお読みいただきありがとうございました。