任期満了に伴う岩手県盛岡市長選(2023年8月6日告示、同年8月13日投開票)に、現市長の谷藤裕明氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、谷藤裕明氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
谷藤裕明/盛岡市長選挙の経歴は?
谷藤裕明氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 谷藤 裕明(たにふじ ひろあき) |
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生年月日 | 1950年4月29日 |
出身地 | 岩手県盛岡市 |
最終学歴 | 早稲田大学教育学部卒業 |
職業 | 現盛岡市長 |
趣味 | スポーツ全般、剣道錬士六段 |
谷藤裕明氏は、1950年4月に岩手県盛岡市で出生しています。
岩手市立厨川小学校、同市立城西中学校を卒業し、岩手県立盛岡第一高等学校から、早稲田大学教育学部に進学し、同校を卒業しました。
早稲田大学卒業後、株式会社橋市の役員を経て、1991年に岩手県議会議員選挙に初出馬、初当選し、県議会議員を4期連続で務め、2001年からは県議会議長の任についています。
2003年には盛岡市長選挙に出馬して当選。ここから5期連続で盛岡市長選挙に当選し、市長を務めています。
谷藤裕明/盛岡市長選挙の学歴は?
谷藤裕明氏は、岩手県立盛岡第一高等学校から、早稲田大学教育学部に進学し、同校を卒業しています。
出身高校は?
岩手県立盛岡第一高等学校は、岩手県盛岡市に所在する県立の高等学校です。
県立盛岡第一高等学校は、1880年に創設された公立岩手中學校に端を発し、県内の高等学校の中では岩手県立盛岡農業高等学校に次ぐ歴史を有しています。
1948年に岩手県立盛岡第一高等学校(男子校)が発足しました。
1949年から男女共学になり、現在は普通科と理数科で運営されています。
長い伝統を有する同校は、政治、行政、経済、研究などの分野で多くの著名な卒業生を輩出しています。
出身大学は?
早稲田大学は、東京都新宿区に本部のある私立大学です。
大隈重信が設立した東京専門学校を前身とし、1920年に私立大学では慶應義塾大学などと共に最も古い段階で大学になっています。
現在は、10の学術院、13の学部、17の研究科を有する大学院、5つの研究科を有する専門職大学院で構成されています。
谷藤裕明氏が卒業した教育学部は、7つの学科を有しており、優秀な教育者を送り出すこと、実社会の各分野で活躍しうる有能な人材を養成することを目的としています。
長い歴史と伝統を誇る同大学は、政治、法曹、行政、経済、研究、医学、文学などの分野において、多くの著名な人物を輩出しています。
谷藤裕明/盛岡市長選挙の家族は?
谷藤裕明氏の家族に関する情報については得ることができませんでした。
谷藤裕明/盛岡市長選挙の年収は?
谷藤裕明氏は現職の盛岡市長です、以下に盛岡市長の収入を記載しました。
また、期末手当は、2022年度支給実績で3.25か月になっています。
期末手当は、1,138,000×3.25か月=3,698,500円です。
合計である年収は17,354,500円になります。
谷藤裕明/盛岡市長選挙の実績や評判は?
谷藤裕明氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、これまで岩手県議会議員を4期、盛岡市長を5期務めているという実績からも、谷藤氏の活動や役割、政策に対して一定の評価があると考えられます。
これらのことにより、谷藤裕明氏の支持者を中心とした盛岡市民からの期待は厚いものであると考えられます。
谷藤裕明/盛岡市長選挙の公約は?
谷藤裕明氏は、これまで5期にわたる盛岡市長の経験から盛岡市の実情や市が抱える問題を熟知していると思われます。これらの経験に基づいた、盛岡市が抱える問題点に対する実行策が公約になると考えられます。
谷藤裕明氏は、後援会の公式サイトで、「ひと・まち・未来が輝き世界につながるまち盛岡 ~たゆまぬ挑戦 未来へつなぐ想いをかたちに~」を方針として、次の5つの挑戦を掲げています。
・若者と女性が活躍する活力あるまち
・人がいきいきと暮らすまち
・盛岡の魅力があふれるまち
・人を育み未来につなぐまち
・人が集い活力を生むまち
盛岡市やそこに住む人々が、魅力を持ち、活躍でき、活力が溢れ、未来につながるような活動を中心に考えられているようです。
また、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた経済を活性化させるために、雇用確保や産業振興も進めていくと述べています。
谷藤裕明氏は、盛岡市の未来に向けての礎を作るための実行策を検討されているようです。
谷藤裕明/盛岡市長選挙の立候補した理由は?
谷藤裕明氏は、2023年3月14日の自身の後援会総会後に、盛岡市長選挙に立候補することを表明しました。
谷藤裕明氏は、出馬にあたり「この盛岡に多くの方が働く場所を得て、住むことができて、そういう街を次の世代に繋いでいかなければ、そんな強い思いでおります」との決意を述べています。
現職の市長として、これまでの経験を経て、さらなる盛岡市の課題解決を進めていくために、自身がやらねばならないという思いから出馬に至ったものと考えられます。
盛岡市長選6選を目指し現職の谷藤裕明氏が出馬表明 岩手めんこいテレビ
谷藤裕明/盛岡市長選挙の選挙結果は?
谷藤裕明氏は、これまで岩手県議会議員選挙に4回、盛岡市長選挙に5回当選しています。
これまでの谷藤裕明氏の選挙の結果は以下の通りです。
ただし、1991年、1995年の岩手県議会議員選挙の結果は残っていないため、1999年の岩手県議会議員(谷藤氏にとっては3期目)からの結果になります。
岩手県議会議員選挙 (1999年4月11日投票) |
投票率73.39% 10,771 票(盛岡選挙区)(当選) |
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盛岡市長選挙 (2003年8月24日投票) |
投票率53.67% 47,432 票(当選) |
盛岡市長選挙 (2007年8月26日投票) |
投票率30.94% 57,700 票(当選) |
盛岡市長選挙 (2011年8月28日投票) |
投票率 無投票(当選) |
盛岡市長選挙 (2015年8月23日投票) |
投票率51.45% 65,583 票(当選) |
盛岡市長選挙 (2019年8月25日投票) |
投票率52.62% 54,483 票(当選) |
谷藤裕明/盛岡市長選挙選挙の引退の可能性は?
谷藤裕明氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
現職の市長でもあり、これまでの経験からも、盛岡市政や盛岡市の将来に対する強い想いや政策、問題点の解決など、実施することが多くあると考えられ、現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
5期にわたる市長経験を持ち、確実に盛岡市内での活動地盤や支持基盤を獲得してきている谷藤裕明氏です。
現職市長として、現在だけにとどまらず、未来に向けての政策が必要な盛岡市のためにという決意を持っての6期目の出馬になります。
現時点では、谷藤裕明氏の他には、新人で会社役員の内舘茂が出馬を表明しています。
内舘茂氏は、2015年の盛岡市長選挙(谷藤氏にとっては4期目)に初出馬しており、今回が3期目のチャレンジになります。
2015年選挙では10,000票以上の得票差がありましたが、2019年選挙では約4,000票の得票差になっています。この得票差だけで、今回の選挙結果を占うことはできませんが、前々回に比べて、前回は接戦となっていました。
いずれにせよ、盛岡市の将来を占う選挙になることと思われます。市民にとって結果が大きく注目される選挙になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。