任期満了に伴う長崎県大村市長選(2023年10月22日告示、同年10月29日投開票)に、現市長の園田裕史氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、園田裕史氏氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
園田裕史氏/大村市長選挙の経歴は?
園田裕史氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 園田 裕史(そのだ ひろし) |
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生年月日 | 1977年2月18日 |
出身地 | 長崎県大村市 |
最終学歴 | 福岡看護専門学校 |
職業 | 現大村市長 |
園田裕史氏は、1977年2月に長崎県大村市で出生しています。
大村市立竹松小学校、大村市立郡中学校を卒業し、長崎県立大村工業高等学校から、大村看護高等専修学校、福岡看護専門学校に進学し、同校を卒業しました。
看護学校を卒業後、大村市立病院(現市立大村市民病院)、大村共立病院に看護師として勤務しています。
2007年に大村市議会議員選挙に初出馬、初当選しています。その後2期連続で市議会議員の任を担っています。
2014年には大村市長選挙に立候補しましたが、この選挙では落選しています。
2015年の大村市議会議員選挙では、3期目の当選を果たしています。
同年に市長が亡くなったたことにより行われた、同年11月の市長選に出馬して初当選しています。以降、2期連続で市長選挙に当選し、現職で市長を務めています。
園田裕史氏/大村市長選挙の学歴は?
園田裕史氏は、地元大村市の小・中学校から、長崎県立大村工業高等学校電子工学科へ進学、同校を卒業後、看護師になるために、大村看護高等専修学校、福岡看護専門学校に入学し、卒業しています。
出身高校は?
長崎県立大村工業高等学校は、長崎県大村市に所在する県立の工業高等学校です。
長崎県立大村工業高等学校は、1962年に長崎県立大村工業高等学校(現校名と同じ)として開校しました。開校時は機械科・電気科・化学工学科の3学科でしたが、その後4学科が新設され、現在は7学科で運営されています。
工業高等学校であるため、卒業後は企業への就職する生徒が多くいますが、西日本の工業系の大学にも進学しています。
看護学校は?
園田裕史氏が卒業した大村看護高等専修学校は、2020年3月で閉校されています。
福岡看護専門学校は、福岡県福岡市で1990年に開校、約30年間運営されていた看護専門学校でしたが、2022年度に看護学科や理学療法学科等を有する令和健康大学として生まれ変わっています。
園田裕史氏/大村市長選挙の家族は?
園田裕史氏のご家族は、プロフィールでは「義父、妻、長男、次男」という記載になっています。
ただし、それぞれのお名前などの詳細な情報は見当たりませんでした。
園田裕史氏/大村市長選挙の年収は?
園田裕史氏は現職の大村市長です、以下に大村市長の収入を記載しました。
また、期末手当は、2021年度支給実績で3.35か月でした。
期末手当は、930,000×3.35か月=3,115,500円です。
合計である年収は14,275,500円であると考えられます。
園田裕史氏/大村市長選挙の実績や評判は?
園田裕史氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、これまで大村市の市議会議員を3期、そして大村市長を2期務めているということ、市長2期目は無投票により再選されていることなどから、園田氏の活動や方針、役割等に対して一定の評価が得られていると思われます。
これらのことにより、園田氏の支持者を中心とした市民からの期待は厚いものであると考えられます。
園田裕史氏/大村市長選挙の公約は?
園田裕史の出馬会見では、3期目の取組みの考え方として、『ONE(ワン)大村』大村市が一つのチームとして同じ方向を向いた町づくりを進めたいとし、地域経済の発展や大村市の将来的な計画の進行も、一つの想いを皆で共有して、皆でまちづくりをしていくことを掲げています。
具体的には、大村市の人口10万人の達成、地域コミュニティの再構築などの目標を述べています。
また、前回の2019年選挙の際に作成したマニュフェストは、第14回マニフェスト大賞優秀マニフェスト推進賞を受賞しており、12の分野について具体的なプランが記載されています。
今回は更に4年間の市長経験を経ており、さらに市の課題に即したマニュフェストを作成、発表することが期待できます。
園田裕史氏/大村市長選挙の立候補した理由は?
園田裕史氏は、2023年7月4日に大村市役所で会見を行い、3選を目指して10月の大村市の市長選に立候補することを表明しました。
園田氏は、『ONE(ワン)大村』を掲げ、大村が一つのチームとして同じ方向を向いた町づくりを進めたいと述べました。
現職の市長として、これまでの経験や大村市を発展させていくために、自身がやらねばならないという思いから出馬に至ったものと考えられます。
園田裕史氏/大村市長選挙の選挙結果は?
園田裕史氏は、これまで大村市議会議員選挙に3回、大村市長選挙に3回立候補しています。
これまでの選挙の結果は以下の通りです。
大村市議会議員選挙 (2007年4月22日投票) |
投票率66.23% 1,601 票(当選) |
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大村市議会議員選挙 (2011年4月24日投票) |
投票率62.78% 1,662 票(当選) |
大村市長選挙 (2014年10月5日投票) |
投票率 62.62% 10,116 票(落選) |
大村市議会議員選挙 (2015年4月26日投票) |
投票率 57.08% 4,437.54 票(当選) |
大村市長選挙 (2015年10月27日投票) |
投票率 60.69% 23,339 票 (当選) |
大村市長選挙 (2019年10月27日投票) |
無投票 (当選) |
園田裕史氏/大村市長選挙の引退の可能性は?
園田裕史氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
大村市議会議員選挙に3期当選していることや、市長選においても2期連続当選しているなどの結果から、市民や支援者からの期待や信頼は厚いものと考えられます。
市の発展に対する想いや、政策面でも、今後、実施すべきことが多くあるとの認識からも、現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
2015年、当時の市長が死亡したため行われた市長選では、県議会議員であり、亡くなった市長の長男でもあった対立候補を退けての当選、2期目の2019年は無投票での当選でした。2期にわたる市長経験により、確実に大村市内での活動地盤や支持基盤を獲得している園田裕史氏です。
現職市長として、大村市をこれまで以上に発展させるためという決意を持っての3期目の出馬になります。
現時点では、自民党県連が支援する元県議会議員の北村貴寿氏、学芸員として大村市に勤めていた無所属で新人の稲富裕和氏が出馬を表明しています。
今後の大村市の将来を占う選挙になると思われます。市民にとって結果が注目される選挙です。
最後までお読みいただきありがとうございました。