今回の記事では2025年5月11日告示、5月18日投開票予定の和光市長選挙に出馬予定のしばさき光子氏について記事をまとめていきます。
しばさき光子氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
しばさき光子/和光市長選挙の経歴は?
名前 | 柴崎光子(しばさきみつこ) |
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生年月日 | 1974年12月9日 |
出身地 | 埼玉県和光市 |
最終学歴 | 富士見高等学校卒業、 学習院大学経済学部卒業 |
職業(前職) | 和光市長(現職) |
趣味 | 動物園・野鳥公園・植物園に行くこと、公園などを歩くこと、ヨガ、お笑い、犬のお世話(柴犬) |
しばさき光子氏は、和光市に生まれ、農業を営む両親と2人の妹、祖母との6人家族で育ちました。
練馬区の富士見中学校・高等学校を経て、学習院大学経済学部へ進み、大学在学中は、国際経済に興味を持ち、国際貿易・経済ゼミに所属していました。
卒業後、税理士を目指し、1997年にソフィア税理士法人に入所されたそうです。
その後、PwC税理士法人、EY税理士法人など複数の税理士法人に勤務し、主に外資系企業の税務申告やコンサルティング業務を担当されました。
2012年には独立し柴﨑光子税理士事務所を設立、2014年から2017年まで和光市監査委員として市の監査業務に従事しておられました。
しばさき光子氏は結婚して本名は池田光子氏ですが、2014年和光市監査委員を務める際は職務上の氏名として旧姓を使用されています。
この経験をしばさき光子氏は、生まれて以来住んでいた地元和光市の事情について、主に財政を通して見つめることになり、初めてこれまでとは違う客観的な視点で見ることが出来た、と振り返っておられます。
実際、この監査委員を務めたことによりしばさき光子氏ご自身が、和光市の財政状況や今後に対する興味と、どのように関わるかを考えられたのと同時に、のちの市長選挙出馬のきっかけになったと推察されます。
2018年からはシンガポールに家族とともに滞在し、日本人経営の投資ファンドで財務・経理業務を担当しました。
2021年に帰国し、同年5月の和光市長選挙に、前市長の後継者にと強い要請を受け、無所属で出馬、初当選を果たし、初の女性市長となりました。
市長の行政文書などの氏名表記については、国の行政機関などにおける旧姓使用の状況も踏まえ、原則として旧姓である「柴﨑光子」を使用していることを公表されています。
市長としては、予算編成や市民との交流イベントへの参加など、多岐にわたる業務をこなすなかでも、「しば cafe」という意見交換会を3回実施(うち2回は女性限定)し、市政に対する要望を聞いてらっしゃいます。
それら市民からの要望を形にするため2期目での実現を目指して今回の市長選に出馬表明をされています。
資格としては、税理士、英語検定準1級、TOEIC 950点、中国語検定4級をお持ちです。
しばさき光子氏公式サイト
しばさき光子氏Facebook
しばさき光子氏Instagram
しばさき光子氏YouTubeチャンネル
しばさき光子氏X
しばさき光子/和光市長選挙の学歴は?
しばさき光子氏の学歴は、練馬区の富士見中学・高校卒業、学習院大学経済学部経済学科卒業です。
出身高校は?
富士見高等学校は、東京都練馬区に所在する学校法人山崎学園の富士見中学校高等学校で、2011年度から高校募集を停止し、現在は完全中高一貫校になっています。
前身は、1924年4月本間則忠によって設立された富士見高等女学校ですが、1940年3月には山崎種二が運営を引き継ぎ、財団法人山崎学園を設立しました。
その後、学制改革によって富士見中学校、富士見高等学校を開校し、1951年2月には、財団法人から学校法人山崎学園に変更されました。
「純真・勤勉・着実」が建学の精神として引き継がれている私立女子校です。
富士見中学校高等学校は、中高一貫校として6年間のキャリア教育が計画的になされ、進路実績も早慶上智やGMARCHといった難関私立大学への多くの合格者を輩出しています。
もちろん、国公立大学への進学者や医学部医学科への合格者も多く、バランスの取れた進学実績を誇っています。
出身大学は?
学習院大学は東京都豊島区に位置する私立大学で、1847年に京都御所内で開講された「学習所」を起源とし、1877年に東京で「学習院」として開学、1949年に新制大学として再編されました。
現在、法学部、経済学部、文学部、理学部、国際社会科学部の5学部17学科を擁し、人文科学・社会科学・自然科学の幅広い分野で教育と研究を行っています。
学習院大学経済学部経済学科は、経済理論の基礎から応用までを体系的に学び、実社会で活用できる分析力と実践力を養うことを目指しています。
1年次には、ミクロ経済学・マクロ経済学・統計学などの基礎科目を通じて、経済学の基本的な思考法を習得します。
2年次以降は、財政学、金融論、国際経済学などの応用科目を学び、専門性を深めていきます。
また、少人数制のゼミナールを通じて、主体的な研究活動やプレゼンテーション能力の向上を図ります。
さらに、英語で経済学を学ぶ科目や外国書講読など、国際的な視野を養うための教育も充実しており、グローバルな経済問題に対応できる人材の育成を目指しています。
卒業後は、金融機関、官公庁、一般企業など多岐にわたる分野で活躍する卒業生を輩出しています。
しばさき光子/和光市長選挙の家族は?
しばさき光子氏のご家族は、夫、子ども2人、両親、犬(柴犬)1匹です。
また、ご本人には二人の妹さんがいらっしゃいます。
農業をされているご両親のもとに産まれたしばさき光子氏ですが、ご実家で現在、ブルーベリー農園を経営されているそうです。
しばさき光子/和光市長選挙の年収は?
しばさき光子氏の和光市長時代の年収についてまとめていきます。
和光市のホームページによると特別職市長の報酬は月額847,000円、期末手当は4.15月分です。
期末手当:847,000円×4.15月分=3,515,050円
年収:10,164,000万円+3,515,050円=13,679,050円
しばさき光子氏が和光市長として得ている年収は約13,679,050円と予想されます。
しばさき光子氏は、柴崎光子税理士事務所を設立していますが、現在は休業しておられ、そのほかの収入についても確認できませんでした。
しばさき光子/和光市長選挙の実績や評判は?
しばさき光子氏は、2021年に和光市初の女性市長として就任し、福祉の充実や行政改革を掲げて市政を推進しています。
税理士としての豊富な経験を活かし、財政の健全化や市役所のDX(デジタルトランスフォーメーション)化に取り組んでいます。
また、女性や子どもの貧困対策、35人学級の実現など、教育・福祉分野での施策も進めています。
市民との対話を重視し、広沢地区の複合施設「わぴあ」を中心としたエリアマネジメントにも力を入れています。
一方で、副市長の任命を巡る市議会との対立により、2024年には市長・副市長ともに給与減額の処分を受けるなど、課題も抱えています。
しかし、国際的な視野と地域への愛着を持ち合わせたリーダーとして、和光市の発展に尽力しておられ、市民からの信頼も高まっておられます。
しばさき光子/和光市長選挙の公約は?
しばさき光子氏は、公式サイトにおいて2期目に向けて新たな政策として、下記のように載せています。
“地域コミュニティをさらに一歩前へ”
コロナ禍においては、市民の皆様と直にお話しする機会も少なく、また市民同士の交流機会も少なくなってしまいました。最新の自治会加入率も35%を下回っています。そこで、新たな政策の柱に「市民同士の結びつきの確保」を掲げ、様々な取組を進めます。
【具体的政策】
●あらゆる市の施策に「コミュニティ活性化に繋げる」という視点を加えます
●異なる分野で活躍する市民団体をマッチングして、活動の輪を大きくします
●和光樹林公園を「市民の交流拠点」にします
<しばさき光子の重要政策 その2>
“不登校や発達支援を含むこどもの居場所づくりををさらに一歩前へ”
昨年から「しばcafe」という意見交換会を3回実施しました。しばcaféの参加者の方から最も多くいただいた声は「不登校」や「発達支援」に関するご意見でした。私もさらに力を注ぎたいと考えているのがこの分野です。子育て家庭に寄り添う教育・福祉の推進を2つ目の重要政策として取り組んでまいります。
【具体的政策】
●「多様な居場所」と「学びの選択肢」をつくって、未然防止→早期発見・支援→長期化対応体制を築きます
●お子さんの心身の発達を、運動を通して促す「 運動療育施設(ジム)」を開設します
●「朝の小1の壁」を解消するため小学生の「 朝の居場所づくり」を行います
和光市の公式サイトにおいては、市民との対話を重視し、共に未来の和光市を築いていく姿勢がうかがえます。
しばさき光子/和光市長選挙の立候補した理由は?
しばさき光子氏が市長選に立候補した明確な理由は確認できませんでしたが、3月31日、次期市長選に再選を目指して無所属で立候補する意向を表明する記者会見を行いました。
1期4年間の実績を評価しながらも、これまで取り組んできた福祉行政の再構築やデジタル化、市役所の総点検など「1期目にスタートした改革の完遂」を訴えておられました。
特に、新型コロナ対応や高齢者・障がい者支援、子育て支援など、まだ途上にある課題を「続けて前に進めたい」との思いが強調されました。
しばさき光子/和光市長選挙の選挙結果は?
しばさき光子氏はこれまで、和光市長選挙選挙に1回立候補して当選され、初の女性市長に就任しています。
2021年05月23日投票日、和光市長選挙。投票率45.5%、得票数18,387票で当選。
しばさき光子/和光市長選挙の引退の可能性は?
しばさき光子氏の引退に関する情報は確認できませんでした。
しばさき光子氏は和光市での初の女性市長として、市民からの期待も大きく、ご本人もこれまで意欲的に市政改革に取り組んでこられました。
仮に今回の市長選で落選したとしても、税理士としての経験や実績を活かして再び市政への挑戦はされると思われます。
まとめ
今回の和光市長選挙には、しばさき光子氏の他に、和光市議会議長の安保友博氏が先に無所属で立候補する意向を表明しており、選挙になる見通しです。
和光市は前市長の際の不祥事や、副市長の任命を巡る市議会との対立により、市長・副市長の給与減額処分などをしたことで、市政への信頼回復が大きな課題となっているともいえます。
現職のしばさき光子氏にとっては、1期目市政の是非を問われる選挙ともなりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。