任期満了に伴う鴨川市長選(2025年3月2日告示、3月9日投開票)で、佐々木久之氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、佐々木久之氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
佐々木久之/鴨川市長選挙の経歴は？
佐々木久之氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
| 名前 | 佐々木久之(ささきひさゆき) |
|---|---|
| 生年月日 | 1970年1月16日 |
| 出身地 | 鴨川市 |
| 最終学歴 | 帝京大学経済学部卒業 |
| 職業(前職) | 鴨川市議会議員 |
| 趣味 | ゴルフ・釣り |
佐々木久之氏は1970年1月16日に鴨川で生まれ、高校卒業後、帝京大学経済学部に入学しています。
2014年に鴨川市議会議員選挙に出馬し初当選、以後3期にわたり議員職を務めました。
社団法人鴨川青年会議所の理事長や日本青年会議所関東地区千葉ブロック協議会の監事などを歴任したほか、社会福祉法人悠人会 嶺岡園の評議委員や鴨川市教育委員会の委員長、鴨川市観光協会の総務委員会委員長なども務めました。
近年では、千葉県採石事業協同組合の専務理事や鴨川松島再生プロジェクト協議会の会長として活動しています。
佐々木久之/鴨川市長選挙の学歴は？
佐々木久之氏が卒業した高校は千葉県立長狭高等学校、卒業した大学は帝京大学経済学部と記載がありました。
出身高校は？
千葉県立長狭高等学校は千葉県鴨川市横渚に所在する公立の高等学校であり、全日制と定時制の普通科があります。
2年次からは文系、理系、医療福祉コースに分かれ、特に医療福祉コースでは亀田総合病院と提携し、地域医療に根差した教育に力を入れています。
病院職員による出前授業や生徒の実地訓練など、公立高校としては珍しい取り組みが特徴です。
地域社会との連携を重視し、生徒の進路に合わせた多様な学びを提供しています。
出身大学は？
佐々木久之氏が入学した帝京大学は、1966年に設置された私立大学です。
帝京大学は、東京都板橋区に本部を置く私立大学で、「自分流」という哲学を基に、自立した人材育成を目指しています。
実学、国際性、開放性を教育指針の柱とし、社会に直結した実践的な学びを重視しています。
10学部33学科を擁する総合大学であり、医療系学部が充実している点も特徴です。
医療現場での臨床教育実習や、キャリア教育を通じた学生の就職支援にも力を入れています。
佐々木久之/鴨川市長選挙の家族は？
家族構成についてですが、佐々木久之氏のホームページにて、「妻・長女・長男」との記述がありました。
ご家族それぞれのお名前等の詳細の情報は見当たりませんでした。
佐々木久之/鴨川市長選挙の年収は？
佐々木久之氏はこれまで鴨川市議会議員を3期務めています。
参考として、鴨川市議会議員の給与月額は319,200円との記載がありました。
(参照：千葉県鴨川市の人口・財政・選挙・議員報酬｜政治山)
このことから、鴨川市議会議員の給与を年収に換算すると、
期末手当が年間の支給割合で4.3ヶ月分＝1,372,560円支給されますので、おおむねの年収は合計で5,202,960円の計算となります。
佐々木久之/鴨川市長選挙の実績や評判は？
佐々木久之氏は、社団法人鴨川青年会議所理事長などの要職を歴任し、地域社会に貢献してきました。
現在は鴨川市議会議員として、地域課題の解決に尽力する傍ら、2025年の鴨川市長選挙に向けて活動を展開しています。
2月には後援会の事務所開きを行い、総決起大会では多くの支持者から激励を受けました。
地域住民との交流を重視し、朝の挨拶回りやミニ集会を通じて、市民の声を直接聞いて政策に反映しようと努めています。
農業協同組合や峯岡航友会からの推薦状を受け、地域の産業振興にも力を入れており、伝統行事にも積極的に参加し、地域文化を大切にする姿勢を示しています。
また、オルカ鴨川FCのシーズン報告会に出席するなど、スポーツ振興にも関心を寄せています。
佐々木久之/鴨川市長選挙の公約は？
佐々木久之氏のホームページには地元鴨川を活性化させるための政策が掲げられています。
1. 教育・子育てしやすい街づくり
2.便利で住みやすい街づくり
3.安心・安全、災害に強い強い街づくり
4.観光拠点となる施設の整備と経済活性化
5.財政健全化と情報公開
(参照：佐々木久之の政策 ¶ 鴨川市議会議員 佐々木 久之 公式サイト)
佐々木久之氏の政策は、教育・子育て、利便性、安全・防災、観光振興、財政健全化の5つを柱としています。
教育面では、GIGAスクール構想の推進や子育て世帯への経済的支援、医療費無償化の拡充を検討し、安心して住める街づくりを目指しています。
利便性向上のため、学校跡地を活用したサテライトオフィスの提供や公共交通の見直しを行い、移住・定住を促進するとのことです。
防災面では、避難所の見直しや防災訓練の充実を図り、災害に強い街づくりを目指しています。
観光振興では、地域の資源を活かした観光まちづくりを進め、観光予算の拡充と大胆な予算配分を行う方針を示しています。
財政健全化と情報公開にも取り組み、効率的な行政運営と市民への説明責任を果たす方針を示しています。
佐々木久之/鴨川市長選挙の立候補した理由は？
佐々木久之氏は鴨川市長選出馬において、以下のように語っています。
市内で記者会見した佐々木さんは、現職の長谷川孝夫市長（75）が出馬しない意向を表明したことに触れ「私が長谷川市長の後を継いで出馬したい」と述べた。
(参照：3月の鴨川市長選挙 佐々木久之市議が出馬表明 「現職の後を継ぎたい」：東京新聞デジタル)
また、佐々木氏は議員になった理由について以下のように語っています。
地元に戻り、青年会議所をはじめ他団体に所属し、ボランティア活動を通じより地域を好きになり地域の繋がりを深く感じ私たちが生まれ育ったこのまちを5年後、10年後さらには子、孫の代まで「住んで良かった」「学んでよかった」「生まれてよかった」と思えるまちにしていきたい。
また政治家に対する世間のイメージが悪くこれを払拭していきたい。「政治が駄目だ」「政治家が駄目だ」と自分を安全地帯において非難したところで社会は何一つ変わりません。自らが率先して行動すること、官民一体となり地域の様々な問題に立ち向かい安心安全なまちづくりを目指し議員になりました。
(参照：よくある質問 ¶ 鴨川市議会議員 佐々木 久之 公式サイト)
今回の鴨川市長選に向けては、主に市長として民間の創意工夫を活かしたい思いを会見やその他SNSでも強調しています。
佐々木久之/鴨川市長選挙の選挙結果は？
過去、佐々木久之氏は鴨川市議会議員選に3回出馬しています。
過去出馬した選挙の結果は以下の通りです。
| 鴨川市議会議員選挙 (2014年05月25日) |
投票率63.93% 得票数：1,102 票[当選] |
|---|---|
| 鴨川市議会議員選挙 (2018年05月27日) |
投票率63.67% 得票数：1,269 票[当選] |
| 鴨川市議会議員選挙 (2022年05月22日) |
投票率60.38% 得票数：1,199 票[当選] |
佐々木久之/鴨川市長選挙の引退の可能性は？
佐々木久之氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
長年鴨川で活動を続けており、市政への強い思いを考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
地元鴨川を中心に活動基盤を築き上げてきた佐々木久之氏。
現段階で鴨川市長選挙には佐々木久之氏のほかに、前職の亀田郁夫氏が立候補を表明しています。
対抗相手となる亀田郁夫氏は、17年の市長選に立候補し、初当選しており、前職が進めていた地方創生事業を大きく軌道修正した実績があります。
3期市議を務めた実績のある佐々木久之氏が、他の候補者に対してどこまで支持を拡大できるかが、今回の選挙では注目されるものと思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。