任期満了に伴う豊田市長選(2024年1月7日告示、1月14日投開票)で、太田稔彦氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、太田稔彦氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
太田稔彦/豊田市長選挙の経歴は?
太田稔彦氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 太田稔彦(おおたとしひこ) |
---|---|
生年月日 | 1958年6月1日 |
出身地 | 愛知県豊田市 |
最終学歴 | 早稲田大学商学部卒業 |
職業(前職) | 豊田市役所総合企画部長~豊田市長 |
趣味 | 非公表 |
太田稔彦氏は1958年に愛知県豊田市で生まれ、高校卒業後、早稲田大学商学部に入学しています。
大学を卒業したのちは、1977年に豊田市役所に入り、行政経営課長や総合企画部長などを務めました。
2012年に初めて豊田市長選挙に出馬し無投票当選し、現在は3期目を務めています。
市長としては、「(仮称)豊田市博物館基本計画」の策定やゼロカーボンシティ宣言などの事業を推進しています。
また、全国市長会の副会長や中核市市長会の会長なども過去には務めており、地方自治のリーダーとしても活躍しています。
太田稔彦/豊田市長選挙の学歴は?
太田稔彦氏が卒業した大学は早稲田大学商学部と記載がありました。
出身大学は?
太田稔彦氏が入学した早稲田大学は、1920年に設置された私立大学です。
全国的にもあらゆる方面で大学としての知名度は高く、特に同大学の政治経済学部は、日本国内の私立大学文系学部における最難関に長年位置づけられているとのことです。
卒業生は政界・官界・財界・メディア界など多くの業界で人材を輩出しています。
太田稔彦/豊田市長選挙の家族は?
家族構成についてですが、ご家族それぞれのお名前等の詳細の情報は見当たりませんでした。
また、お子様についての記述はありませんでした。
太田稔彦/豊田市長選挙の年収は?
太田稔彦氏はこれまで豊田市長を3期務めています。
参考として、豊田市長の給与月額は1,129,000円との記載がありました。
(参照:報酬・政務活動費 | 豊田市議会)
このことから、豊田市長の給与を年収に換算すると、
期末手当が年間の支給割合で3.3ヶ月分=3,725,700円支給されますので、おおむねの年収は合計で17,273,700円の計算となります。
太田稔彦/豊田市長選挙の実績や評判は?
太田稔彦氏は先述の通り、直近では豊田市長を務めています。
太田稔彦氏は、2012年から豊田市長を務めており、現在は3期目の任期中です。市長としての主な実績を以下にまとめます。
・2017年にアウトドア総合メーカーのスノーピークと共働による、「まちづくりパートナーシップ協定」を締結し、2020年には鞍ケ池公園にキャンプ場やカフェを整備して2021年の新装オープンを果たし、アウトドアによる観光振興に務めました。
・2018年に小学校の児童が熱中症で死亡した事故を受け、21年度までに完了させる予定であった小中学校の教室へのエアコンを設置する工事を前倒しで進め、2019年6月末で完了させる目処を立てました。
・2019年に新たな博物館の建設計画を策定し、二酸化炭素排出量を2050年までに実質ゼロにするゼロカーボンシティを宣言しました。
・2020年に新型コロナウイルス感染症対策として、休園中のこども園と休校中の小中学校の給食費を7月の学期末まで無償化し、市内の中小企業と個人事業主に対する市独自の給付を実施しました。
・2021年1月、トヨタ自動車が前年12月25日に発売した超小型電気自動車「C+pod(シーポッド)」を訪問診療用に活用すると発表し、豊田地域医療センターでの使用を進めました。
3期に渡り、上記のような各種産業・地域への貢献実績を積み重ねてきたことからも、市民からの期待も厚いものであると思われます。
太田稔彦/豊田市長選挙の公約は?
太田稔彦氏は1月28日に名鉄豊田市駅の駅前にある広場で演説の第一声を発し、支持者らを前に支持を訴えました。
「子どもたちが、このまちで暮らし続けたいと思ってもらえるようなまちづくりを、皆さんと共にいま一度やらせてください」
(参照:一本化の「慣例」崩れた豊田市長選、告示 現新の一騎打ちに 愛知 [愛知県]:朝日新聞デジタル)
市政の課題にEV化が進む自動車産業の変革や水道管をはじめとするインフラ老朽化、少子高齢化などを挙げ、「誰一人取り残されないまちづくり・誰もが自分らしく暮らせるまちづくり・市役所の抜本的改革」の三つの重点政策を中心とした政策を示すことを表明しています。
太田稔彦/豊田市長選挙の立候補した理由は?
太田稔彦氏は豊田市長選出馬において、以下のように語っています。
(参照:豊田市長選挙、現職・太田稔彦さん立候補表明「コロナ禍後のまちづくりを軌道に」:中日新聞Web)
今回の豊田市長選に向けては、主に各種市民団体との関係強化によるまちづくりの進展を会見やその他SNSでも強調しています。
3期目の4年間については、2020年からのコロナ対策に追われ続けたことをふり返っており、本来目指す政策実現に向けて4期目も動いていきたい、という思いを持って出馬に至ったものと考えられます。
太田稔彦/豊田市長選挙の選挙結果は?
過去、太田稔彦氏は豊田市長選に3回出馬しています。
過去出馬した豊田市長選の結果は以下の通りです。
豊田市長選挙 (2012年02月05日) |
投票率-% 得票数:– 票(無投票当選) |
---|---|
豊田市長選挙 (2016年02月07日) |
投票率47.76% 得票数:132,611 票(当選) |
豊田市長選挙 (2020年02月09日) |
投票率36.56% 得票数:102,617 票(当選) |
太田稔彦/豊田市長選挙の引退の可能性は?
太田稔彦氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
長年愛知県豊田市で活動を続けており、市政への強い思いを考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
地元愛知県豊田市を中心に活動基盤を築き上げてきた太田稔彦氏。
現段階で豊田市長選挙には太田稔彦氏のほかに、元自民党県議の新人・鈴木雅博氏が立候補を表明しています。
今回の豊田市長選は、これまで市議会の各会派や各種団体の代表らが相乗りできる候補者を協調して選び、一本化して支援する慣例が崩れた選挙戦となりました。
対抗相手となる鈴木氏は、市独自の障害者雇用支援体制の確立など福祉施策や子育て支援策の拡充を訴えています。
市長を3期務めた実績のある太田稔彦氏がそれに対してどこまで支持を拡大できるかが鍵であると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。