大野元裕/埼玉県知事選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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大野元裕/埼玉県知事選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も! 知事

任期満了に伴う埼玉県知事選(2023年7月20日告示、8月6日投開票)で、大野元裕氏が出馬の意向を表明しました。

こちらのページでは、大野元裕氏の

・経歴
・家族
・年収
・選挙結果

などについて記事を書いていきます。

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大野元裕/埼玉県知事選挙の経歴は?

大野元裕氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。

名前 大野元裕(おおのもとひろ)
生年月日 1963年11月12日
出身地 埼玉県川口市
最終学歴 慶應義塾大学・国際大学卒業
職業(前職) 埼玉県知事
趣味 スポーツ全般、落語やコメディ映画を見ること

大野元裕氏は1963年に埼玉県川口市で生まれ、高校卒業後、慶應義塾大学・国際大学に入学しています。

大学卒業後は、1989年4月に外務省に入省し、在イラク日本大使館専門調査員のほか、ヨルダン、シリアの日本大使館で書記官を務めるなどしています。

また1989年から国際大学中東研究所非常勤研究員を務めたほか、東京大学教養学部、青山学院大学大学院でも非常勤講師、日本テレビ・ニッポン放送のコメンテーターを務めています。

2010年の第22回参議院議員通常選挙に民主党公認で埼玉県選挙区から立候補し得票数3位で初当選して以降は、参議院議員を務め、2019年には埼玉県知事選挙に立候補し当選しています。

大野元裕氏 公式サイト

大野元裕氏 Twitter

大野元裕氏 Facebook

大野元裕氏 Instagram

大野元裕/埼玉県知事選挙の学歴は?

大野元裕氏が卒業した高校は慶應義塾高等学校、卒業した大学は慶應義塾大学・国際大学と記載がありました。

出身高校は?

慶應義塾高等学校は東京都中野区に所在する私立の高等学校であり、通称塾高(じゅくこう)と地元で呼ばれています。代表的には卒業生には衆議院議員の石破茂氏、俳優の石原裕次郎さんなどがいらっしゃいます。

部活では特に硬式野球部が有名であり、全国高等学校野球選手権記念大会に過去18回出場、明治神宮大会で優勝した記録を持つ強豪です。

出身大学は?

大野元裕氏が入学した慶應義塾大学は、1920年に設置された私立大学です。

慶應義塾大学は、日本の私立総合大学であり、創設は1858年で、日本で歴史ある大学として知名度、評価の高い大学の一つとして知られています。

学部・研究科の数は多く、幅広い学問分野をカバーしており、特に法学部や経済学部が有名で、ビジネスや法律の分野で高い評価を受けています。

また、薬学部や医学部も存在し、医療分野の貢献にも力を注いでいます。

2022年の日本経済新聞社と日経HRの「人事が見る大学イメージ調査」でも、慶應義塾大学は関東・甲信越地域で第6位にランクインしました。これは、地域内の企業の人事担当者からも慶應義塾大学に対する評価が高いことを示しています。

その後大野元裕氏が入学した国際大学は、日本の私立大学であり、本部は新潟県南魚沼市に位置しています。

大学は1982年に創立された大学であり、日本で初めて学内の公用語を英語にするなど、少数精鋭教育を主眼とし、大学院研究科、研究所は世界ランキングでも上位に位置付けられています。

文部科学省も、国際大学をスーパーグローバル大学創成支援事業の「グローバル牽引型大学」に指定し、国際競争力の強化を支援するなど、国内外で高い評価を受けている大学の一つと言えます。

大野元裕/埼玉県知事選挙の家族は?

家族構成についてですが、大野元裕氏のホームページにて、妻、子供3人との記述がありました。

ご家族それぞれのお名前等の詳細の情報は見当たりませんでしたが、奥様は過去の大野氏の選挙運動中に応援に駆けつけるなど、家族の仲の良さがTwitterなどの投稿で表れています。

ご家族それぞれのお名前等の詳細の情報は見当たりませんでした。

また祖父は元川口市長の大野元美氏であり、大野氏の政治家へ進む意欲は元美氏から影響を受けたものとされています。

大野元裕/埼玉県知事選挙の年収は?

大野元裕氏は直近では埼玉県知事を務めています。

埼玉県知事の年収は2021年度分が公開されており、知事給与のほか関連会社からの報酬を含めた給与所得は2956万円とのことで、41知事平均額の1・6倍との記述がありました。
(参照:大野知事の給与所得は2956万円 41知事平均額の1・6倍 埼玉県、2021年の資産公開|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題)

県知事の年収としては、埼玉県の公開情報より、埼玉県知事の給与月額は1,420,000円、期末手当が年間の支給割合で3.25ヵ月分との記載がありました。
(参照:埼玉県の給与・定員管理等 – 埼玉県)

なお、大野氏は2021年2月には知事のみボーナスを全額カットする条例案を提出しています。

大野元裕/埼玉県知事選挙の実績や評判は?

大野元裕氏は先述の通り、過去は参議院議員、直近では埼玉県知事を務めています。

2019年埼玉県知事選挙に立候補した際の公約には、「あと数マイルプロジェクト」と称した埼玉県下の東京都内が終点となっている路線の延伸計画の推進のほか、埼玉県警察本部の独立庁舎建設を掲げていました。
(参照:日本一暮らしやすい埼玉を実現する政策集2019公開しました。 | 大野もとひろ 埼玉県知事 公式サイト)

埼玉県知事の実績としては、

・2019年 豚熱、台風19号
・2020年~ 新型コロナウィルス対策
・2021~22年 鳥インフルエンザ対応

といった災害・疫病対応などが挙がっており、大野氏自身も「危機管理に追われた4年間だった」と総括しています。

任期内の実績は他にも「埼玉版スーパー ・シティプロジェクトの推進」「公共事業推進と並行した財政健全化」などを挙げており、詳細な内容は4月に開催した政策発表時に表記されています。
(参照:本日・政策発表会を開催いたしました。 | 大野もとひろ 埼玉県知事 公式サイト)

また、参議院議員時代からの政策・主張としては、受動喫煙防止を目的とした健康増進法改正について原則屋内禁煙に反対しており、松原仁氏が発足した分煙推進議員連盟に所属し、法律案骨子に携わっていました。

2017年に厚生労働省が発表した原則屋内禁煙の法案については「断固反対」の主張を示しています。

大野元裕/埼玉県知事選挙の公約は?

大野元裕氏のホームページには地元埼玉県を活性化させるための政策が掲げられています。

1:少子高齢化/災害の頻発・激甚化に対応可能な未来を見据えたまちづくり
2:持続的な発展に向けた戦略的転換
3:デジタル・トランスフォーメーションと行政改革を新たなフェーズへ
4:あらゆる人が生き生きと活躍できる居場所と社会を

(参照:本日・政策発表会を開催いたしました。 | 大野もとひろ 埼玉県知事 公式サイト)

県政の課題に人口減少を挙げ、その中でも成長が実現する県政を作り上げるための施策を行うために『ワンチーム埼玉』として県が直面する多くの課題に対応していく方針を示すことを表明しています。

大野元裕/埼玉県知事選挙の立候補した理由は?

大野元裕氏は埼玉県知事選出馬において、2月24日の県議会にて以下のように語っています。

「県内の首長や議員の皆さんに評価をいただいた。意見を重く受け止め、現在の任期だけでなく、その先についても県の中長期の礎を築くべく、準備を進めている」

(参照:埼玉県の大野元裕知事、再選出馬を表明 今夏の知事選 – 日本経済新聞)
今回の埼玉県知事選に向けては、主にICT(情報通信技術)などを活用したまちづくり・災害対応策など、1期目で実施された政策の継続実現に関する内容を会見やその他SNSでも強調しています。

また、政党の公認や推薦については自ら呼びかけないとして、「県民を可能な限り多く代表できる形で出馬したい」とした意思表明をしています。

埼玉県町村会と県市長会は2月、大野氏に再選出馬を相次ぎ要請しており、今回はそれを受けて引き続き自身の掲げる政策実現に向けて役割を果たしたいという思いを持って出馬に至ったものと考えられます。

大野元裕/埼玉県知事選挙の選挙結果は?

過去、大野元裕氏は参議院議員選に2回、埼玉県知事選に1回出馬しています。

過去出馬した選挙の結果は以下の通りです。

第22回参議院議員選挙
(2010年7月11日投票)
埼玉選挙区 557,398 票(当選)
第24回参議院議員選挙
(2016年7月10日投票)
埼玉選挙区 676,828 票(当選)
埼玉県知事選挙
(2019年08月25日投票)
投票率32.31% 923,482 票(当選)

大野元裕/埼玉県知事選挙の引退の可能性は?

大野元裕氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。

長年埼玉県で活動を続けており、県政への強い思いを考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。

まとめ

地元埼玉県を中心に活動基盤を築き上げてきた大野元裕氏。

現段階で埼玉県知事選挙には大野元裕氏のほかに立候補を表明した方は出てきていません。

今回の大野氏の埼玉県知事選への出馬を巡り、自民党埼玉県連と立憲民主党埼玉県連は、大野氏に対しそれぞれ県連として支持するとともに、独自候補を擁立しない方針を表明しています
(参照:自民、立民が現職・大野氏を「支持」 今夏の埼玉県知事選、独自候補を擁立せず 両県連が表明|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題)

これは与野党ともに大野氏のこれまでの実績を評価した上での対応と見られており、今後他の方の立候補表明があり選挙に至った場合、両党の支持層が大野氏の得票にどこまでつながるかが注目されると思われます。

最後までお読みいただきありがとうございました。