任期満了に伴う青森県知事選挙(2023年5月18日告示、同年6月4日投開票)に、現青森市長の小野寺晃彦氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、小野寺晃彦氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
小野寺晃彦/青森県知事選挙の経歴は?
小野寺晃彦氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 小野寺晃彦(おのでら あきひこ) |
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生年月日 | 1975年7月25日 |
出身地 | 宮城県仙台市 |
最終学歴 | 東京大学経済学部卒業 |
職業 | 現青森市長 |
趣味 | サッカー(フットサル)、アイスホッケー |
小野寺晃彦氏は、1975年に宮城県仙台市で生まれ、幼少のころに青森県八戸市に移り、八戸市立旭ヶ丘幼稚園、八戸市立旭ヶ丘小学校を卒業し、八戸市立大舘中学へ入学、その後、青森市立南中学校へ転向しています。
中学卒業後は、青森県立青森高等学校を経て、東京大学経済学部に進学し、卒業しています。
1999年に東京大学経済学部を卒業後、自治省(現総務省)に入省し、宮崎市財務部長や愛知県総務部財政課長などを歴任しています。
2016年に青森市長選挙に出馬して初当選、その後、2020年の同選挙にも当選し、市長を2期連続で務めています。
小野寺晃彦/青森県知事選挙の学歴は?
小野寺晃彦氏は、八戸市立旭ヶ丘大湊小学校を卒業し、八戸市立大舘中学から青森市立南中学校へ転向しています。中学卒業後は、青森県立青森高等学校を経て、東京大学経済学部に進学し、卒業しています。
出身高校は?
青森県立青森高等学校は、青森県青森市に所在する県立の高等学校です。
1900年に青森県第三中学校として創立され、1909年に改称された青森県立青森中学校と、1907年創立の青森県立青森高等女学校の2校を統合して、1950年に、男女共学の「青森県立青森高等学校」として発足しています。
青森県内でトップクラスの偏差値を誇り学力が高いことで有名な高等学校です。
卒業生の進路は、難関の国公立大学・私立大学への進学が中心になっています。
出身大学は?
東京大学は、東京都文京区にある国立大学です。わが国では最も著名な大学と言っても言い過ぎにはならないと思います。
小野寺晃彦氏が卒業した経済学部には、経済学科、経営学科、金融学科の3つの学科が設置されており、『理論、統計、政策、歴史のジャンルを超えた幅広い総合的知識をもち、国際的競争力・発信力をもつ人材を養成すること』を教育の目的としています。
同大学の卒業生には、政治、法曹、行政、経済、研究など、多くの分野で著名な人物が活躍しています。
小野寺晃彦/青森県知事選挙の家族は?
小野寺晃彦氏のオフィシャルサイトの家族欄には、「妻、長男、長女、次女」との記載があります。ここから小野寺晃彦氏の家庭は5人家族であると思われます。ただし、それぞれのお名前や年齢等の詳細な情報は見当たりませんでした。
小野寺晃彦/青森県知事選挙の年収は?
小野寺晃彦氏は、現職の青森市長です。以下に青森市長の収入を記載します。
青森市が公表している「青森市の給与・定数管理等について(2022年4月)」によると、現在の市長の給料は月800,000円(減額措置前は1,000,000円)になっています。
また、期末手当実績(2021年度)は3.2か月で、2,560,000円になっています。
期末手当は2,560,000円であるため、合計で12,160,000円になります。
小野寺晃彦/青森県知事選挙の実績や評判は?
小野寺晃彦氏は、これまで2期連続で青森市長に当選しています。これは、氏に対する多くの支持があっての結果であると思われます。
青森市長を2期務めた実績や経験に対する小野寺晃彦氏の支持者を中心とした青森市民からの期待は厚いものであると考えられます。
小野寺晃彦/青森県知事選挙の公約は?
小野寺晃彦氏は出馬会見の席上で、新たに取り組みたいと考える政策は多々あるが、大きく「教育」「産業」「地域」という3つの分野とそれぞれに対する以下のような取り組みを説明しています。
教育では、小中学校の全県での無償化、高等学校教育ではICT教育の充実への取り組み。
産業では、青森県の各地域それぞれの個性を生かした形での産業の創生への取り組み。
地域では、すべての市町村単位でタウンミーティングを実施し、県民の意見を聞く機会の創出、地域県民局を前面に押し出していく取り組み。
また、県政を引く継ぐことについても、「攻めの農林水産業」「立体観光」「行財政改革」の3点を掲げ、それぞれについての考えを述べています。
小野寺晃彦/青森県知事選挙の立候補した理由は?
小野寺晃彦氏は、1月22日に青森市内で記者会見を開き、6月の青森県知事選挙への出馬を表明しました。
会見では、いくつかの政策の考え方とともに、現青森市長であることから、自らの街で実施したことのない政策や、入る見込みのない税収を並べるようなユートピアを語るのではなくて、自分の街で実行していること、評価されていることを青森県に広げていくことを基本としてその実現を目指していくとの想いを述べています。
これまでの青森市長として行ってきた経験をベースにして、自身がやるんだという強い決意から出馬に至ったと考えられます。
小野寺晃彦/青森県知事選挙の選挙結果は?
小野寺晃彦氏は、これまでの記載のとおり青森市長に2期当選しています。
これまでの小野寺晃彦氏の選挙結果は以下の通りです。
青森市長選挙 (2016年11月27日投票) |
投票率48.78% 64,218 票(当選) |
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青森市長選挙 (2020年11月1日投票) |
投票率36.43% 71,738 票(当選) |
小野寺晃彦/青森県知事選挙の引退の可能性は?
小野寺晃彦氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
青森市政で実行してきたこと、評価されてきたことを、青森県政に着実に広げていくという小野寺晃彦氏。
青森県のこれからを担っていくという強い思いや実行しようとする政策の数々、また47歳という年齢からも、現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
小野寺晃彦氏は、これまで青森市長として青森市において、数々の政策を実行してきました。
今回は、これまでの経験や人脈を活かし、青森県の未来に向かって県知事へのチャレンジになります。
「県政を築き上げてきた先達や先輩に敬意を払い、地域の垣根を越えて40の市町村民と連携する。これまでの市政での実績を着実に広げる形で、明日の青森県を良くしていくために努めていく。」と述べています。
現段階で出馬表明を行っているのは、むつ市長であった宮下宗一郎氏、仙台市の元会社員の楠田謙信氏です。
特に、青森市長の小野寺氏とむつ市長の宮下氏は、ともに40歳代の市長、高校が同じ、小野寺氏は自治省、宮下氏は国土交通省の出身と、共通点を多く持つ2人です。
今回の選挙は、ともに政治家としては若手同士、県内の市長同士の県知事選になりそうです。今後の青森県の未来を占う選挙は、青森県民として注目すべき日になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。