2023年4月の日本銀行総裁の黒田東彦氏の任期満了に伴い、現在その後任選びが大変注目されています。
そんな中、副総裁候補として翁百合氏が、初の女性登用になるかと期待を集めています。
そこで今回は、翁百合氏の以下の内容などについて調べました。
- 経歴
- 家族
- 実績
- 金融政策
翁百合の経歴は?
翁百合氏のプロフィールを簡単にまとめました。
名前 | 翁百合(おきなゆり) |
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生年月日 | 1960年 |
出身地 | 東京都 |
最終学歴 | 慶應義塾大学修士課程修了 |
職業 | 日本総合研究所理事長 |
翁百合氏は慶応大学大学院経営管理研究科修士課程終了後日本銀行に入行します。
その後、日本総合研究所に入所し、現在では理事長を務めています。
そのほかにもブリヂストンや丸紅の取締役などを歴任しました。
翁百合の学歴は?
翁百合氏は田園調布雙葉小学校・中学校・高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部経済学科を卒業し、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程を修了しています。
翁百合の出身高校は?
田園調布雙葉高等学校は、東京都世田谷区玉川田園調布にある私立の中高一貫校です。
原則として、田園調布雙葉小学校または田園調布雙葉小学校付属幼稚園からの内部進学のみになっています。
幼きイエス会を母体としており、国内でも代表的ないわゆるお嬢様学校です。
毎年東京大学をはじめとする国立大学や難関私立大学への合格実績が多くあります。
また、有名人も数多く卒業しており皇后雅子さまの母校であることは有名です。
翁百合の出身大学は?
慶應義塾大学は、1858年に福澤諭吉が江戸に開いた蘭学塾から始まった、創立から160年を超える日本で最も長い歴史を持つ総合学塾です。
実学の重要性を説いた福澤諭吉の理念を受け継ぎ、教育、研究、医療を通じた社会への貢献を目指しています。
知名度やブランド力も日本ではトップクラスであり、さまざまな分野に多くの人材を輩出しています。
翁百合の家族は?
翁百合氏の夫は日本銀行時代に社内結婚した翁邦雄氏です。
翁邦雄氏は東京大学経済学部を卒業後、日本銀行に入行しました。
長らく日本銀行内部における金融研究の第一人者として活躍し、日銀エコノミストとして学界では有名な存在でした。
またその父で、翁百合氏の義父である翁次郎氏は、厚生事務次官、大平内閣、鈴木善幸内閣の内閣官房副長官を務めました。
また、日本総合研究所に転職後に、出産した子供が一人います。
翁百合の年収は?
翁百合氏の年収についてですが、調査しましたが情報は見つかりませんでした。
翁百合/次期日銀総裁候補の実績は?
翁百合氏は、エコノミストとして広く活躍しています。
そのほかにも公職として以下の役職を務めました。
政府税制調査委員会
経済産業省産業構造審議会委員
会計検査委員会計検査懇話会有識者委員
全世代型社会保障検討会議有識者
内閣官房新しい資本主義実現本部有識者
内閣官房国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議
ほかにも、公益財団法人総合研究開発機構理事など多岐にわたり、活躍しております。
翁百合は次期日銀総裁候補?
翁百合氏は次期副総裁のトップ候補として名前が挙がっています。
後任に翁百合氏が決定した場合、日本銀行の正副総裁に女性が登用されるのは初めてとなります。
欧米中銀ではすでに女性トップが誕生しており、日本はダイバーシティの推進で主要先進国に大きく後れを取っています。
岸田政権は、個性と多様性を尊重する社会を掲げており、女性の登用に大きな注目が集まっています。
このような見方もあり、翁百合氏の日銀正副総裁へのサプライズ人事の可能性は少なからずありそうです。
翁百合の金融政策は?
翁百合氏は、10年間にわたる日銀の大規模緩和は副作用が大きいとして、政府・日銀が結んだ政策協定を見直し、2%の物価目標などを柔軟化すべきとの認識を示しています。
また有識者委員を務める防衛力の増強については、財源として幅広い税目の活用を提言しています。
まとめ
2023年4月に任期満了を迎えるにあたって、日本銀行総裁の後任選びは、さまざまな予測が飛び交っております。
現時点では、日本銀行現副総裁の雨宮正佳氏、中曽広前副総裁、山口広秀元副総裁の名前が有力候補として挙がっています。
しかし、一方でダイバーシティの推進を掲げる岸田政権下においては、日本銀行初の女性の登用についても可能性があるとみられており、翁百合氏も候補の一人として名前が挙がっています。
岸田首相は、黒田東彦総裁を交代させる考えを明らかにしており、2月には国会に提示する意向を示しております。
日本の経済を左右する次期日銀総裁には誰がなるのか、個人的にも注目していこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。