任期満了に伴う能代市長選挙(2022年4月10日告示、4月17日投開票)で新人の落合康友氏が立候補する意向を表明されましたので、落合氏に関する情報をまとめてみました。
落合康友氏の
・経歴
・公約
・実績
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
落合康友/能代市長選挙の経歴は?
アメブロを投稿しました。
『出馬決意に至った経緯』#能代市
https://t.co/bYL7EKeocE— 落合やすとも|能代市長選挙4/10告示 (@yasutomo_ochiai) February 5, 2022
落合康友氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 落合康友(おちあいやすとも) |
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生年月日 | 1987年6月22日 |
出身地 | 秋田県能代市大森村 |
最終学歴 | 東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科卒業 |
職業(前職) | 能代市議会議員 |
趣味 | マクロビスイーツを食べること |
落合康友氏は1987年能代市大森村に生まれ、地元の高校から東海大学へと進学します。
そして大学3年生になった2008年にモンゴルへ旅行に行き、文明から遠ざかったモンゴルの大草原で孤立して生きる人々に大変感銘を受けたといいます。
人間の使命や自然との共存について深く考えるようになった落合氏はその後自然栽培農業に強い関心を持ち、ご両親の反対を押し切って大学4年進級を目前に一時退学してしまいます。
そのころは地元能代の復興のために働きたいという思いを持ちつつもご自身の未熟さも感じていたとのことで、関東地方でフリーターをしつつ独自に自然栽培の実践と研究を始めます。
一時退学していた東海大学にも2011年に再入学、翌年無事に卒業されました。
その後もインドやブータン王国への旅行、四国八十八ヶ所巡礼などさまざまな経験をへて2013年に能代市へ帰郷。
翌年行われた2014年能代市議会議員選挙に出馬し、県内歴代最年少となる26歳の若さで初当選を果たしました。
続く2018年の選挙も2期目の当選を果たされ、さらに2019年には市民団体「とうほく楽園の森づくり」を結成し森林整備のため精力的に活動されています。
趣味は動物由来の食材や小麦などを使わないマクロビスイーツを食べることで、ご自身がベジタリアンであることも公言されています。
落合康友/能代市長選挙の学歴は?
落合康友氏の学歴は能代市立能代商業高等学校卒業、東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科卒業です。
出身高校は?
能代市立能代商業高等学校は2013年に秋田県立能代北高等学校との統合によって閉校し、その後秋田県立能代松陽高等学校として新たに設立されました。
普通科・情報ビジネス科・国際コミュニケーション科の3つの学科からなり、「グローバルな視野で未来を切り拓く力を持つ人間の育成」という教育理念のもと地域社会・国際社会・産業社会それぞれで活躍できる人材の育成を目指しているとのことです。
また簿記検定や英語検定など、自分の進路に合わせた実用的な資格の取得にも力を入れています。
出身大学は?
東海大学は大東亜帝国という大学群の一つに数えられ、日本でもトップクラスとなる19の学部が設置された総合私立大学です。
東京のみならず神奈川・静岡・熊本・北海道など全国各地にキャンパスを展開しており、在籍地区以外のキャンパス・施設にも留学できる「キャンパス間留学制度」を設けて学生の学びを後押ししています。
また、学生が複数の分野について学び視野を広げることを目的として、他学部・他学科の科目についてもそのほとんどを履修することができる自由度の高いカリキュラムが設定されているそうです。
大学としての規模が大きく多数の研究機関を有していることから、教育機関のみならず学術研究機関としても高く評価されています。
落合康友/能代市長選挙の家族は?
落合康友氏のご家族についての情報ですが、現在妻・長男・次男の4人家族で生活されています。
長男は高校生、次男は昨年5月に生まれたばかりだそうです。
奥様は普段は専業主婦として家事・育児をこなしつつ、農林業のお手伝いをしたり議員秘書的なこともされるなど落合氏を強力にバックアップされているようです。
落合康友/能代市長選挙の年収は?
ここでは落合康友氏の年収についてまとめています。
能代市の公式サイトの情報によると、能代市議会議員の年収については以下の通りです。
期末手当:1274400円
年収:424万円+127万円=551万円
落合氏が能代市議会議員を務めてこられた際の年収は約551万円と予想されます。
これ以外にも収入はあるかもしれませんが、その他の収入に関する詳しい情報は得られませんでした。
落合康友/能代市長選挙の実績や評判は?
落合康友氏の実績についてですが、ご自身の公式サイトに議会報告や市民活動などの詳細が掲載されています。
市議会以外の場でも郷土の伝統を守っていく取り組みや自然栽培・自給自足の実践、野外交流イベントの開催など非常に多岐にわたった活動が見られます。
さらに自然栽培の聖地とされる石川県羽咋市や財政破綻で有名な北海道夕張市など、関心を持たれた自治体の取り組みを学ぶために直接ゲリラ視察に赴いたこともあるようです。
こうして簡単に調べてみただけでもその活動量に驚かされますし、ご自身のビジョンに沿った計画を次々に実行していかれる行動力にはとにかく圧倒されます。
落合康友氏の評判についてはとくに情報が得られませんでしたが、若くバイタリティーあふれる落合氏の今後に期待している市民も多いのではないかと予想されます。
落合康友/能代市長選挙の公約は?
落合康友氏は今回の能代市長選挙出馬にあたり具体的な政策を発表されました。
詳細はご自身のブログにも掲載されていますが、そこで挙げられた選挙戦に向けた“3本の矢”が以下の通りです。
2.官民連携で稼ぎまくるまち~持続可能な発展へ~
3.地方回帰時代の先駆者になれ~目標移住者年間100人~
子育て支援や農林業の振興、人口減少対策など重要課題に向けた提案が並びますが、一つ一つ細かく見ていくと新しい発想に満ちた先進的なアイデアが数多く見受けられます。
とくに自分たちで山林を管理して伐木していく「自伐型林業」と薪ストーブや籾穀ボイラーを利用した「地域循環エネルギーのまち」といった構想は非常に興味深く、これらが実現して最先端のモデル都市として能代市が注目されれば面白いなと感じました。
落合康友/能代市長選挙の立候補した理由は?
落合康友氏は今回の能代市長選挙に立候補された経緯についてブログで詳しく書かれています。
落合氏は能代市議として初当選された8年前から市長になることが夢だったと語り、「もし自分が市長だったら」という視点を常に持って議会活動に取り組んできたそうです。
個人的な事情でその情熱を失いかけた時期もあったそうですが今回の能代市長選挙でその思いが再びよみがえり、奥様やご両親の後押しも受けて立候補する決意に至ったとのことです。
落合康友/能代市長選挙の選挙結果は?
ここでは落合康友氏のこれまでの選挙結果についてまとめていきます。
2014年に行われた能代市議会議員選挙に新人として立候補された落合氏は得票数1194票で初当選。候補者全体では8番目の得票数で、投票率は71.05%でした。
続く2018年能代市議会議員選挙でも1216票を獲得し当選、投票率は66.35%となっています。
今回の能代市長選挙では5選を目指す現職候補を相手に戦うこととなり、とくに若い世代に対してどれだけ新しい可能性と期待を感じさせられるかが勝負になってきそうです。
落合康友/能代市長選挙の引退の可能性は?
落合康友氏の引退について調べてみましたが、詳しい情報は得られませんでした。
年齢的にもまだお若いうえにこれだけ精力的に活動されてらっしゃる方ですので、現時点で引退ということはまったく考えていないのではないかと思われます。
まとめ
今回落合康友氏の経歴やこれまでの取り組みについて調べてみて強く思ったのは、これだけ特異な経験を積まれた個性的な政治家はなかなか存在しないのではないかということでした。
一方で公約として掲げられた政策を見ていくと「これまでの経験に基づいてこういう考えに至ったのだな」と納得できる部分が多く、決してアイデアだけの絵空事ではないという説得力も感じさせられます。
これまで4期に渡り市長を務められてきた現職候補の壁は厚く厳しい選挙戦になることが予想されますが、落合氏には能代市の新たな道を切り拓いていく政治家の一人として今後の動向に期待したいなと思いました。