任期満了に伴う新発田市長選(2022年11月13日告示、11月20日投開票)で、二階堂馨氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、二階堂馨氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
二階堂馨/新発田市長選挙の経歴は?
二階堂馨氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 二階堂馨(にかいどう かおる) |
---|---|
生年月日 | 1952年2月15日 |
出身地 | 新潟県新発田市 |
最終学歴 | 拓殖大学政経学部中退 |
職業(現職) | 新発田市長 |
趣味 | 日本舞踊 |
二階堂馨氏は1952年に新潟県新発田市で生まれ、高校卒業後、拓殖大学政経学部に入学、その後中退しています。
大学を中退したのちは、1979年に新発田市議会議員選挙に初当選し、以後、8期の間市議会議員を務めました。
2010年11月に行われた新発田市長選挙では、JR新発田駅橋上化の是非を問い、財政負担が過大だとして中止を訴え無所属で出馬し初当選しました。
以降、2014年・2018年の市長選で続けて当選しており、3期もの間市長を務めています。
二階堂馨/新発田市長選挙の学歴は?
二階堂馨氏が卒業した高校は新潟県立新発田商工高等学校、大学は拓殖大学政経学部を中退と記載がありました。
出身高校は?
新潟県立新発田商工高等学校は新潟県新発田市に所在する県立の高等学校であり、現在は商業科を分離する形で新潟県立新発田商業高等学校と新潟県立新発田南高等学校に分立しています。
出身大学は?
二階堂馨氏が入学した拓殖大学は、1922年に設置された私立大学です。
元々は台湾の開拓を実施するための人材を育成する教育機関として開校した歴史があり、現在は国際開発の人材育成を主力としています。
二階堂氏が入学した政経学部は、早稲田大学・明治大学に次ぐ古い歴史を持ち、元々は台湾への入植者に関する行政・経営教育を実施する大学であったことから、現在でも法学は政治学の一分野としてのカリキュラム編成がなされています。
二階堂馨/新発田市長選挙の家族は?
家族構成についてですが、ご家族それぞれのお名前等の詳細の情報は見当たりませんでした。
また、お子様についての記述はありませんでした。
二階堂馨/新発田市長選挙の年収は?
二階堂馨氏はこれまで新発田市長を3期務めています。
参考として、新発田市長の給与月額は948,000円との記載がありました。
(参照:新潟県新発田市の人口・財政・選挙・議員報酬|政治山)
このことから、新発田市長の給与を年収に換算すると、
期末手当が年間の支給割合で3.2ヵ月分=3,033,600円支給されますので、おおむねの年収は合計で14,409,600円の計算となります。
二階堂馨/新発田市長選挙の実績や評判は?
二階堂馨氏は先述の通り、直近では新発田市長を務めています。
二階堂馨氏の評判についての詳しい情報は得られませんでしたが、新発田市長の仕事として、二階堂氏は自身のHPに記載する『新発田まちづくり実行プラン』にて以下のような実績を挙げたことを記しています。
産業振興:しばたん観光バスの商品化
少子化対策:中学生までの医療費無料化、第3子以降の保育料の無料化、子育て応援カードの実施、待機児童ゼロの実現
教育の充実:英語担当指導主事・学力向上支援員の導入、スクールソーシャルワーカーの設置、学校耐震化促進
財政:総人件費10%カット、新発田駅橋上化中止、市長報酬30%カット、公用車廃止
(参照:二階堂かおるオフィシャルサイト[新発田まちづくり実行プラン])
上記の市政の改善貢献を踏まえ、3期もの間市長を務めた実績があることからも、市民からの期待も厚いものであると思われます。
二階堂馨/新発田市長選挙の公約は?
二階堂馨氏のホームページには地元新潟県新発田市を活性化させるための政策が掲げられています。
① 食の循環によるまちづくり(農産物の第6次産業化=高付加価値化)
新発田の基幹産業は農業、今ある農業を強化・支援します。
② 活気あるまちづくり(観光振興)
月岡温泉を中心に、年間観光100万人を目指し、観光収入を増やします。
③ 4世代一緒に暮らせるまちづくり(産業振興・雇用・仕事)
食品団地を増成して企業を誘致、4年後の新規雇用500人を確保します。
④ 子育てしやすいまちづくり(子育て支援)
妊娠から就学まで切れ目ない母子支援「かかりつけ保健師制度」(仮称)を導入します。
⑤ 人が寄ってくるまちづくり(人口減ストップ、医療・福祉・教育)
新たに数学専任指導主事を配置、土曜学習教室を創設します。
⑥ 市民みんなでまちづくり(市民参加・情報公開・行財政改革)
市役所組織をスリム化するとともに市職員の総人件費5%カットを目指します。
「子どもたちの未来のため」として多くの政策を挙げており、上記の『新発田まちづくり実行プラン』といった方針を市長就任当初より示し続けています。
二階堂馨/新発田市長選挙の立候補した理由は?
二階堂馨氏は新発田市長選出馬において、以下のように語っています。
また1週間ほど前、人間ドックの内容をもとに主治医に相談したところ、健康上は問題がないとのことだったので、4期目に出馬したいと決意した」
と語っており、新発田市長選に向けては、主に脱炭素社会への推進、新発田産品におけるオーガニック化への取り組み、企業の誘致活動に向けて継続して取り組んでいくことを会見やその他報道でも強調しています。
(参照:「私の責任においてしっかり立ち上げたい」二階堂市長、新潟県新発田市の二階堂馨市長が4選目の出馬表明 | 新潟県内のニュース)
二階堂氏は2020年10月にはすい臓を患い入院した過去があり、今回においては、主治医から問題ないと判断されたことで、4期目への意欲に繋がり、出馬に至ったものと考えられます。
二階堂馨/新発田市長選挙の選挙結果は?
過去、二階堂馨氏は新発田市議会議員選に8回、新発田市長選に3回出馬しています。
そのうち、過去出馬した新発田市長選の結果は以下の通りです。
新発田市長選挙 (2010年11月21日投票) |
投票率65.47% 21,173 票(当選) |
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新発田市長選挙 (2010年11月21日投票) |
投票率35.65% 24,134 票(当選) |
新発田市長選挙 (2010年11月21日投票) |
投票率53.12% 26,292 票(当選) |
二階堂馨/新発田市長選挙の引退の可能性は?
二階堂馨氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
長年新潟県新発田市で活動を続けており、市政への強い思いを考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
地元新潟県新発田市を中心に活動基盤を築き上げてきた二階堂馨氏。
現時点で出馬を表明しているのは、現職の二階堂氏のみであり、「市民党」をうたう二階堂氏は、地元経済人のほか、市議会の半数以上が支持に回るとみられています。
約12年にわたり市長を務めた実績のある二階堂氏が今回も無投票当選となるのか、もしくは新たな政策を掲げる立候補者が表れるのか、注目される選挙であると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。