任期満了に伴う徳島市長選挙(2024年3月31日告示、同年4月7日投開票)に、現市長の内藤佐和子氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、内藤佐和子氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
内藤佐和子/徳島市長選挙の経歴は?
内藤佐和子氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 内藤佐和子(ないとう さわこ) |
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生年月日 | 1984年3月28日 |
出身地 | 徳島県徳島市 |
最終学歴 | 東京大学法学部卒業 |
職業 | 現徳島市長 |
内藤佐和子氏は、1984年に徳島県徳島市で生まれ、徳島市応神小学校、徳島文理中学校・高等学校を経て、2003年に東京大学の文科三類に入学しましたが、文科一類に受験をやり直し再入学しています。
大学在学中の20歳の時に、多発性硬化症という難治性疾患に罹患したようですが、2010年には法学部政治コースを卒業しています。
2005年より、家業の機械製造会社「株式会社応神鉄工」の取締役に就任し、2010年に地元の徳島県に戻っています。
2020年の徳島市長選挙に初出馬して初当選し、現在徳島市長を務めています。
当選時の年齢は36歳0か月で、当選当時は史上最年少で当選した女性市長になりました。
この記録は、後の2023年に33歳で京都府八幡市長に当選した川田翔子氏によって更新されています。
内藤佐和子/徳島市長選挙の学歴は?
内藤佐和子氏は、徳島文理中学校・高等学校から、東京大学法学部に進学しています。
出身高校は?
徳島文理中学校・高等学校は、徳島県徳島市に所在する私立の中・高一貫校です。
徳島文理中学校・高等学校は、1895年に開校した裁縫専修学校を前身としています。
1975年に、男女共学の徳島文理大学附属中学校が創立されました。
1976年に、徳島女子高等学校が男女共学になり、徳島文理高等学校に改称されました、同時に、徳島文理大学附属中学校が徳島文理中学校に改称されました。
徳島県内では唯一の私立中高一貫の進学校であり、高校2年生までで中学校、高等学校の6ヵ年の学習内容を全て終えるカラキュラムになっています。
徳島県の私立の進学校として著名な同校卒業生の進学先は、国公立大学や関東・関西などの有名私立大学への進学が中心になっています。
出身大学は?
東京大学は、東京都文京区にある国立大学です。わが国では最も著名な大学と言っても言い過ぎにはならないと思います。
内藤佐和子氏が卒業した法学部は、第1類(法学総合)、第2類(法律プロフェッション)、第3類(政治)が設置されており、相互に関連する分野である法学と政治学が教育及び研究されています。ちなみに、内藤佐和子は第3類(政治コース)卒となっています。
同大学の卒業生には、政治、法曹、行政、経済、研究など、多くの分野で著名な人物が活躍しています。
内藤佐和子/徳島市長選挙の家族は?
内藤佐和子氏の家族に関する情報としては、X(旧Twitter)への投稿から、男のお子さまがいることはわかりました。
しかしながら、その他の家族については、さまざまな情報がWEB上に流れていますが、正確な情報を得ることができませんでした。
内藤佐和子/徳島市長選挙の年収は?
内藤佐和子氏は、現職の徳島市長です。以下に徳島市長の収入を記載します。
徳島市は「徳島市の人事行政の運営等の状況(2024年2月)」で、令和4年度の人事行政の運営等の状況概要を公表しています。
同資料の「特別職の給料月額などの状況(2023年4月1日現在)」によると、市長の給料は月1,118,000円になっています。
また、期末手当は、3.2月になっています。
この資料から、現徳島市長である内藤佐和子氏の給料年額は、1,118,000円 ✕ 12ヶ月 = 13,416,000円になります。
期末手当は1,118,000円×3.2月の3,577,600円であるため、合計で16,993,600円であると考えられます。
2020年の前回選挙時に、徳島市選挙管理委員会が出している「徳島市長選挙公報」には内藤佐和子氏は市長選の公約として、市長の給与50%カットを掲げていました。
2020年5月8日に行われた市議会臨時会で「市長給与を50%減額する」条例改正案が可決しており、2020年6月から2021年3月までの内藤佐和子氏の月額給与は、111万8千円の半額の55万9千円となっていました。
内藤佐和子/徳島市長選挙の実績や評判は?
内藤佐和子氏は、現職の徳島市長です。市民から多くの支持を得て当選していると考えられます。
また、これまで1期の実績などから、内藤佐和子氏への支持者を中心とした徳島市民からの期待は厚いものがあると思われます。
内藤佐和子/徳島市長選挙の公約は?
現段階で、内藤佐和子氏の今回選挙に対する公約の情報は得られませんでした。しかし、これまで内藤佐和子は『みんなと一緒に前へ』というスローガンの下、7つの約束を掲げています。
市長就任後の実績としては、新型コロナウイルス禍へ対するきめ細かい対応、そごう徳島店撤退後の駅前ビルの再生、新体制での阿波踊りの運営、待機児童ゼロの実現などを挙げています。
今後も、前回の選挙時の7つの約束をベースにし、これまでの実績を加味した徳島市を発展させていくための公約が掲げられると思われます。
内藤佐和子/徳島市長選挙の立候補した理由は?
内藤佐和子氏は、2023年9月4日の夜に、X(旧Twitter)によって、「思い描く世界には道半ば。本質的な改革には時間がかかる」とし、再選出馬への理解を求めるとともに、市長選に出馬すること表明しました。
同9月6日の市議会9月定例会で改めて立候補の意向を表明しています。
これまで市長経験をベースにして、自らが掲げている「市民が生き生きと暮らせる持続可能な街づくりをさらに前に進める」を自身がやるんだという決意から出馬に至ったと考えられます。
内藤佐和子/徳島市長選挙の選挙結果は?
内藤佐和子氏は、今回の徳島市長選挙が2度目の立候補になります。
これまでの内藤佐和子氏の選挙結果は以下の通りです。
徳島市長選挙 (2020年4月5日投票) |
投票率38.88% 41,247 票(当選) |
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内藤佐和子/徳島市長選挙の引退の可能性は?
内藤佐和子氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
現職の市長であり、前回の市長選挙では、僅差で現職市長を破っており、市民や支援者からの期待や信頼は厚かったものと考えられます。
また、徳島市の発展を目指し突き進んで行くという将来に対する想いや、まだ引退を検討する年齢ではないことなどから、現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
内藤佐和子氏は、これまで市長として徳島市をリードし、徳島市の発展のためのかじ取りを行ってきました。
ただし、途中で取り消しにはなりましたが、保育園補助事業の縮小決定がきっかけとなったリコール(解職請求)運動が行われたりして、すべてが順風満帆な活動ではなかったようです。
今回の選挙では、内藤佐和子氏の他には、前回選挙で内藤佐和子氏を応援した元衆議院議員の福山守氏、4年前の市長選挙で惜敗した前市長の遠藤彰良氏がが出馬を表明しています。
今回の選挙では、市長経験者2人と地元選出の元衆議院議員の対決となります、徳島市の未来を占う選挙の結果は、市民ならずとも注目すべきものになりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました