任期満了に伴う千葉県県館山市長選(2022年11月6日告示、2022年11月13日投開票)に、館山市議会議員の室厚美氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、室厚美氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについてお伝えします。
室厚美/館山市長選挙の経歴は?
室厚美氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 室厚美 (むろ あつみ) |
---|---|
生年月日 | 1965年6月5日 |
出身地 | 大阪府 |
最終学歴 | 京都大学法学部卒業 |
職業 | 館山市議会議員、貸別荘経営 |
趣味 | ピアノ演奏、ラジオ体操、落語 |
室厚美氏は、国立大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎から京都大学に進学しています。
1988年に京都大学法学部を卒業後、丸紅株式会社に入社、同社の女性総合職第1号として17年間勤務しています。
2011年4月館山市議会議員選挙に立候補しましたが落選、2015年4月の館山市議会議員選挙で初当選を果たしました。
2018年11月には、館山市長選挙に出馬するも落選、2019年4月の館山市議会議員選挙で当選し、市議会議員に返り咲いています。
室厚美 ホームページ
室厚美 Facebook
むろあつみのブログ Fc2
むろあつみ YouTube
室厚美/館山市長選挙の学歴は?
室厚美氏は、国立大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎、京都大学法学部を卒業しています。
出身高校は?
国立大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎は、大阪府池田市に所在する大阪教育大学付属の国立の高等学校です。1956年に大阪学芸大学付属高等学校として設立されました。
1957年には、大阪学芸大学附属池田中学校(現大阪教育大学附属池田中学校)の移転があり、小・中・高のキャンパスとなっています。
同校は、大阪府内でトップクラスの偏差値を誇る高校で、進学実績も大変優れており、卒業後は、難関国立大学、難関私立大学へ多くの卒業生が進学しています。
「自由・自主・自律の精神に富み個性豊かな生徒,知育・徳育・体育の調和がとれた生徒」の育成を目的として掲げる同校は、政治、財界、研究、文学、芸術などの分野において、多くの卒業生を輩出しています。
出身大学は?
京都大学は、京都府京都市に本部がある国立大学です。創立以来「自由の学風」を建学の精神としており、京都における文化発信地としての役割も担ってきている大学です。
室厚美氏が卒業した法学部は、最高水準の研究能力と豊富な教育経験をもつ教員や、豊かな実務経験と高い識見を備えた教員によって充実した教育が行われているとされています。
同大学は、政治、法曹、行政、学術、経済、文学、芸術など、多くの分野で著名な人物を輩出しています。
室厚美/館山市長選挙の家族は?
室厚美氏の家族に関する情報は見当たらず、得ることができませんでした。
室厚美/館山市長選挙選挙の年収は?
室厚美氏は、現職の館山市議会議員です。また、貸別荘の経営も行っているようですが、こちらの収入情報は得ることができませんでした。
館山市のホームページ上では、議員給与に対する条例等の情報が得ることができなかったので、サイト「年収ガイド」から「館山市の議員報酬データ」(2019年)という情報に基づいて年収を記載しています。
館山市議会議員の給料は、月342,000円で、期末手当は、6月が913,140円、12月が913,140円となっています。
参照元:年収ガイド
※給料(月額)、期末手当ともに2019年度の情報です。
ちなみに、本サイトによると、全国ランキングでは636位、全国の市の収入ランキングでは529位となっていました。
室厚美/館山市長選挙の実績や評判は?
室厚美氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、市議会議員選挙に2期当選しているという実績や、SNSでの応援コメント等から、室厚美氏の支持者を中心とした市民からの期待は厚いものであると思われます。
室厚美/館山市長選挙の公約は?
室厚美氏は、商社や会社起業など、これまでのビジネス経験を生かし、企業や民間の投資の呼び込みによる若者の雇用確保、行政に経営の視点を取り入れるなどの、氏ならではの政策を訴えています。
具体的には、マリーナ誘致などのマリンスポーツの振興、地域課題のビジネス転換、稼げる農業・漁業などのために、企業誘致や投資の呼び込み、経営視点を持つ行政、国や県との積極的交渉が必要であり、これらを公約に掲げています。
室厚美/館山市長選挙の立候補した理由は?
室厚美氏は2022年9月8日、館山記者クラブで会見し、市長選挙への立候補を表明しました。
会見では、現市政について、「経営視点が不足しており、課題の学校再編や公共施設統廃合などは先送りされていて長期的な視野が欠けている」「長期政権の弊害も出てきている」と世代交代の必要性を訴えています。
また、「都会と館山をつないでビジネスをつくり、若者の雇用をつくる」ことを強調し、「都会の投資資金を館山に呼び込みビジネスをつくっていきたい」と出馬に関しての最も力を入れたい点を説明しています。
館山市を発展させたい、市民が積極的にまちづくりに関わる仕組みづくりとして、「誰もがやりたいことをかなえられるまちにしたい」との想いから、自身がやるんだとの強い気持ちから出馬に至ったものと考えられます。
室厚美/館山市長選挙の選挙結果は?
室厚美氏氏は、これまで市議会選挙に3回(2度当選)、市長選挙に1回(落選)出馬しています。
これまでの室厚美氏の館山市議会議員選挙、市長選挙の結果は以下の通りです。
館山市議会議員選挙 (2011年4月24日投票) |
投票率62.58% 509 票 (落選) |
---|---|
館山市議会議員選挙 (2015年4月26日投票) |
投票率57.45% 1,354 票 (当選) |
館山市長選挙 (2018年11月18日投票) |
投票率47.71% 7,552 票 (落選) |
館山市議会議員選挙 (2019年4月21日投票) |
投票率55.91% 1,256 票 (当選) |
室厚美/館山市長選挙の引退の可能性は?
室厚美氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
しかしながら、市議会議員を2期(3度の出馬)務めた経験や市長選にも2度目のチャレンジを行うなど活発な活動が目立ちます。また、館山市に対する熱い想い、まだ57歳という年齢を考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
もともと地元ではない室厚美氏ですが、発言内容や発信内容から「館山という地域への強い愛情」を感じることができます。
「将来を見据えて早く手を打たなければ、館山市の明るい未来が拓けない」という大きな危機感から、市議会議員ではなく、より活動の幅が広がる市長に立候補した室氏。
「みんなのやりたいを叶えたい』を基本姿勢として活動を続けています。
今回の市長選挙には、これまで5期にわたって市長を続けている現職の金丸健一氏、室氏と同様に「若者が戻って来られるまちにしたい」とする市議会議員の森正一氏が出馬を表明しています。
5期連続当選で市長を続けている現職の金丸健一氏にたいして、「若い世代の定着」「市政の世代交代」を訴える室氏と森氏という3人の候補者の熱い戦いが繰り広げられます。
これまでの実績を有する現職か、世代交代か。注目すべき館山市長選になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました