市長の失職に伴うあきる野市長選挙(2022年8月28日告示、9月4日投開票)に前市長の村木ひでゆき氏が再び出馬する意向を表明されましたので,村木氏に関する情報をまとめています。
こちらのページでは,村木氏の
・経歴
・家族
・年収
・公約
などについて調べてみました。
村木ひでゆき/あきる野市長選挙の経歴は?
村木ひでゆき氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 村木ひでゆき(むらきひでゆき) |
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生年月日 | 1957年1月1日 |
出身地 | 東京都西多摩郡秋多町(現あきる野市) |
最終学歴 | 慶応大学商学部卒業 |
職業(前職) | あきる野市長,会社代表取締役 |
趣味 | 不明 |
村木ひでゆき氏は1957年に東京都に東京都西多摩郡秋多町(旧秋川市,現あきる野市)で生まれました。
日野高等学校を卒業後,慶應義塾大学商学部に進学。
大学卒業後は,ミサワホーム・スーパーいなげやに勤務,予備校の講師などもされていました。
その後の経歴は下記の通りです。
・1987年~1997年 秋川市議会議員(1995年に秋川市と五日市町が合併しあきる野市となった為,1995年からはあきる野市議会議員)
・その後一旦議員の職を離れ,社会福祉法人菅生会を創設。特別養護老人ホームを開設し,理事長に就任
・2005年~2015年 あきる野市議会議員
・2015年あきる野市長選挙に出馬するも落選
・2017年~2019年 あきる野市議会議員
・2019年~2022年 あきる野市長
・2022年7月に議会による不信任決議が可決され,失職
この他に,「新四季創造株式会社」という日帰り入浴施設を運営する会社の代表取締役も務めているようです。
村木ひでゆき氏/あきる野市長選挙の学歴は?
村木ひでゆき氏の最終学歴は慶応大学商学部卒業 です。
出身高校は?
出身高校は東京都立日野高等学校です。
東京都立日野高等学校は東京都日野市に所在する普通科の都立高校です。
日野高等学校は56年の歴史と伝統をもち,今年度からは東京都教育委員会より「スポーツ特別強化校」の実績を踏まえ、 新たに3年間にわたる「Sport-Science Promotion Club」の指定を受けています。
高校卒業後の「希望進路の実現」と「確かな学力」、「心と体の成長」を重視し、 さらに「グローバルなデジタル時代に適応する生きる力の育成」を目指しています。
2022年現在新校舎を設立中で,2023年9月からは快適な新校舎での学習活動が予定されています。
部活動がたいへん盛んで,強制ではありませんが1年次には部活動の全員加入が勧められています。
出身大学は?
出身大学は 慶応義塾大学です。
慶応義塾大学は東京都港区に本部を置く私立大学で,関東の難関私立大学の1校として知られています。
慶應義塾大学は1858年に福澤諭吉が江戸に開いた蘭学塾から始まり,創立から160年を超え、現在は小学校から大学・大学院までを擁する、日本で最も長い歴史を持つ総合学塾として幾多の人材を輩出しています。
学問、とくに「実学」の重要性を説いた福澤の志と理念を受け継ぎ、教育、研究、医療を通じた社会へのさらなる貢献を目指しています。
多様な領域をカバーする10学部と大学院,その他研究センターなどもある非常に規模の大きな大学で,東京都と神奈川県に6つのキャンパスを有しています。
出典:慶應義塾大学ホームページ
村木ひでゆき/あきる野市長選挙の家族は?
村木ひでゆき氏の家族構成について,公式に発表はされていないようですが,あきる野市議会議員の方のFacebookに「村木氏の娘さんと遊説に行った」という書き込みがありました。
村木氏は既婚で,娘さんが少なくともお一人はいるようです。
村木ひでゆき/あきる野市長選挙の年収は?
村木ひでゆき氏は失職するまで,あきる野市長を務めていました。
あきる野市長の報酬についてはあきる野市が発表している「あきる野市の給与・定員管理等について」という資料に記載されています。
この資料によりますと,市長の給与は月額860,000円,期末手当は月額給与の4.5か月分との事ですので
村木氏の市長としての年収は約1420万円程度になると思われます。
このほかに村木氏は資本金2000万円の会社の代表取締役も務めています。
資本金毎の会社の取締役の平均給与について,下記のサイトに情報がありました。
このサイトによると平均年収は530万円程度との事です。
したがって村木氏の年収は,市長としての報酬と代表取締役としての年収を合わせて約2000万円程度と推測します。
参考:HOW MATCH
村木ひでゆき/あきる野市長選挙の実績や評判は?
村木ひでゆき氏の実績については,ご自身の後援会ページにまとめられています。
・市長退職金や市長専用車を廃止して,市役所には自家用車で登庁。移動なども秘書課か担当課の車で。
【計画の見直しと工夫】
・区画整理事業の全面見直しと契約変更を行い,2億2千万円の負担金の減額。
・小・中学校体育館や児童館の体育室のエアコン設置。
・小学校のトイレの様式化の促進。
村木ひでゆき/あきる野市長選挙の公約は?
村木ひでゆき氏は今回の選挙の公約について,下記のように発表されています。
・自治会・町内会への市の支援拡大
・ひとり親世帯の生活資金貸付制度
・高校生までの医療費の無償化
・自動車教習所の誘致
・保育の給食費補助の増額
・赤ちゃんおむつ定期便制度
・高齢者介護施設に働く人材確保
村木ひでゆき/あきる野市長選挙の立候補した理由は?
村木ひでゆき氏はあきる野市長を務めていましたが,公約にも挙げている特別養護老人ホームの誘致などをめぐって,議会から不信任決議を出され失職することとなりました。
この不信任決議に対して村木氏は「厳粛に受け止めるが、納得していない」と述べ,今回の市長選に出馬を表明しています。
村木ひでゆき/あきる野市長選挙の選挙結果は?
村木ひでゆき氏が過去出馬している選挙の結果は以下の通りです。(2008年以前のデータは無いため,2009年以降の結果のみ記しています。)
あきる野市議会議員選挙 (2009年6月7日投票) |
投票率:59.75% 獲得票数:1,198票 当選 |
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あきる野市議会議員選挙 (2013年6月23日投票) |
投票率:55.06% 獲得票数:1,534票 当選 |
あきる野市長選挙 (2015年10月4日投票) |
投票率:44.42% 獲得票数:11,955票 落選 |
あきる野市議会議員選挙 (2017年6月11日投票) |
投票率:52.26% 獲得票数:1,682票 当選 |
あきる野市長選挙 (2019年10月6日投票) |
投票率:41.78% 獲得票数:13,786票 当選 |
村木ひでゆき/あきる野市長選挙の引退の可能性は?
村木ひでゆき氏の引退について情報はありませんでしたが,今回の代表選に落選したとしても政治の道からは引退はしないのではないかと考えます。
村木氏は市議会議員として長きに渡り,地域の発展や安心と安全のまちづくりのために誠心誠意活動し,市長としてはあきる野市の財政問題に取り組み実績を挙げてきました。まだまだあきる野市の為に尽力したいという思いは強いのではないでしょうか?
まとめ
ここまで村木ひでゆき氏についてまとめてみました。
村木氏は市長として,市長退職金や市長専用車の廃止など,身を切る財政改革を行いあきる野市の財源確保を実現してきました。
さらなる財源確保のために特別養護老人ホーム誘致を目指したのですが,その過程において議会との対立があり,条例を無視した形で改革を行おうとしたことが不信任決議案を出されるきっかけとなったようです。
村木氏について調べてみて,もちろん条例を無視する形となった事は擁護できませんが,生まれ育ったあきる野市を発展させてより良いまちにしていきたいという思いは十分に感じられました。
市民のみなさんがこの件をどのように判断するのかが,今回の選挙の鍵になると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。