任期満了に伴う佐賀県鳥栖市長選挙(2023年2月12日告示、同19日投開票)に、佐賀県議会議員の向門慶人氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、向門慶人氏の
・経歴
・学歴
・出身
・年収
・選挙結果
などについてお伝えします。
向門慶人/鳥栖市長選挙の経歴は?
向門慶人氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 向門慶人(むかいど よしひと) |
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生年月日 | 1971年1月21日 |
出身地 | 佐賀県鳥栖市 |
最終学歴 | 福岡大学商学部卒業 |
職業 | 佐賀県議会議員 |
向門慶人氏は、1971年に佐賀県鳥栖市で生まれ、鳥栖市内の小中学校から佐賀県立鳥栖高等学校、その後福岡大学に進学し、1996年に福岡大学を卒業しています。
国会議員秘書を経て、2001年鳥栖市議会議員に初当選し、市議会議員を2期、2007年から佐賀県議会議員を4期務めています。
また、2021年7月から自民党の県連幹事長を務めています。
向門慶人/鳥栖市長選挙の学歴は?
向門慶人氏は、鳥栖市立若葉小学校、田代中学校を卒業し、同じく鳥栖市内の佐賀県立鳥栖高等学校へ進学、鳥栖高等学校を卒業後、福岡市にある福岡大学に進学し、同校を卒業しています。
出身高校は?
佐賀県立鳥栖高等学校は、佐賀県鳥栖市に所在する県立の高等学校です。
同校は、1927年に鳥栖町ほか四ケ村組合立高等女学校として設立されました。1948年に学制改革により佐賀県立鳥栖高等学校と改称され、翌年の1949年より男女共学が実施されています。
2007年に中高一貫校として佐賀県立香楠中学校・鳥栖高等学校となりました。
現在は、佐賀県立香楠中学校・鳥栖高等学校として中高一貫校で運営されています。
同校の野球部は県下の強豪校であり、夏の全国高等学校野球選手権大会に2度、春の選抜高等学校野球大会1度に出場しています。
卒業生としてプロ野球選手も輩出している実績があります。
卒業後の進路としては、九州圏内の国公立大学、私立大学を中心に、全国の大学へ進学しています。
出身大学は?
福岡大学は、福岡県福岡市に本部を置く私立大学です。
1934年に設立された福岡高等商業学校を前身とする大学で、1949年新制の福岡商科大学として設立、その後1956年に福岡大学と改称され現在に至っています。
同大学は、医学部や薬学部、理学部、商学部、経済学部など10の学部とともに、大学院10研究科34選考を有している西日本でも屈指ともいえる総合大学です。
向門慶人氏が卒業した商学部は、現在3つの学科と商学部第二部商学科で構成されており、幅広い理論と実践力を習得し、地域や国際社会で活躍できる人材育成を目指しています。
長い伝統を有する同大学は、政治、経済、芸能、スポーツなどの分野で活躍する卒業生を輩出しています。
向門慶人/鳥栖市長選挙の家族は?
向門慶人氏の家族構成について調査を行いましたが、ただし、ご家族に関する情報は見当たりませんでした。
向門慶人/鳥栖市長選挙の年収は?
向門慶人氏は、2001年より2期続けて鳥栖市議会議員を務めたのち、2007年から4期にわたって佐賀県議会議員を務めています。
佐賀県の「佐賀県議会議員の議員報酬等の支給に関する条例」では、佐賀県議会議員の給料は月額800,000円となっています。
期末手当について同条例では、【「100分の162.5」とし、期末手当に係る期末手当基礎額は議員報酬の月額に当該議員報酬の月額に100分の30を乗じて得た額を加算した額とする。】という記載になっています。
月額給与の800,000円に100分の30の額を加えると1,040,000円になり、それを100分の162.5としてみると、期末手当は1,690,000円になります。
合計した年収としては、給与800,000円 ✕ 12ヶ月 = 9,600,000円に、期末手当1,690,000円を2回分加えて、合計で12,980,000円になります。
向門慶人/鳥栖市長選挙の実績や評判は?
向門慶人氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、市議会議員選挙に2期連続当選、県議会議員に4期連続で当選しているという実績から、向門慶人氏の支持者を中心とした市民からの期待は厚いものであると思われます。
向門慶人/鳥栖市長選挙の公約は?
2022年10月26日、向門慶人氏は鳥栖市長選に、鳥栖駅、新鳥栖駅前の周辺整備、市の発展の基礎となる都市計画などを政策の柱として掲げています。
鳥栖市には、まだまだ多くのポテンシャルがある。これまで培った人脈、経験を生かして鳥栖市のために働きたいとして正式に立候補を表明しました。
向門慶人/鳥栖市長選挙の立候補した理由は?
向門慶人氏は、2022年11月の事務所開きの際に、「鳥栖駅周辺整備計画は4年前に白紙撤回され、一向に動きが見えない。道路渋滞も変わらない。」との問題を提起しました。
また、「都市計画、企業誘致、災害対策や福祉・教育の問題、やらなければならないことはたくさんある」と市政変革への決意を強調しています。
政策の柱としては、暮らしの充実、幸福と心身の充実、安全・安心を実現する、産業支えるの4点が中心になっています。
鳥栖市のポテンシャルを活かすことのできるハード整備の必要性や少子高齢化の社会を見据えた幅広い福祉の知識が必要であると発言しています。
地元である鳥栖市をより一層、充実した市にするために、自身がやらねばならないという思いから出馬に至ったものと考えられます。
向門慶人/鳥栖市長選挙の選挙結果は?
向門慶人氏は、これまで鳥栖市議会議員を2期連続で当選、佐賀県議会議員を4期連続で当選しています。
これまでの向門慶人氏の選挙の結果は以下の通りです。
鳥栖市議会議員選挙 (2001年11月18日投票) |
投票率67.41% 1,506 票(当選) |
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鳥栖市議会議員選挙 (2005年11月20日投票) |
投票率63.36% 1,428票(当選) |
佐賀県議会議員選挙 (2007年4月8日投票) |
投票率66.55% 5,877票(鳥栖市)(当選) |
佐賀県議会議員選挙 (2011年4月10日投票) |
投票率60.2% 6,814票(鳥栖市)(当選) |
佐賀県議会議員選挙 (2015年4月12日投票) |
投票率50.92% (鳥栖市無投票)(当選) |
佐賀県議会議員選挙 (2019年4月7日投票) |
投票率46.12% 5,268票(鳥栖市)(当選) |
向門慶人/鳥栖市長選挙の引退の可能性は?
向門慶人氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
鳥栖市議会議員を2期、佐賀県議会議員を4期務めた経験を持って、今回の市長選へのチャレンジです。
これまでの人脈や経験、鳥栖市の発展やポテンシャルに対する強い想い、まだ52歳という年齢を考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
これまで鳥栖市を中心に活動基盤を築き上げてきた向門慶人氏。
市議会議員、県議会議員の経験に加えて、自民党佐賀県連の要職も担っています、これらの活動や人脈をフルに活かしての市長選への出馬になります。
今回の選挙は、向門慶人氏の他には、現市長の橋本康志氏、同市の幸津町区長の豊増氏が出馬を表明しています。
今回の向門氏は、現職市長である橋本康志氏が5期目を目指す中での出馬になります。
これまで4期を務めてきている橋本氏ですが、これまでの市長選挙の結果からは、決して安心できるの得票数とは言えません。
毎回、僅差で市長の座を得ています。特に、前回の選挙(橋本市長の4期目)の公表結果では、次点者と僅か10票しか差がついていません。
これまで4期の実績を有する橋本氏に対して、自民党という保守地盤を持つ向門氏がどのような戦いを挑むのでしょうか。
鳥栖市長選の行方が注目されます。
最後までお読みいただきありがとうございました。