任期満了に伴う青森県知事選挙(2023年5月18日告示、同年6月4日投開票)に、現むつ市長の宮下宗一郎氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、宮下宗一郎氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
宮下宗一郎/青森県知事選挙の経歴は?
宮下宗一郎氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 宮下宗一郎(みやした そういちろう) |
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生年月日 | 1979年5月13日 |
出身地 | 青森県むつ市 |
最終学歴 | 東北大学法学部卒業 |
職業 | 現むつ市市長 |
宮下宗一郎氏は、1979年に青森県むつ市で生まれ、市立大湊小学校、市立田名部中学校から、青森県立青森高等学校を経て、東北大学法学部に進学し、卒業しています。
東北大学在学中に国家公務員I種試験(法律職)に合格し、卒業後の2003年4月に国土交通省入省しています。
国土交通省都市局まちづくり推進課課長補佐や国土交通省土地・建設産業局建設業課課長補佐を歴任後、2012年には外務省へ出向し、在ニューヨーク日本国総領事館において領事を務めています。
2014年、実父であり、むつ市長であった宮下順一郎氏が死亡した後、むつ市長選挙に出馬して初当選しました。その後、2018年、2022年は無投票で当選し、むつ市長を務めています。
今回の青森県知事選に出馬するため、任期途中で市長を退職しています。
宮下宗一郎/青森県知事選挙の学歴は?
宮下宗一郎氏は、青森市立大湊小学校、青森市立田名部中学校から、青森県立青森高等学校へ進学、大学は東北大学法学部を卒業しています。
出身高校は?
青森県立青森高等学校は、青森県青森市に所在する県立の高等学校です。
1900年に青森県第三中学校として創立され、1909年に改称された青森県立青森中学校と、1907年創立の青森県立青森高等女学校の2校を統合して、1950年に、男女共学の「青森県立青森高等学校」として発足しています。
青森県内でトップクラスの偏差値を誇り学力が高いことで有名な高等学校です。
卒業生の進路は、難関の国公立大学・私立大学への進学が中心になっています。
出身大学は?
東北大学は、宮城県仙台市にある国立大学です。
国内で3番目の帝国大学として1907年に創設され、1911年に理科大学が、1915年に医科大学が開設されています。1919年には、理科大学は理学部に、医科大学は医学部となりました。
その後、様々な学部が開設され、1949年の学制改革に伴い、8つの学部を持つ新制の東北大学となっています。
現在の東北大学は、仙台市内に4つのキャンパスを持ち、10学部、15研究科を持つ大学院で構成されています。
宮下宗一郎氏が卒業した法学部は、「法学・政治学に関する正確な基礎知識を身につけ、鋭い正義感覚と幅広い視野から社会に伏在する諸問題を発見・分析し、その解決に努めることを通じて、より良き社会の実現に貢献する人材の養成を行う」がその教育目的になっています。
長い歴史と伝統を誇る同大学は、政治、法曹、行政、経済、研究、医学、文学などの分野において、多くの著名な人物を輩出しています。
宮下宗一郎/青森県知事選挙の家族は?
宮下宗一郎氏の後援会オフィシャルサイトには、「母、妻、長女、次女」と家族が記載されています。ただし、お名前や年齢等の詳細な情報は見当たりませんでした。
宮下宗一郎/青森県知事選挙の年収は?
宮下宗一郎氏は、現職のむつ市長です。以下にむつ市長の収入を記載します。
むつ市が公表している「むつ市の給与・定数管理等について(2022年度)」によると、市長の給料は月722,500円(減額措置後)になっています。
また、期末手当(2021年度支給実績)は3.2か月で、2,312,000円になっています。
期末手当は2,312,000円であるため、合計で10,976,000円になります。
宮下宗一郎/青森県知事選挙の実績や評判は?
宮下宗一郎氏は、これまで3期連続でむつ市長に当選しています。多くの支持がなければ、この結果は得られていないと考えます。これまでの実績や経験、むつ市長を2期務めた実父である順一郎氏の存在からも、宮下氏(宮下家)への支持者を中心としたむつ市民からの期待は厚いものであると思われます。
宮下宗一郎/青森県知事選挙の公約は?
宮下宗一郎は、あらゆる子育て費用無償化を段階的に目指すなど、7項目の「新しい未来への挑戦」を政策の柱に掲げています。「将来の不安に挑戦し、これが希望になる瞬間、新しい未来がつくられる」と述べ、県民に寄り添う県民主体の政治を実現するという考え方を示しています。
宮下氏の掲げる挑戦は、(1)少子化という未来への挑戦、(2)物価高、燃料高騰、コロナ禍後の未来への挑戦、(3)気候変動、大規模災害という未来への挑戦、(4)短命県、医療過疎という未来への挑戦、(5)世界と繋がる青森という未来への挑戦、(6)スポーツと文化が花咲く青森の未来への挑戦、(7)青森の若者が世界に咲き誇る未来に挑戦の7項目を掲げています。
宮下宗一郎/青森県知事選挙の立候補した理由は?
宮下宗一郎氏は、2023年1月の出馬表明会見で、出馬を検討し始めたのは2022年の9月頃で、むつ市政を押し上げるタイミングが見極められたこと、青森県が持つあらゆる可能性を伸長発展させ青森県の新しい未来を作りたいという気持ちが一致したためと会見で述べています。
またこれまでの間、宮下氏に対する期待の声を県内各地から聞く機会も多くあったとしています。
これまでの政治経験をベースにして、自身がやるんだという強い決意から出馬に至ったと考えられます。
宮下宗一郎/青森県知事選挙の選挙結果は?
宮下宗一郎氏は、これまでの記載のとおりむつ市長に3期当選しています。
これまでの宮下宗一郎氏の選挙結果は以下の通りです。
むつ市長選挙 (2014年6月29日投票) |
投票率52.98% 21,844 票(当選) |
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むつ市長選挙 (2018年6月3日投票) |
無投票(当選) |
むつ市長選挙 (2022年6月5日投票) |
無投票(当選) |
宮下宗一郎/青森県知事選挙の引退の可能性は?
宮下宗一郎氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
むつ市政の方向性の道筋はつけてきたという市長経験から、青森県の新しい未来を作りたいという県政への強い思いや実行した政策の数々、また43歳という年齢からも、現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
宮下宗一郎氏は、これまでむつ市長としてむつ市の政策をリードし、市政への道筋を作ってきました。
今回は、青森県の未来に向かって、むつ市長の職を辞し、県知事へのチャレンジになります。
「将来の不安に挑戦し、これが希望になる瞬間、新しい未来がつくられる」と、青森県の「新しい未来への挑戦」を達成するための知事選への出馬です。
現段階で出馬表明を行っているのは、青森市長の小野寺晃彦氏です。宮下氏と同様に40歳代の小野寺氏の出馬で、ともに40歳代、市長同士という共通点を持つ2人の直接対決の場になります。
今回の選挙は、ともに政治家としては若手同士、元市長同士の県知事選です。今後の青森県の未来を占う選挙は、青森県民として注目すべき日になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。