今回の記事では2025年5月11日告示、5月18日投開票予定の八千代市長選挙に出馬予定の皆川知子氏について記事をまとめていきます。
皆川知子氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
皆川知子/八千代市長選挙の経歴は?
名前 | 皆川知子(みながわともこ) |
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生年月日 | 1965年生まれ |
出身地 | 栃木県真岡市 |
最終学歴 | 国立宇都宮大学教育学部卒業 |
職業(前職) | 元八千代市議会議員、福祉関連事業会社社員 |
趣味 | 不明 |
皆川知子氏は、栃木県真岡市出身で、1990年から千葉県へ移住され、2001年からは八千代市在住です。
1987年に宇都宮大学教育学部を卒業し、栃木県立養護学校教員として着任されています。
1990年から2006年にかけては千葉県市原市立戸田小学校、市原市立姉崎小学校、千葉市立第二養護学校、八千代市立勝田台南小学校、千葉県立千葉特別支援学校の教員を歴任されました。
とりわけ皆川知子氏は養護教員として、障がいのある子どものための教育に奮闘されてこられました。
その後、八千代市議会議員選挙に立候補し当選、2014年まで2期8年市議として務められました。
初当選は2006年12月の八千代市議会議員選挙で、市議として市民目線の政策提案や行政監視に取り組み、2010年に再選を果たされました。
2期目も市民の声を反映した市政運営に尽力されましたが、2014年の選挙では惜しくも落選してしまいました。
2015年に児童発達支援管理責任者の資格を取得し、2016年から新聞社、会社顧問などを勤められるなど、その後も地域活動や市民運動に関与し、特に医療や福祉分野での課題解決に尽力されています。
今回の八千代市長選挙では、「市民が主役の市政を実現する会」の支援を受け、無所属での出馬を決意されています。
皆川知子/八千代市長選挙の学歴は?
皆川知子氏の学歴は、国立宇都宮大学教育学部卒業です。
出身高校は?
皆川知子氏の出身高校についての情報は確認できませんでした。
出身大学は?
宇都宮大学は、栃木県宇都宮市にある国立大学で、1949年に栃木師範学校、栃木青年師範学校、宇都宮高等農林学校の統合により設立されました。
現在は、地域デザイン科学部、国際学部、工学部、農学部、共同教育学部の5学部を擁し、地域社会と国際社会への貢献を目指しています。
宇都宮大学の教育学部は2020年度に群馬大学と連携し、「共同教育学部」として再編されました。
これは日本初の取り組みで、両大学の教育学部がそれぞれの特色を活かしながら、共同で教員養成を行う新しい学部形態です 。
共同教育学部では、宇都宮大学が得意とする小学校教員養成と、群馬大学が強みを持つ中学校教員養成のノウハウを融合し、より幅広い教員養成を実現しています。
また、双方向遠隔メディアシステムを活用した授業や、合同の演習・ゼミを通じて、学生同士の交流や実践的な指導力の育成にも力を入れています 。
さらに、学部独自の就職支援室を設置し、教員採用試験に向けたセミナーや個別指導を通じて、学生の就職活動を支援しているそうです。
皆川知子/八千代市長選挙の家族は?
皆川知子氏のご家族は、夫、2男と1女がいらっしゃいます。
最初の市議会議員選挙の時(2006年)には、お子さんたちは年長、小6、中2でしたから、既に成人されておられるはずです。
皆川知子/八千代市長選挙の年収は?
皆川知子氏の年収についての情報は確認できませんでした。
皆川知子/八千代市長選挙の実績や評判は?
皆川知子氏は、2006年から八千代市議会議員として活動し、教育や福祉、子育て支援などの分野で積極的に取り組んでこられました。
皆川知子氏は会派に属さない無所属議員として、福祉常任委員会に所属し、市民の声を直接市政に反映させることを重視しておられました。
また、教育現場での経験を活かし、特別支援教育や子育て支援の充実を訴えておられました。
市議会では、予算案や条例案の審議に積極的に参加し、市民の立場からの意見を述べる姿勢が評価されていました。
皆川知子氏の活動は、市民からの信頼を得ており、今回の市長選挙では「市民が主役の市政を実現する会」からの強い推薦を受けて出馬を決意されたようです。
皆川知子/八千代市長選挙の公約は?
皆川知子氏は、「市民が主役の市政を実現する会」のサイトから公約として以下の7つを挙げています。
八千代市長の1期4年間の平均年収は約1,300万円。
1期4年間の市長報酬50%減額して市民サービスの原資に活用します。
2.子育て支援を拡充します
保育園は増設されていますが、まだ待機児童問題は解消していません。
ひとり親家庭支援や障がい児問題にも取り組みます。
高卒までの医療費を窓口無料にします。
1クラス20人~30人の少人数教育を実施し、学校給食は自校方式にして地産有機野菜を使用。
給食費を無料にします。
3.交通弱者の足を守る施策を推進します
市民の足を守るためにコミュニティバス、デマンドタクシーを全地域で運行させます。
東葉高速の運賃値下げ問題については、関係3自治体の協力を強化して国に長期債務の負担軽減、利払いの軽減を要求。
運賃値下げと京成線並みの定期券学割率をめざします。
4.国民健康保険料や介護保険料の値下げを
八千代市の今年度国民健康保険料は高いので、国民健康保険事業財政調整基金から補てんしましたが、介護保険料は値上げとなり、市民の負担は増しています。
さらなる基金の活用や一般会計からの繰り入れで値下げを実施して県内でも高額な保険料の市民負担の軽減をします。
5.公共施設再編は市民合意で
公共施設の24%削減=公共施設等個別施設計画に反対します。
公共施設の再編は市民合意を前提とします。
また、新市庁舎建設費用が膨張し続け、現段階でも約130億円となっています。
市庁舎整備費用は最大限、圧縮します。
少年自然の家廃止は白紙撤回し、存続させます。
6.農業、商業、工業の振興と活性化を
再生可能な自然エネルギーを推進。
地産地消、食の安全を重視し、生産者と消費者との共同で農業を振興、産業振興基本条例を制定します。
空き店舗の借り上げなどへの補助制度を設け、商店街の活性化を促進します
7.八千代医療センター問題の早期解決
5年にわたる八千代医療センターの常勤医・看護師不足で市民は大変辛い思いをしています。
この間、服部市長は傍観するのみでした。
八千代医療センターは地域医療の中核です。
市民の命と健康を守るために皆川市政のトップ交渉で早期の問題解決をします。
皆川知子氏の公約の特徴は、これまでの教育現場や市議会での経験を活かし、市民の声を反映した市政の実現を目指す点にあり、「市民が主役の市政を実現する会」の意向に沿っている印象があります。
皆川知子/八千代市長選挙の立候補した理由は?
皆川知子氏は、4月2日記者会見で「未熟ではあっても市民目線で市政を運営することについては自信があることを根拠に政界に復帰し、八千代市長選の立候補を決意した」と市長選へ出馬表明をしています。
特に、記者会見にも同席した市民団体「市民が主役の市政を実現する会」から強く推されて出馬を決意したとしており、これまでの市議会議員としての2期8年の活動や小学校や養護学校等の教育現場での経験から、市民の声を反映した市政の実現を目指していると推察できます。
皆川知子/八千代市長選挙の選挙結果は?
皆川知子氏はこれまで、八千代市議会議員選挙に3回立候補して2回当選され、1回落選しています。
2006年12月17日投票日、八千代市議会議員選挙。投票率45.47%、得票数1,507票で当選。
2010年12月19日投票日、八千代市議会議員選挙。投票率47.92%、得票数1,377票で当選。
2014年12月21日投票日、八千代市議会議員選挙。投票率39.38%、得票数1,182票で落選。
皆川知子/八千代市長選挙の引退の可能性は?
皆川知子氏の引退に関する情報は確認できませんでした。
ご本人の発言からは、市民目線での市政に自信を持っておられ、市政運営への意欲を強くお持ちの印象があります。
また、市民団体「市民が主役の市政を実現する会」は、”初の市民派女性市長の登場に向けて全力で支援する”と皆川知子氏への支援を明確にしており、たとえ今回落選したとしても、支援者からの強い要請もあり、市政には再挑戦されるのではないでしょうか。
まとめ
今回の八千代市長選挙には、皆川知子氏の他に、現職の服部友則氏、元市長の大沢一治氏、市議の花島美記氏らが出馬を表明しています。
奇しくも現職と元職の市長が対立する様相ですが、市政の停滞感と刷新の必要性は皆川知子氏や花島氏も言及しており、八千代市が直面する都市インフラの整備や経済の活性化、子育て支援なども争点になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。