今回の記事では2025年1月12日告示、1月19日投開票予定の宮古島市長選挙に出馬予定の前里光健氏について記事をまとめていきます。
前里光健氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
前里光健/宮古島市長選挙の経歴は?
宮古島市長選、前里光健氏が政策発表「心豊かな島づくりへ」 沖縄https://t.co/VUPL2gdaSN
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) December 8, 2024
名前 | 前里光健(まえさとこうけん) |
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生年月日 | 1982年生まれ |
出身地 | 宮古島市 |
最終学歴 | 沖縄大学人文学部卒業 |
職業(前職) | 宮古島市議会議員 |
趣味 | 不明 |
前里光健氏は、2004年に沖縄大学人文学部を卒業され、その後Facebookには音楽やラジオの活動をされていた様子も掲載されています。
2013年には宮古島に戻られ、ご実家のレンタカー及び中古車販売に従事されています。
そして、前里光健氏は、2017年の宮古島市議補欠選挙で初当選してから3回連続当選し、市議会において議会運営委員会委員長も務めておられました。
2025年1月に任期満了を迎える現市長が進退を明らかにしない中、前里光健氏は、保守系の候補者選考委員会に応募していましたが、選考委員会が候補者の一本化を断念したため、後援会や支持者を集め、2024年10月市長選出馬表明に至りました。
2024年12月には、3期目7年9ケ月務めた市議を辞職し、今回の宮古島市長選に挑みます。
前里光健/宮古島市長選挙の学歴は?
前里光健氏の学歴は、沖縄県立浦添商業高等学校卒業、沖縄大学人文学部卒業です。
出身高校は?
浦添商業高等学校は、沖縄県浦添市にある県立商業高等学校で、通称は「浦商」です。
1972年の開校時は琉球政府立でしたが、約1週間後に本土復帰となったことにより沖縄県立となりました。
総合ビジネス科、情報処理科、国際観光科が設置されており、商業の専門高校として「豊かな教養や商業に関する学びをとおして、新しい時代に対応できる実践力のある自主的人間」を育成してます。
スポーツ系、文科系とも部活動も盛んで、特に商業高校の強みでもある、簿記や珠算の県高校生の商業実務競技大会では総合優勝者も輩出しています。
出身大学は?
沖縄大学は日本国内の大学としては最南端の大学といわれ、沖縄県那覇市に本部を置く私立大学で、沖縄県がアメリカの施政権下にあった1961年に琉球政府の認可の下で開学、1974年日本の文部省に認可され大学設置しています。
ただし、1972年に沖縄が日本復帰した際に、国際大学との合併を求めていた日本の文部省の方針に合わなかったため、1974年に認可されるまでの間は無認可状態でした。
当時は学生自治会が学生から学費を集め、教員と職員たちに頭割りで給料を支給したそうです。
そのような創設以来、様々な困難を乗り越え、同時に地域に慕われ信頼されることになった沖縄大学は「学生を第一に、教育に立つ」大学として、沖縄大学にしかできない地域での役割を果たしています。
ですから、沖縄大学は、世界の最先端を研究する大学ではなく、「地域共創、未来共創の大学へ」を理念としている地域に根差した大学です。
前里光健/宮古島市長選挙の家族は?
前里光健氏のご家族は、Facebookで仲睦まじい様子も紹介されている奥様と未就学の娘さんがいらっしゃいます。
奥様は積極的に選挙活動にも協力されておられる様子があり、前里光健氏の出馬はご家族の理解が深いことが分かります。
また、ご両親と思われる方々とご一緒の写真もFacebookに掲載されており、ご家族を大切にされている様子が伝わります。
前里光健/宮古島市長選挙の年収は?
前里光健氏の宮古島市議会議員時代の年収についてまとめていきます。
宮古島市のホームページによると議員報酬は月額342,000円、期末手当は3.35月分です。
期末手当:342,000円×3.35月分=1,145,700円
年収:4,104,000万円+1,145,700円=5,249,700円
前里光健氏が市議会議員議長を務められていた際の年収は約5,249,700円と予想されます。
前里光健/宮古島市長選挙の実績や評判は?
前里光健氏の市議3期の活動は、ご自身のSNS等で市民にも伝えておられます。
宮古島の現状を情報発信する一方で、前里光健氏はご自身から市民の声を聞くための行動を起こされているため、現場に行き、体験しながら市民との対話をしている場面が多く見られます。
特に、第1次産業の強化や医療体制の充実、家賃補助を含めた子育て支援を実現することを強調し、「日本一豊かな島づくり」を目指す取り組みで支援者からの支持を得ておられるようです。
「40歳代と若く、経験不足では?」という声もある中、前里光健氏は、7年9ケ月の議員経験から得た人脈があることを強みとし、医療、教育、人手不足、ゴミ問題、観光などさまざまな分野の課題解決のためにチャレンジしたいと、とお考えです。
宮古島市民に貢献活動している様子を伝えるInstagramでは、現市政に変革を求めている市民の方からの支援が広がっている様子がみうけられます。
前里光健/宮古島市長選挙の公約は?
前里光健氏はご自身のInstagramで「今回は宮古島の未来をもっと明るくするために、7つのテーマに全力で取り組んでいるのでそちらの紹介します!」と下記の通り載せています。
ICT教育を推進し、オンライン授業やタブレット活用で、子どもたちの学びをサポートします!
〇子育て環境の拡充
給食の無償化や放課後児童クラブの設置で、子育て世代の皆さんが安心して暮らせる環境を整えます。
〇高等教育機関の設置
地元に大学や専門学校を作り、若者が学び、活躍できる場を提供します。
〇観光の推進
地域の魅力を発信し、観光を通じて宮古島をもっと盛り上げます。
〇一次産業と地域の活性化
農産物の消費拡大や新産業の育成で、地域経済を元気にします!
〇快適で魅力溢れるまちづくり
防災体制やインフラを整備し、安心して暮らせる宮古島を目指します。
〇高齢者支援の強化
介護人材を育成し、高齢者が安心して暮らせるサポートを提供します。
今回の市長選におけるご自身の特設ホームページは現時点ではまだ製作途中ですが、告示日には充実されると思われます。
前里光健氏はすでに市議として7年以上のご経験があり、人口減少対策、DXやデジタル社会に対応できる街づくりなどを示し、医療や福祉、保育士の住居など課題に取り組んでいく姿勢を見せていますから、それらを踏まえた具体的な政策提示や公約がなされると推察しております。
前里光健/宮古島市長選挙の立候補した理由は?
前里光健氏が市長選に出馬した理由は確認できませんでしたが、前里光健氏は現市長に対しては野党の立場で、現市政の変革を求める立場を表明しています。
出馬表明以前に前里光健氏は、保守系の候補者選考委員会に応募しています。
しかし、選考委員会が候補者一本化を断念したため、「宮古島にあるさまざまな課題の解決に向けて強い思いから市長選に臨みたい」と決意を述べ、出馬表明しました。
選考委員会による選考がなされていた時点でも5~6名の応募者がいたようですが、候補者一本化断念を受け、実際に5名の出馬表明がなされています。
前里光健/宮古島市長選挙の選挙結果は?
前里光健氏はこれまで、市議会議員選挙に補欠選挙も合わせ、3回立候補されています。
2017年01月22日投票日、宮古島市議会議員補欠選挙。投票率68.14%、得票数8,374票で当選。
2017年10月22日投票日、宮古島市議会議員選挙。投票率71.73%、得票数1,133票で当選。
2021年10月24日投票日、宮古島市議会議員選挙。投票率67.92%、得票数1,060票で当選。
前里光健氏は市議会議員補欠選挙に初当選後、3回連続当選で通算7年9ケ月に及ぶ間、市議会議員を務められました。
今回は、市議3期目任期途中でしたが、市長選出馬のため12月に議員辞職しており、覚悟の出馬と思われます。
前里光健/宮古島市長選挙の引退の可能性は?
前里光健氏引退についての情報は確認できませんでした。
前里光健氏は今回が市長選挙へは初挑戦ですが、市議7年9ケ月の経験があるため後援会は県議や市議をはじめ、多くの賛同者が集まっています。
前里光健氏が市議3期務めた中で、給食費無償化など、市民の福祉向上のために多くの成果を挙げたことが高く評価され、「市民の声を聞き、実行できる新しいリーダー」として大きな期待が寄せられている印象があります。
前里光健氏自身も、ご自分の経験を宮古島市のために活かしたいと強い意志が感じられます。
今回落選となっても、再び市政への挑戦はされるのではないかと思われます。
まとめ
今回の市長選挙は、前里光健氏のほかに、現市長が2期目を目指し出馬表明したことも含め、前副市長など複数の出馬が予定されています。
現市長が他に遅れながらも出馬表明していることから、今回の選挙は現市政への是非を問うものになりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。