前川進介/丹波市長選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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市長

今回の記事では2024年11月10日告示、11月17日の丹波市長選挙に出馬予定の前川進介氏について記事をまとめていきます。

前川進介氏の

  • 経歴
  • 家族
  • 年収
  • 選挙結果

などについて記事を書いていきます。

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前川進介/丹波市長選挙の経歴は?

名前 前川進介(まえがわしんすけ)
生年月日 1978年生まれ
出身地 兵庫県丹波市
最終学歴 神戸大学農学部
職業(前職) 丹波市議会議員
趣味 テニス、対話、考えること

前川進介氏は大学卒業後、株式会社ファンケルへ入社しサラリーマンをされた後、2009年に父親の事業承継のため地元の兵庫県丹波市にUターンされました。

そして、株式会社みんなの村を経営する傍ら、Iターン専用シェアハウスを立ち上げ都市部からの移住者を招き入れるなど、地域活性化にも関わられました。

ご自身は事業の問題等もあり、2011年うつ病になり社会復帰まで1年はかかったという経験をされたそうです。

うつ病体験から回復していく過程でうつと子育てに大きな関係があることを理解し、「自己肯定感」を高めることが重要だという考えに行き着いたそうです。

そこで、「自己肯定感」を高める人材育成を行うことが急務だと判断し地域に限定せずにその活動を行えるよう、NPO法人他力本願研究所を立ち上げ事業を展開されました。

隣接する朝来市創生推進人財育成プロジェクトに参画し、子どもの自己肯定感を育む考え方を伝えることから教育現場、親世代、そして一般市民へと広げ、さらに市域外の親同士の交流にもつなげました。

2020年には丹波市議会議員に初当選し、丹波市の子ども政策へ関わることになりました。

実際に議会で丹波市議会「こどもの権利に関する理念条例調査研究特別委員会」を立ち上げ、委員長として、子どもの人権を守るための条例制定にご尽力されました。

今回市長選へは、市議1期での挑戦のため経験不足を心配されることもあるそうですが、むしろ議会の旧態然としたやり方になじまないうちに市民感覚を活かせる、という思いから出馬されました。

前川進介/丹波市長選挙の学歴は?

前川進介氏の学歴は、兵庫県立柏原高等学校卒業、神戸大学農学部卒業です。

出身高校は?

兵庫県立柏原高等学校は兵庫県丹波市にある公立の高等学校で1897年創立、統合等を経て1948年に兵庫県立柏原高等学校となりました。

当初は普通科、商業科、家政科、定時制普通科がありましたが、前川進介氏が在籍した当時は普通科のみの進学校になっていました。

留学生の受け入れや、台湾への修学旅行など国際交流が盛んで、文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)のアソシエイト校にも指定されています。

2008年に設置された「知の探究コース」は、探究型学習活動を重視した内容になっており、「答えのない問題」に対応する「新しい学力」「実践知」の育成を目指しています。

また、「知の探究コース」卒業生は約3分の2が国公立大学に進学している実績があります。

出身大学は?

神戸大学は、兵庫県神戸市に本部を置く国立大学で、1902年創立、1949年に大学が設置されました。

現在は10学部15研究科を設置する総合大学となっていますが、前身は商業高校で、当時の日本の急速な経済成長を背景に、実業界における人材需要が高まる中、設置されました。

神戸大学農学部は、1年次に生命科学の基礎を中心に学び、農場実習など体験型講義も取り入れている点に特徴があります。

そして、2年次以降は専門的な学生実験、農場宿泊実習では集中的に栽培に携わるなどし、「農場から食卓まで」をスローガンに、食や環境といった様々な事象に深く関わる学問を学びます。

前川進介/丹波市長選挙の家族は?

前川進介氏のご家族は、奥様二人の娘さんと、息子さんが一人いらっしゃいます。

前川進介氏のFacebookにはご家族の写真や飼われているニワトリやヤギの写真もあり、豊かな自然の中で本当に自給自足の生活をされている様子がわかります。

ただし、前川進介氏はご自身の離婚歴もお話されているのですが、そちらの情報は確認できませんでした。

前川進介/丹波市長選挙の年収は?

前川進介氏の丹波市議会議員時代の年収についてまとめていきます。

丹波市のホームページによると議員報酬は月額346,000円、期末手当は4.30 月分です。

議員報酬:346,000円×12ケ月=4,152,000万円
期末手当:346,000円×4.30 月分=1,487,800円
年収:4,152,000万円+1,487,800円=5,639,800円

前川進介氏が市議会議員議長を務められていた際の年収は約5,639,800円と予想されます。

前川進介氏は法人経営や議員報酬に頼らずに生きるための自給自足生活をしておられるようですが、それら他の収入についての情報は確認できませんでした。

前川進介/丹波市長選挙の実績や評判は?

前川進介氏の市議1期の活動は、ご自身のホームページ等で市民に伝えておられます。

特に、ご本人が議員活動の7割を使ったとおっしゃる「子どもの権利に関する条例制定」と「障がい者福祉」に関する活動なども動画配信されており、引き込まれる内容になっています。

もともと、市議会議員へ立候補する前から、議員報酬に頼らない生活の確立を有言実行されており、議員活動が純粋に、「市民の声を聞き、住みやすい街をつくることのため」に帰結している印象があります。

「40歳代と若く、市議の経験が1期4年のみでは経験不足では?」という声もある中、前川進介氏は、議員経験が少ないうちだからこそ市民感覚を強く活かし、経営者的行動力で改革ができるとお考えです。

各地区で開催している座談会では、現市政に変革を求めている若い層の市民の方からの支援が広がっている様子がみうけられます。

前川進介/丹波市長選挙の公約は?

前川進介氏は、以下の公約をご自身のインスタグラムホームページ中に書いておられます。

【丁寧な対話で一人ひとりが納得して生きられる丹波市に】

丹波市役所の既成概念に囚われることなく、市民との対話を基軸にオープンな市政運営を行い、市民が潤う持続可能な地域経済循環を強化して、市民一人ひとりが納得のいくサービスを選択できる体制を構築します。

【5つの主要政策】  
1 若者、特に若い女性が移住したくなる過疎対策
2 地域経済の足場を固める「地産地消」
3 経済効果ももたらす情報と防災
4 一人ひとりの思いが尊重される福祉
5 民間目線の開かれた行政・議会改革

【10の公約】
・オーガニック給食の無償化で子育て支援
・有機米の全量買取による有機圃場面積の拡大
・女性議会の設置で女性の意見を社会に反映
・シングルマザー移住促進で速攻性のある過疎対策
・配校を活用した陸上養殖で地産地消を強化して税収確保
・スムーズに情報を得られる丹波市版SNSアプリ開発
・高齢者福祉と教育を両立させる学校給食の地域への開放
・障がい者の移動を応援するタクシーチケット制の導入
・議会動画の編集・拡散で開かれた議会を後押し(参考:安芸高田市)
・市長ボーナスの議会査定による歩合制で開かれた市政を実現

前川進介氏が4年間の議員活動で力を入れて来た子どもの人権、障がい者福祉やシングルマザーといった社会的には弱者と言われる方たちの支援を手厚くするやさしい視点と、地産地消、陸上養殖といった経営者的発想で街を豊かにする視点が印象的な公約だと思われます。

前川進介/丹波市長選挙の立候補した理由は?

前川進介氏は、立候補された理由をインタビューでお答えになっています。

特に、市議として活動した4年の経験の中で、市議と市長の市政執行権限の大きな違いを実感されたことにあるようです。

また、現市長の市の課題認識の甘さ、議会や市政運営のスピード感の無さや縦割り行政の弊害を経営者目線から指摘し、その変革を訴えておられます。

中には、市長のボーナスを議会での査定制にする、という提案があり、これも経営者的な発想で、市民の反応に興味がわくところです。

前川進介/丹波市長選挙の選挙結果は?

前川進介氏はこれまで1回丹波市議会議員選挙に立候補されています。

2020年11月15日投票日、丹波市議会議員選挙。投票率65.35%、得票数1,920票で3位当選

前川進介氏は市議1期のみの経験ですが、むしろ、ご本人は経験が浅いことを自らの強みとして、市民感覚を活かして丹波を変えたいとお考えです。

今回市長選挙は、初めての挑戦となりますが、大いに期待されます。

前川進介/丹波市長選挙の引退の可能性は?

前川進介氏の引退についての情報は確認できませんでした

前川進介氏はUターンで故郷へ戻り、父親の事業を継承したりIターン専用シェアハウスを立ち上げたりし、さらには隣接する朝来市での地方創生や人材育成もなさっておられます。

それら前川進介氏のご活躍を認知した周囲の方からの強い要望があり市議へ出馬されています。

前川進介氏の丹波市への強い思いと市議時代の行動力を通し、ますます市民からの強い信頼を寄せられる存在になっていると推察されます。

前川進介氏はまだ若く、今回落選となっても、周囲の期待による後押しは続き、再び市政への挑戦はされるのではないかと思われます。

まとめ

丹波市長選挙には、前川進介氏のほかに、現職の林時彦氏や前教育長の岸田隆博氏など複数の出馬が予定されています。

投票日の11月17日、丹波市は兵庫県知事選挙、丹波市長選挙、丹波市議会議員選挙のトリプル選挙になる予定です。

現市政の是非を問うだけではなく、各候補者の政策や公約の吟味など、市民の皆さんの注目が高い選挙になると推察します。

最後までお読みいただきありがとうございました。