今回の記事では2024年4月7日告示、4月14日投開票予定の笠岡市長選挙に出馬を表明している栗尾典子氏について情報をまとめていきます。
栗尾氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
栗尾典子/笠岡市選挙の経歴は?
来年春の笠岡市長選に笠岡市議の栗尾典子氏が出馬表明【KSB岡山ニュース】https://t.co/qrDczhSVlS
任期満了に伴い2024年春に予定されている笠岡市長選挙に無所属新人の栗尾典子さん(55)が、立候補を表明しました。
— KSB 岡山・香川ニュース【公式】 (@KSBNews_5ch) July 10, 2023
栗尾典子氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 栗尾典子(くりおのりこ) |
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生年月日 | 1967年11月10日 |
出身地 | 笠岡市 |
最終学歴 | ノートルダム清心女子大学家政学部卒業 |
職業(前職) | 笠岡市議会議員 |
趣味 | 刺繍などの手仕事、山口百恵の大ファン |
栗尾典子氏は高校までを笠岡市で過ごし、岡山市のノートルダム清心女子大学へ進学、無事卒業されます。
大学時代はゴルフ部に所属。
卒業後は1990年にOHK岡山放送へ入社するも、母親の看病のため2年で退社。
その後、山陽女子学園高校、山陽女子学園中学、岡山商科大学附属校等学校、精華学園高等学校岡山校にて家庭科の非常勤講師を務めます。
2020年4月には父である栗尾順三氏の後継として、笠岡市議会議員選挙へ立候補し、当選を果たします。
女子大でゴルフ部所属、最初の就職先はマスコミ、父親は市議会議員とのことで、個人的には非常に育ちの良い方なのではという印象を持ちました。
栗尾典子/笠岡市選挙の学歴は?
栗尾典子氏の学歴は、笠岡高等学校卒業、ノートルダム清心女子大学家政学部卒業となります。
出身高校は?
笠岡高等学校は、笠岡市にある県立高校で、愛称は「千鳥」。
前身である笠岡町立女学校が開校した明治35年当時には,笠岡湾で群れ飛ぶチドリの姿が見られ、その可憐な姿から,女学校にふさわしい愛称として選ばれたようです。
お笑いコンビの千鳥は笠岡商業高校出身ですが、コンビ名の由来はここからきています。
卒業後は難関大学を含む4年制大学へ進む学生がほとんどで、進学校として知られています。
出身大学は?
ノートルダム清心女子大学は、岡山市で1886年にカトリックの教育修道会を母体として創立された、歴史のある女子大です。
地元では有名な、いわゆるお嬢様大学です。
清心の卒業生であれば大丈夫という評判が根付いており「就職に強い清心」として知られています。
実際のところ、公式サイトによると卒業生の就職決定率は98%を基本的に超えています。
栗尾典子/笠岡市選挙の家族は?
栗尾典子氏の家族は、ご両親と、4歳下の弟という構成です。
父である栗尾順三氏は1980年から2020年まで市議会議員を務め、それ以前、栗尾典子氏が生まれた時は下駄・履物店を経営していました。
母親は1993年に癌のため他界しています。
栗尾氏自身の家族は、2人の息子です。
1993年に一度結婚していますが、2013年に離婚しています。
栗尾典子/笠岡市選挙の年収は?
栗尾典子氏の年収について情報をまとめてみました。
笠岡市の公式サイトによると、笠岡市議会議員の年収は以下の通りです。
540万円+賞与157.5万円(3.5ヶ月)=697.5万円
栗尾氏の笠岡市議会議員の年収は697.5万円という計算になりました。
これ以外にも収入があるかもしれませんが、情報は見当たりませんでした。
栗尾典子/笠岡市選挙の実績や評判は?
栗尾典子氏の実績ですが、ご自身の公式Xにて「くりお典子 市議会だより」や、ツイートの内容で説明されています。
太陽光パネル設置の為のゾーニングマップ作成、高齢社会におけるバリアフリー施策、歴史的建造物である貫閲講堂の保存など、市が直面する様々な課題に対して精力的に取り組んできた印象です。
栗尾氏の評判についての情報は見当たりませんでしたが、個人的にはかなり評判のいい方であるという印象を受けました。
栗尾典子/笠岡市選挙の公約は?
選挙公約としては以下の項目を重点にしているようです。
・高齢者の移動手段の確保
・心地よい町づくりの推進
・小中学校の再編整備計画見直し
・1万頭余りの牛が飼育される笠岡湾干拓地から市街地に流れ込む臭気への対策
笠岡市で生まれ育った栗尾氏らしい、市の未来を見据えた内容という感じがします。
子供から高齢者まで、みんなが安心して住める市になるといいですね。
栗尾典子/笠岡市選挙の立候補した理由は?
栗尾氏は2023年7月8日に開催した立候補の表明会見にて以下のように語っています。
これ以上(市長と)議会との対立を深めては、笠岡市が前に進むことができない。対話と協調、これが重要だと思っています。
引用元:https://news.ksb.co.jp/article/14951378
議員を務めて1期目ですが、政策を建設的な形で実現していくには市長と議会の協力が重要であるということを痛感し、そのためには自身が市長になるしかないという思いで立候補されたのかなと思います。
立候補を表明されたのは選挙を翌年4月に控えた7月ということで、かなりタイミングが早かったです。
よほどの覚悟があったのではと推察できます。
栗尾典子/笠岡市選挙の選挙結果は?
さて、ここでは栗尾典子氏の選挙結果について書いていきます。
2020年4月9日に実施された笠岡市議会議員選挙に、父順三氏の後継者として初出馬。
1,544票を獲得し、初当選を果たします。
この際の投票率は55.64%でした。
今回の選挙は、現職で3選を目指す小林嘉文氏との一騎打ちの様相です。
激戦が予想されており、目が離せません。
栗尾典子/笠岡市選挙の引退の可能性は?
栗尾典子氏は現在まだ56歳と、一般的には政治家としては引退を考える年齢ではありません。
父から引き継いだ地盤があることや、これまで岡山でずっと仕事をしてきた地元への愛着を考えると、仮に今回の選挙で敗れたとしても、引退の可能性は低いと考えられます。
まとめ
父親の後継として政治の世界へ足を踏み入れた栗尾氏と、2期8年の実績がある現職小林氏、どちらも負けられない戦いです。
選挙戦に先立ち、2023年12月6日、笠岡市議会特別委員会で、現職小林氏のパワハラの可能性がある音声データが公開されました。
議会との協調を訴える栗尾氏と現職小林氏は、対照的な性格の二人なのかもしれません。
笠岡市民はどちらに市の将来を託すのか、選挙戦が楽しみです。