任期満了に伴う北海道函館市長選(2023年4月16日告示、同年4月23日投開票)に、現市長の工藤寿樹氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、工藤寿樹氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
工藤寿樹/函館市長選挙の経歴は?
工藤寿樹氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 工藤 寿樹(くどう としき) |
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生年月日 | 1946年11月26日 |
出身地 | 北海道爾志郡乙部町 |
最終学歴 | 早稲田大学法学部卒業 |
職業 | 現函館市長 |
工藤寿樹氏は1946年に北海道爾志郡乙部町で生まれ、町立福島小学校、市立的場中学校から、函館ラサール高等学校を経て、早稲田大学法学部に進学し、卒業しています。
1973年4月、大学卒業後と同時に亀田市役所に入職しました。なお、亀田市は1973年12月に函館市に編入されています。
函館市において、秘書課長、財務部次長、財務部長、企画部長などを歴任し、2006年に函館市助役(のちに副市長)に就任しています。
2011年に函館市長選挙に初出馬で初当選し、以降、3期連続で当選しています。
工藤寿樹/函館市長選挙の学歴は?
工藤寿樹氏は、函館ラ・サール高等学校を卒業後、早稲田大学に進学し、同校を卒業しています。
出身高校は?
函館ラ・サール高等学校は、北海道函館市に所在する私立の男子中学校・高等学校です。
函館ラ・サール高等学校は、1960年にラ・サール修道会によって設立されています。1999年には、函館ラ・サール中学校を新設し、中高一貫教育となりました。
同様にラ・サール修道会が創設している、ラ・サール中学校・高等学校(鹿児島県鹿児島市)とは兄弟校の間柄です。
同校は、日本全国から入学者を受け入れているようです。中学生の約7割、高校生の約6割が寮生ということです。
卒業後の進学先としては、全国の国公立大学や北海道、関東、関西の私立大学が中心に進学しています。
出身大学は?
早稲田大学は、東京都新宿区に本部を置く私立大学です。
早稲田大学は、大隈重信が設立した東京専門学校を前身とし、1920年に日本の私立大学では慶應義塾大学などと一緒に大学令に基づく大学となった歴史と伝統ある学校です。
現在は、東京都内を中心に10のキャンパスを有しており、13の学部を持つ大学と17の研究科を持つ大学院等で構成されています。
工藤寿樹氏が在籍していた法学部は、法律実務家や法学研究者の養成だけでなく、市民社会を担うことのできる人材一般を育成し、この人材に求められる資質である法的判断力の養成を教育上の目的としています。
長い歴史と伝統を有する早稲田大学は、特に、政治家(内閣総理大臣経験者を含む)を多く輩出しています。また、行政、司法、経済、学術、建築、文芸、芸能、スポーツ等の分野でも、数多くの卒業生が活躍しています。
工藤寿樹/函館市長選挙の家族は?
工藤寿樹氏の家族に関する情報を得ることはできませんでした。
工藤寿樹/函館市長選挙の年収は?
工藤寿樹氏は現職の函館市長です、以下に函館市長の収入を記載しました。
また、期末手当は、2021年度支給実績で4.45か月になっています。
期末手当は、1,050,000×4.45か月=4,672,500円です。
合計である年収は17,272,500円になります。
工藤寿樹/函館市長選挙の実績や評判は?
工藤寿樹氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、これまで函館市長に3期連続で当選していることから、函館市長としての活動や経験に対しては一定の評価があると考えられます。
これらより、工藤氏の支持者を中心とした市民からの期待は厚いものであると思われます。
工藤寿樹/函館市長選挙の公約は?
工藤寿樹氏は、自身のWEBサイトに重点施策として、コロナ禍を受けた地域経済の再生、人にやさしいまちづくり、美しく安全安心なまちづくりの3つを柱として、3つの柱それぞれに政策や目標を設定しています。
工藤氏自身の最終ステージとして、函館市の3つの柱を基本にして、活動していくものであると考えられます。
工藤寿樹/函館市長選挙の立候補した理由は?
工藤寿樹氏は、2022年9月22日、函館市内で後援会の会合に出席し、来春の市長選に4期目を目指して立候補すると表明しました。「新型コロナウイルス感染症で市民も事業者も大変な状況であり、それを乗り切って、函館を復活させるためには自分がやらなければと思った」と述べています。
現職の市長として、これまでの3期の経験を経て、コロナ禍からの復活、函館市の再生のために、自身がやらねばならないという思いから出馬に至ったものと考えられます。
工藤寿樹/函館市長選挙の選挙結果は?
工藤寿樹氏は、これまで函館市長選挙に3回立候補してすべて当選しています。
これまでの工藤寿樹氏の選挙の結果は以下の通りです。
函館市長選挙 (2011年4月24日投票) |
投票率55.65% 70,739 票(当選) |
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函館市長選挙 (2015年4月26日投票) |
投票率51.86% 90,914 票(当選) |
函館市長選挙 (2019年4月21日投票) |
投票率49.32% 69,458 票(当選) |
工藤寿樹/函館市長選挙の引退の可能性は?
工藤寿樹氏のオフィシャルページには、「函館市を回復させ、市民の笑顔を取り戻し、次世代にバトンを渡すことが私の使命」や「函館再生への改革と挑戦の最終ステージ」など、4期目を最後のステージとするというような記述になっています。
また、73歳という年齢からも4期目を最後にして、引退を考えている可能性があると思われます。
まとめ
初出馬の2011年は当時の現職市長を破っての初当選、2期目、3期目は安定的に票を獲得しての当選と、確実に函館市での活動地盤を広げてきた工藤寿樹氏です。
現職の市長として、「「愛をこめて、最後の戦い」として4期目の出馬になります。
現時点での工藤氏の対抗としては、俳優大泉洋さんの兄で、函館市保健福祉部長の大泉潤氏が出馬を表明しています。
現職で4期目を目指す工藤寿樹氏と、知名度、市職員としての長い経験をを有する大泉潤氏との一騎打ちの様相を呈している今回の函館市長選挙。函館市民ならずとも結果が注目される選挙になると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。