今回の記事では2024年4月7日告示、4月14日投開票予定の笠岡市長選挙に出馬を表明している小林嘉文氏について情報をまとめていきます。
小林氏は2期を務めてきている現職で、3選を果たすことができるかどうか注目されています。
小林氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
小林嘉文/笠岡市長選挙の経歴は?
2024年の岡山・笠岡市長選 現職の小林嘉文市長が立候補表明 3期目目指す【KSB岡山ニュース】
https://t.co/P1Qr571m0N— KSB 岡山・香川ニュース【公式】 (@KSBNews_5ch) December 8, 2023
小林嘉文氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 小林嘉文(こばやしよしふみ) |
---|---|
生年月日 | 1960年8月29日 |
出身地 | 笠岡市 |
最終学歴 | 明治大学商学部卒業後 上海復旦大学国際経済学部修了 ハーバード大学経営大学院TGMP修了 |
職業(前職) | 会社経営 |
趣味 | 盆栽 |
小林氏は高校まで笠岡市で育ち、明治大学商学部へ進学、無事卒業されます。
海外志向が強く、大学卒業後は大手商社の伊藤忠商事へ就職。
海外駐在の間に上海復旦大学、ハーバード大学経営大学院も修了しています。
48歳の時に父親の求めに応じ、実家の家業である海苔の製造販売会社を継ぐことに。
ところが、30年ぶりに帰郷した笠岡市の衰退ぶりに危機感を感じ、2016年の笠岡市長選挙へ出馬、当選を果たします。
2020年に再選し、現在2期目です。
海外駐在という大変な職務の傍ら、現地の大学や大学院を修了しており、努力家という印象を持ちました。
小林嘉文/笠岡市長選挙の学歴は?
小林氏の学歴は、岡山県立笠岡高等学校卒、明治大学商学部卒業となります。
また、社会人になってから、上海復旦大学国際経済学部、ハーバード大学経営大学院TGMPを修了しています。
出身高校は?
笠岡市に位置する県立の笠岡高等学校は、「千鳥」という愛称で親しまれています。
この高等学校の前身は、明治35年に設立された笠岡町立女学校で、当時笠岡湾上を舞うチドリの群れがその名の由来となりました。
これらのチドリはその優美さから、女学校の名前として相応しいと考えられました。
お笑いコンビ「千鳥」は、同じく笠岡市にある笠岡商業高校の出身ですが、彼らのコンビ名はこの高校の愛称に由来しています。
笠岡高等学校の卒業生は、難関大学を含む4年制大学への進学者が多く、進学実績の高い学校としての評判があります。
出身大学は?
明治大学は日本の主要な私立大学の一つで、MARCHと呼ばれる難関私立大学群の1つです。
創立は1881年に遡り、自由民権運動に影響を受けた明治時代の思想家たちによって設立されました。
小林氏が卒業した商学部は明治大学の中でも伝統的な学部です。
ラグビーや野球などのスポーツチームは全国的にも強豪として知られています。
小林嘉文/笠岡市長選挙の家族は?
小林氏の家族についての情報は、家業に携わっていた父親以外の情報は見当たりませんでした。
小林氏自身の家族については、死別した元妻との間に息子さんがいらっしゃいます。
また、2018年には今の奥様と再婚しました。
現在の奥様である小林好恵氏は、小林嘉文氏が政界に入ったのちに、小林嘉文氏の家業である小林産業株式会社の代表を務めています。
小林嘉文/笠岡市長選挙の年収は?
小林嘉文氏の年収について情報をまとめてみました。
笠岡市の公式サイトの情報によると、笠岡市長の年収は以下のような計算となります。
11,600,000万円+賞与4,064,100円(4.37ヶ月)=15,664,100円
小林氏の笠岡市長としての年収は約1,500万円と推定されます。
それ以外にも収入源があるかもしれませんが、情報は見当たりませんでした。
小林嘉文/笠岡市長選挙の実績や評判は?
小林嘉文氏の実績は、笠岡市の公式サイトにまとめられています。
重点施策4本柱として、「教育三改革」「インフラ整備」「産業振興と観光」「子育て・福祉の充実」を掲げています。
具体的に一例を挙げると、青空認定こども園・ひまわり認定こども園の開園、今井小学校と笠岡小学校の統合、義務教育9年間を見通した教育、企業誘致により累計19社の企業が操業して500人以上の雇用を創出,高齢者タクシー料金助成事業など、地元に根付いた施策を推進されている印象です。
小林氏の評判については、2選を果たしているため支持者は多いと考えられる一方、辞職勧告決議が議会で可決されたり、小林氏がパワハラをしたのではと疑われる音声が公開され、調査のための第三者委員会が設置さたり、いろいろな見方をされている方のようです。
小林嘉文/笠岡市長選挙の公約は?
公約としては以下を重点に掲げているようです。
笠岡駅周辺の再開発
企業誘致
若年人口の増加
多くの地方自治体が掲げている課題という印象です。
個人的には笠岡市で成功事例を作り、全国に広がっていけば面白いなと思います。
小林嘉文/笠岡市長選挙の立候補した理由は?
2023年12月8日に開催した記者会見で、立候補の理由について以下のように語っています。
企業を誘致し、若者の人口を増やすことなどまだまだやり残したことがある。
引用元:https://www.ohk.co.jp/data/30274/pages/
2期8年ではではやりきれなかったことがあり、総仕上げとして3期目も引き続き市政に携わっていきたいということかなと思います。
小林嘉文/笠岡市長選挙の選挙結果は?
さて、ここでは小林嘉文氏の過去の選挙結果についてまとめていきます。
初出馬となった2016年4月19日の笠岡市長選挙では14,682票を獲得し当選。
この際の投票率は66.52%でした。
前回、2020年4月19日に実施された笠岡市長選挙では12,512票を獲得し当選、投票率は55.65%でした。
今回は現職市議との一騎打ちの様相です。
過去2期の小林市政を市民がどのように評価するのか、注目が集まっています。
小林嘉文/笠岡市長選挙の引退の可能性は?
小林氏はまだ60代半ばであり、一般的に政治家が引退を考える年齢ではありません。
時折その積極的な発言や姿勢が議論を呼ぶほどの情熱を持っており、万が一今回の選挙で落選したとしても、引退する可能性は低いと考えられます。
まとめ
小林嘉文氏の他に立候補しているのは、現職の笠岡市議である栗尾典子氏。
栗尾氏は市議であった父親の後継として議員になり1期目です。
フレッシュな栗尾氏ですが、父親の地盤を引き継いついでおり、それなりの戦力を有しているのではと推察されます。
小林氏がどのように受けて立つのか、これからの選挙戦から目が離せません。