前市長辞職に伴う神奈川県足柄下郡真鶴町長選挙(2021年12月14日告示、12月19日投開票)に新人の北澤晃男氏が当選を目指して立候補する意向を表明されていますので北澤氏に関する情報をまとめています。
北澤晃男氏の
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・経歴
・学歴
・ご家族
・年収
・実績や評判
・公約
・その他
などについて記事をまとめていこうと思います。
北澤晃男/真鶴町長選挙の経歴は?
名前 | 北澤晃男(きたざわあきお) |
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生年月日 | 51歳 |
出身地 | 東京都港区 |
最終学歴 | 中国・南京大学卒業 |
職業(前職) | 法務団体代表 米国NPO団体日本理事長 |
趣味 | ダイビング、バイクのカスタマイズ |
北澤晃男氏は東京都出身で中国の南京大学を卒業し、法律コンサルタントや教材制作などを行う法務団体の役員を務めているとのことです。
「長野県の名門の出身」「スタンフォード大学留学経験あり」との情報があります。異色の経歴の持ち主であり、多才な人物の模様です。
ダイビングがライフワークで、洞窟の潜水調査を30年ほど続けられているとのことです。
2019年3月に神奈川県足柄下郡真鶴町に東京都内から移住されています 。
出馬表明記事(カナロコ 2021年11月29日付)より
北澤晃男/真鶴町長選挙の学歴は?
自身のフェイスブックによると、北澤晃男氏の学歴は中国の南京大学卒業とのことです。
出身高校は?
北澤晃男氏の出身高校の情報は見付かりませんでした。
出身大学は?
南京大学は中華人民共和国江蘇省南京市鼓楼区に本部を置く中華人民共和国の国立大学です。1921年に設置されました。
教育部の直轄重点総合大学として、教育、科学研究のいずれの領域も、中国のトップレベルに位置しているとのことです。2006年から教育部と江蘇省が共同運営する重点大学になっています。
学部・大学院構成は、次のとおりです。
文学、歴史学、哲学、新聞・メディア学、法学、外国語、政府管理学、情報管理学、社会学、数学、物理学、天文・宇宙科学、化学化工学、計算機科学・技術学、電子科学・工学、現代工学・応用科学、環境学、地球科学・工学、地理・海洋科学、大気科学、生命科学、医学、エンジニアリング管理学、海外教育学、ソフトウェア学、建築・都市計画学、マルクス主義学、創新創業学、教育研究学、外国語、体育学、芸術研究学
北澤晃男/真鶴町長選挙の家族は?
北澤晃男氏は現在、一人暮らしの模様です。
北澤晃男/真鶴町長選挙の年収は?
北澤晃男氏は、法務団体代表と米国NPO団体日本理事長をされているとのことですが、それ以上の情報は見付かりませんでした。
現在は無収入かも知れないとも感じられました。
北澤晃男/真鶴町長選挙の実績や評判は?
北澤晃男氏は、2019年3月に移住されて来ました。
真鶴町民になってから僅か3年足らずで仕方がない部分もありますが、選挙結果を見る限りでは認知度で弱点を抱えている模様です。
北澤晃男/真鶴町長選挙の公約は?
北澤晃男氏は、今回辞職した松本町長が町職員時代に名簿を持ち出したことについて「名簿情報が特殊詐欺などに悪用される可能性がある。同じ不正が起こらないよう防ぐ必要がある」と話し、住所の町域名の変更や、町選挙管理委員会の体制見直しの必要性を訴えています。
また、町への移住者らの交流を図るコミュニティー作りや、町の魅力をアピールするための「ゆるキャラ」作製などの政策を掲げ、「町民に長く住みたいと思ってもらえるような町づくりをしていきたい」との主張です。
1年前の町長選挙で以下のことを主張されていましたが、これも改めて訴えられるかも知れません。
・JR真鶴駅前の交通渋滞緩和、実践的な教育を公約とする。
北澤晃男/真鶴町長選挙の立候補した理由は?
今回の選挙が、町の選挙人名簿抄本の不正コピー及び町長選挙への流用が理由で、前町長が辞職したことに伴うものであることを踏まえ、北澤晃男氏は会見で「これ以上自分の住む町に泥を塗られたくない。個人情報漏えいの危機から町民を守りたい」と出馬の理由を説明されています。
また、1年前の町長選挙では、立候補の理由として、町政において民間のスピード感覚が必要と考えたとのことです。政策として、自然、アート、文化をまちづくりの中核に入れることを挙げていました。
北澤晃男/真鶴町長選挙の選挙結果は?
北澤晃男氏は、2020年9月の町長選挙と2021年9月の町議会議員選挙に立候補しましたが、落選しています。
真鶴町長選挙 投票日2020年9月13日 |
松井 一彦(無所属) 2,812票 宇賀 一章(無所属) 1,673票 北澤 晃男(無所属) 78票 |
投票率 71.78% |
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真鶴町議会議員選挙 投票日2021年9月26日 |
北澤 晃男(無所属) 27票 (落選 14候補中13位 上位10位までが当選) |
投票率 66.9% |
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北澤晃男/真鶴町長選挙の引退の可能性は?
今回の選挙で選挙民への認知度をどこまで上げられるかが、北澤晃男氏の今後の政治生命に直結すると感じました。
そのためには、政策を具体的に発信し続けていくことが重要と思います。
まとめ
北澤晃男氏のフェイスブックや動画を拝見したところ、松井町長と現状の真鶴町の批判に集中されている様に見受けられました。
「他の候補は全て町長・町議会・町役場関係者。今まで彼等には改革できなかった。外の人間である自分しか改革は無理。」と訴えることが目的の一つかと思われます。
確かに今回の事件では、町長のみならず町役場関係者も当事者であり批判対象たり得るので、その意味で選挙戦術として有効とは思います。
ただ、批判内容が過激であることや第三者視点であることが気になりました。もし当選して町長になれば自身が当事者になって批判の矢面に立つので、候補の時点から「では具体論は?」との問いかけが為されるのは容易に想像できます。それにどこまで答えられるのかと気になる次第です。
町のコンプライアンス改善は今回の選挙の最大のポイントの一つなので、自ら改革の方法として示されている「住所の町域名の変更や、町選挙管理委員会の体制見直し」について更に具体的・論理的・詳細に示すことが、選挙を闘っていく上で必要と感じました。
そうなると「内の人間」の方が詳しいところもあると思われるので、何故「内の人間では無理か」をわかり易く示すことが求められることもあるでしょう。
他に挙げられていた、「町への移住者らの交流を図るコミュニティー作り」「民間のスピード感覚」等についても具体的・論理的・詳細に示すことが重要と思います。
外の人間といえば、最近、外資系保険会社で役員を歴任された大塚伸二氏も立候補されましたので、北澤氏がどの様な差別化ができるかも重要と考えます。