任期満了に伴う阿南市長選(2023年11月12日告示、11月19日投開票)で、岩佐義弘氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、岩佐義弘氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
岩佐義弘/阿南市長選挙の経歴は?
岩佐義弘氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 岩佐義弘(いわさよしひろ) |
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生年月日 | 1971年6月29日 |
出身地 | 阿南市羽ノ浦町 |
最終学歴 | 広島大学理学部卒業 |
職業(前職) | 徳島県議会議員 |
趣味 | 非公表 |
岩佐義弘氏は1971年に阿南市羽ノ浦町で生まれ、高校卒業後、広島大学理学部に入学しています。
広島大学卒業後、徳島県での男女共同参画会議委員、阿南市農業委員会農業委員、JA東とくしま理事などを経て、2015年に徳島県議会議員選挙に当選し、2期の間議員を務めました。
議会では経済委員会委員長、監査委員、県土整備委員会委員長、文教厚生委員会委員長などのポストを務めました。
その他にも、岩佐氏は阿南市スポーツ協会の副会長であり、阿南市スポーツ少年団の本部長も務めています。
認定農業者でもあり、阿南市消防団の羽ノ浦分団員であると同時に、自警団はのうらの会長も務めた経歴があります。
岩佐義弘/阿南市長選挙の学歴は?
岩佐義弘氏が卒業した高校は徳島県立富岡東高等学校、卒業した大学は広島大学理学部と記載がありました。
出身高校は?
徳島県立富岡東高等学校は徳島県阿南市に所在する公立の高等学校であり、通称富東(とみひがし)と地元で呼ばれています。卒業生には劇団四季・ミュージカル俳優の田中宣宗さんなどがいらっしゃいます。
部活では特に女子剣道部が有名であり、インターハイの常連校としても知られる強豪です。
出身大学は?
岩佐義弘氏が入学した広島大学は、1949年に設置された国立大学です。
略称は「広大(ひろだい)」で、文部科学省のスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校であり、研究大学強化促進事業の支援対象機関の一つです。
広島大学は、広島市に位置し、原爆症の治療や平和科学の研究に取り組むなど、平和を希求し、新たな知識の創造を重視した教育を提供しています。
その教育理念には、平和、知の創造、人間性教育、地域社会・国際社会との共存、自己変革といった5つの原則が含まれており、「100年後にも世界で光り輝く大学へ」というキャッチフレーズを掲げています。
岩佐義弘/阿南市長選挙の家族は?
家族構成についてですが、岩佐義弘氏のホームページにて、「妻 長男(20歳)長女(15歳) 父 母」との記述がありました。
ご家族それぞれのお名前等の詳細の情報は見当たりませんでした。
岩佐義弘/阿南市長選挙の年収は?
今現在の岩佐義弘氏の収入に関する情報は得られませんでしたが、岩佐義弘氏はこれまで徳島県議会議員を2期務めています。
参考として、徳島県議会議員の給与月額は810,000円との記載がありました。
(参照:県議会議員の議員報酬を教えてください。|徳島県議会)
このことから、徳島県議会議員の給与を年収に換算すると、
期末手当が年間の支給割合で3.3ヶ月分=2,673,000円支給されますので、おおむねの年収は合計で12,393,000円の計算となります。
ただし、令和6年3月までは報酬が減額となっており、徳島県議会議員の給与月額は790,000円となっています。
岩佐義弘/阿南市長選挙の実績や評判は?
岩佐義弘氏は先述の通り、直近では徳島県議会議員を務めています。
阿南市議会議員の仕事としての岩佐氏の政策実績として主なものは、インフラ面では徳島南部自動車道の早期完成要望活動や、那賀川海岸の堤防整備、桑野川ファブリ堰の老朽化に対応する制度設計を進めました。
市民生活においては、阿南医療センターと阿南市消防の救急医療DXの推進、通学路の安全対策、中浦緑地公園ホッケー場の整備などに取り組んでいます。
(参照:いわさ義弘が考える阿南市の未来.pdf| 岩佐義弘 オフィシャルサイト)
岩佐義弘/阿南市長選挙の公約は?
岩佐義弘氏のホームページには地元阿南市を活性化させるための政策が掲げられています。
岩佐氏の選挙で掲げる政策は以下の通りです:
2. 経済対策:「とりもどせ元気!」プログラムを推進し、阿南市経済の再生を図ります。公共工事、農業・漁業・林業支援、地元優先、地産地消、観光産業発展、中小企業振興、エコノミックガーデン研究などを含む多岐にわたります。
3. まちづくり:市内14地区ごとに住民の意見を反映した「わが町予算」を新設し、まちの拠点づくりを推進します。
4. ひとに優しいまちづくり:高齢者支援、長寿お祝い金の復活、健康づくり、公共交通の確立など、地域の生活環境を向上させます。
5. 子育て日本一:子育て政策の一元化、国県との連携強化、小中学校給食の無料化、不妊治療費の支援、未実施の妊産婦歯科検診の実施、新規住宅建設支援、認定こども園の整備など、子育て支援を充実させます。
6. 阿南中央図書館:市民会館跡地に建設し、図書館機能の整備と共に「市民憩いスペース」や「キッズスペース」などを提供します。
7. スポーツで元気なまちづくり:野球のまちの復活・進化、学校グラウンドや体育館のLED化、アグリあなん球場の第2球場設置など、スポーツづくりを支援します。
8. 災害に強い安全なまちづくり:緊急避難場所や避難所の整備、地域の強靭化、那賀川・桑野川の防災対策を加速推進します。
岩佐義弘/阿南市長選挙の立候補した理由は?
岩佐義弘氏は阿南市長選出馬において、以下のように語っています。
(参照:徳島:阿南市長選 2氏出馬表明:地域ニュース : 読売新聞)
今回の阿南市長選に向けては、主に「市民財政を守る」ことを会見やその他SNSでも強調しています。
岩佐氏は特に財政強化を中心とした政策を中心に掲げており、市政の停滞を防ぎ未来への投資を促進するという思いを持って出馬に至ったものと考えられます。
岩佐義弘/阿南市長選挙の選挙結果は?
過去、岩佐義弘氏は徳島県議会議員選に2回出馬しています。
過去出馬した選挙の結果は以下の通りです。
徳島県議会議員選挙 (2015年04月12日) |
投票率 45.53% 得票数:8,040 票[当選] |
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徳島県議会議員選挙 (2019年04月07日) |
投票率 48.27% 得票数:7,453 票[当選] |
岩佐義弘/阿南市長選挙の引退の可能性は?
岩佐義弘氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
長年阿南市で活動を続けており、市政への強い思いを考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
地元阿南市羽ノ浦町を中心に活動基盤を築き上げてきた岩佐義弘氏。
現段階で阿南市長選挙には岩佐義弘氏のほかに、現職の表原立磨氏が立候補を表明しています。
対抗相手となる表原立磨氏は、前回の市長選では当時の現職市長を約1200票の僅差で破り当選し、市長としては「育児退所問題」の改善などを実現してきた実績が強みです。
阿南市議会議員を2期務めた実績のある岩佐義弘氏がそれに対してどこまで支持を拡大できるかが鍵であると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。