今回の記事では2025年1月14日告示、1月19日投開票予定の内灘町長選挙に立候補した生田勇人氏について記事をまとめていきます。
生田勇人氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
生田勇人/内灘町長選挙の経歴は?
内灘町長選挙スタート!
沢山の町民の方々にご参加頂き、感謝の気持ちで一杯です。
明日からは期日前投票も始まり、皆様の一票が新しいまちづくりにつながります。信じて託して下さい!#生田はやと#ともに創ろううちなだの未来#がんばろう内灘#内灘町長選挙#復旧復興元年#新しいまちづくり元年 pic.twitter.com/o2bkDhSxzO— 生田はやと (@ikuta8810) January 14, 2025
名前 | 生田勇人(いくたはやと) |
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生年月日 | 1975年生まれ |
出身地 | 石川県河北郡内灘町 |
最終学歴 | 石川県立津幡高等学校卒業 金沢工業大学中退 |
職業(前職) | 内灘町議会議員 |
趣味 | 釣り・柔道(5段) |
生田勇人氏は、2007年の初当選以来、2024年9月まで内灘町議会議員を5期17年以上務められました。
在任中には、町議会議長、副議長や各委員会委員長を歴任し、内灘町議会にご尽力されました。
前回2020年の内灘町長選への出馬も考えていた生田勇人氏ですが、コロナ禍の影響を配慮し断念したそうです。
また、生田勇人氏は内灘町農業委員、内灘町北部開発促進協議会顧問や、内灘町グラウンドゴルフ協会会長、内灘町柔道連盟参与、河北郡市柔道連盟副会長などの要職に就き地域やスポーツ界のためにも活動されておられます。
特に、2024年1月の能登半島地震以降は宮坂区震災復旧・復興推進協議会相談役として、震災被害を受けた町民の方々のサポートを続けておられ、その活動の中で、遅々として進まない復旧に「震災を人災に変えた」と町トップの判断の遅れの影響を体感し、自らの町長選出馬への引き金になったのではないかと推察します。
今回、内灘町長選挙には、5期目の町議任期中の2024年8月に出馬表明され、9月に町議を辞職しての立候補です。
生田勇人/内灘町長選挙の学歴は?
生田勇人氏の学歴は、石川県立津幡高等学校卒業、金沢工業大学中退です。
出身高校は?
石川県河北郡津幡町にある県立津幡高等学校は、1924年町村組合立河北農蚕学校として開校し、石川県立津幡農蚕学校、石川県立津幡農学校と改称をした後、1948年に他校と併合してできた、男女共学の公立高等学校です。
2023年には創立100周年を迎え、記念誌や記念碑の製作や記念式典が開催されました。
現在は、総合学科(2年次から進学系列・ビジネス系列・園芸系列の3系列に分かれる)とスポーツ健康科学科が設置され、全国から入学者を受け入れています。
特に、スポーツ健康科学科は、県内公立高校では唯一のスポーツの専門学科で、スポーツをより科学的に追究し、自己の心と身体の健康について学び、専門的な知識や高度な技術を身につけたアスリートの育成がなされています。
部活動においても、男女柔道部、女子バスケットボール部、ウェイトリフティング部などが、全国大会や北信越大会で優秀な成績を収めており、卒業生にはオリンピアンが複数います。
卒業後の進路は、県内私立大学をはじめとする進学と就職はおおよそ6割、4割の比率です。
出身大学は?
金沢工業大学は、石川県野々市市に本部を置く私立大学で、1957年北陸電波学校の創設を起源とし、1965年大学設置されています。
1978年に大学院工学研究科を開設、2004年に環境・建築学部及び情報フロンティア学部、大学院に心理科学研究科を増設するなど現在は4学部3研究科の理系複合大学となっています。
金沢工業大学は「教育付加価値日本一の大学」を目指し、入学時と比べた卒業時の力の成長を重要視していることから、学生がこなさなければならない課題が多い大学です。
ただし、その成果が評価され、地方にありながらも常に高い就職率を維持しています。
また、旋盤やフライス盤、プリント基板製作機器などの工作機械や手工具を使うことができる「夢考房」という作業場がありますし、付属図書館である「ライブラリーセンター」は工科系専門図書館としては世界最大級であり、学生の学びとしての環境が充実しています。
生田勇人/内灘町長選挙の家族は?
生田勇人氏のFacebookによると、ご家族は、奥様と三人の息子さんと娘さんが一人いらっしゃいます。
生田勇人氏ご自身、柔道教室で教えておられるようですが、すでに成人されている息子さんたちも含め、皆が柔道をされているようで、大会出場の様子などもFacebookに載せておられます。
末っ子の娘さんも中学2年の今年、全国中学大会で5位入賞されるなど、非常に期待されている存在で、生田勇人氏自身も忙しい中、応援する様子もあり、ご家族の結束の強さが伝わります。
生田勇人/内灘町長選挙の年収は?
生田勇人氏の内灘町議会議員時代の年収についてまとめていきます。
内灘町のホームページによると議員報酬は月額35万円、期末手当は3.00 月分です。
期末手当:35万円×3.00月分=105万円
年収:420万円+105万円=525万円
生田勇人氏が町議会議員を務められていた際の年収は約525万円と予想されます。
その他の収入についての情報は確認できませんでした。
生田勇人/内灘町長選挙の実績や評判は?
生田勇人氏は2007年の初当選以来、内灘町議会議員を5期17年以上務められています。
在任中には、町議会議長、副議長や各委員会委員長を歴任し、内灘町議会にご尽力されてこられました。
また、2024年1月の能登半島地震後には、被災状況の確認にとどまらず、現場に足を運ぶことはもちろん、町民との直接対話が増えている印象があります。
そして今回の町長選においても町民との対話を重視しながら、早期の復旧、復興、人口の減少対策、新しい町づくりを政策の基本理念として掲げておられます。
このような町民に寄り添う姿勢を重視する生田勇人氏だからこそ、町民からの支持や支援が広がっており、出馬会見には、太田臣宣県議や支持する町議、さらに地震の被害を受けた地区の区長なども同席していたのでしょう。
生田勇人/内灘町長選挙の公約は?
生田勇人氏が内灘町長選挙に向けて作成した政策リーフレットには下記の公約が掲載されています。
▶被災した全ての町道の仮復旧を来年度中に完了させ、早期本復旧へと繋げます。
▶復興課を創設し、復旧復興計画の情報を随時住民に提供します。
▶準半壊判定となった使用困難な建物への解体補助制度を創設します。
▶通学定期にかかる費用の助成を拡大します。
▶コミュニティバスを隣接市町と連結し、通勤通学や外出の利便性を向上します。
▶子や孫と一緒に・・・・・・・・2世帯住宅建設補助制度を創設します。
▶屋内体育施設への冷房設備を導入します。(学校施設含む)
▶障がい者避難施設の設備を拡充します。(浴室や備蓄倉庫など)
▶被災地と被災者に寄り添うまちづくり。住民説明会の定期開催を実施します。
▶地区復興協議会へ町長が参加し、地区住民との意思疎通を図ります。
生田勇人氏は、トップが現場を隅々まで把握できていないことが復興の遅れにつながっていると指摘し、復旧・復興の遅れを取り戻し、新しい街づくりを実現していく、と決意を述べておられます。
今回の町長選は、2024年の地震災害からの復旧復興という多くの町民の期待が明確なだけに、堅実で実現可能なロードマップを示している政策であることがポイントになると思われます。
生田勇人/内灘町長選挙の立候補した理由は?
生田勇人氏は、町トップの判断の遅れが「震災を人災に変えた」と批判し立候補を表明しました。
そして、出馬会見の際に、以下のように出馬の理由を述べておられます。
「初動、トップの決断の遅れにより、このままでは復旧復興が大幅に遅れていくのではないか。より現実的で創造的な復旧復興への見通しを示すことで、被災地と被災された方々にふるさと回帰の希望をもっていただく、そんな町政を実現したい。」
実は、生田勇人氏は、前回2020年の町長選にも出馬の意欲を示しましたが、新型コロナの影響などで立候補を見送ったという忸怩たる思いを抱えておられます。
そして、町議を5期務めた経験を活かしたいと言いつつも、そこにはむしろ、町議を長く経験したからこそ得られた人脈や、現町政の課題の明確化と、目指す町政の在り方を現実化できる自信のような思いが包含されているように見受けられました。
町議の一人としてでなく、町長となって内灘町のために貢献したいという思いで立候補されたのではないかと思われます。
生田勇人/内灘町長選挙の選挙結果は?
生田勇人氏はこれまで、町議会議員選挙に5回立候補されています。
2007年4月22日投票日、内灘町議会議員選挙。投票率68.14%、得票数1,078票で当選。
2011年4月10日投票日、内灘町議会議員選挙。投票率61.47%、得票数1,061票で当選。
2015年4月26日投票日、内灘町議会議員選挙。投票率61.57%、得票数1,017票で当選。
2019年4月21日投票日、内灘町議会議員選挙。無投票で当選。
2023年4月23日投票日、内灘町議会議員選挙 。投票率49.5%、得票数1,080票で当選。
生田勇人氏は32歳で町議会議員選挙に初当選後、無投票1回を含み連続5期17年に及ぶ長い間、議員を務められました。
今回の町長選挙は初出馬となりますが、大いに期待されます。
生田勇人/内灘町長選挙の引退の可能性は?
生田勇人氏引退についての情報は確認できませんでした。
生田勇人氏は内灘町議会議員5期目任期中、職を辞して、強い意志で今回の内灘町長選挙に挑戦されています。
実は、生田勇人氏は前回町長選への出馬をコロナ禍の影響で見送っておられることから、今回まさしく満を持しての出馬と思われます。
また、内灘町が抱える課題は前回時よりも増大しているため、生田勇人氏に期待する町民の方たちの支持や支援がとても強固な印象をうけます。
今回落選となっても、そのような支援者たちの支持もあり、再び町政への挑戦はされるのではないかと思われます。
まとめ
内灘町長選挙には、生田勇人氏のほかに、現職で4選を目指す川口克則氏と新人の近村宏樹氏が出馬しています。
内灘町長が選挙戦となるのは2013年以来12年ぶりで、選挙では、2024年の能登半島地震で液状化の被害を受けた地区の復興事業や、まちづくりの将来像などが争点となる見通しです。
最後までお読みいただきありがとうございました。