広田茂十郎/益子町長選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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町長

任期満了に伴う益子町長選(2022年4月5日告示、同10日投開票)に伴い、元同町議会議長で同町議の広田茂十郎氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、広田茂十郎氏の

・経歴
・家族
・年収
・選挙結果

などについて記事を書いていきます。

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広田茂十郎/益子町長選挙の経歴は?

広田茂十郎氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。

名前 広田茂十郎(ひろたもじゅうろう)
生年月日 未公表
出身地 未公表
最終学歴 真岡農業高(現真岡北陵高)卒業
職業(前職) 益子町議会議員
趣味 未公表

広田氏は2007年に益子町議に初当選。その後直近まで4期務め、2015年から2年間は、益子町議会議長も務めました。

2014年4月に副議長に就任した際には、当時町長の大塚朋之氏のブログに広田氏の紹介がされており、以下のように述べられています。

広田さんは多くの町民の皆さんから「もーちゃん」の愛称で親しまれ、東日本大震災の後は益子町農畜産物復興協議会の会長として益子町の農畜産物や農家を守り復興へと導いている最中です。

また、広田氏は益子町の「むらづくり」の活動に積極的に取り組んでおり、町内の年齢層幅広くあらゆる職種の町民に呼びかけ、むらづくりの活動団体として「ひやくしよう塾」を結成。

他にも松本歌舞伎舞台保存事業実行委員会の実行委員長も務めるなど、益子町の農業・文化保持の活動に強く力を入れている印象を受けます。

広田茂十郎/益子町長選挙の学歴は?

山内崇氏の卒業高校は栃木県立真岡農業高等学校、現在の栃木県立真岡北陵高等学校を卒業しています。

出身高校は?

栃木県立真岡農業高等学校は、栃木県真岡市下籠谷にあった栃木県立高等学校であり、現在は栃木県立真岡北陵高等学校という名称になっています。

1908年に芳賀郡立農林学校として設置された後、幾度かの改称を経て現在の名称となっています。

卒業後の進路としては、就職・専門学校への進学の割合が高いですが、大学進学の進路もあり、宇都宮大学など、国立大学への進学者もいるようです。

広田茂十郎/益子町長選挙の家族は?

家族構成についてですが、ご家族それぞれのお名前等の詳細の情報は見当たりませんでした。

また、お子様についても記述はありませんでした。

広田茂十郎/益子町長選挙の年収は?

今現在の広田茂十郎氏自身の収入に関する情報は得られませんでしたが、山内氏はこれまで益子町議を4期務めています。

参考として、益子町議会議員の給与月額は255,000円との記載がありました。

栃木県益子町の人口・財政・選挙・議員報酬|政治山

このことから、益子町議会議員の給与を年収に換算すると、

250,000円 ✕ 12ヶ月 = 3,060,000円

期末手当(計算:(月額給与+月額給与×0.15)*1.675)が年間で987,412円支給されますので、おおむねの年収は合計で4,047,412円の計算となります。

ちなみに、過去議長を2年間勤めていた時には議長としての月額給与(350,000円)が上記の形で計算されています。

広田茂十郎/益子町長選挙の実績や評判は?

広田氏の過去の実績についてですが、主に益子町の農業・文化事業について多くの貢献が見られています。

益子町の南、八溝山系に囲まれた水田地帯にある観光農園「よかっペ郡山本元気村」の初代村長として、収穫祭などのイベントを行なうほか、JRなどの農村体験ツアーの受入れ、各種イベントを主催してきた経験があります。

また、長い歴史を持つ益子町には、さまざまな伝統芸能が受け継がれていますが、広田氏はその中で地区固有の「山本太々神楽」を継承しており、上述した「ひやくしよう塾」の主催で行った「まみも収穫祭」にて伝承芸能を生かしたイベントを行うなど、広田氏は長きにわたり地域文化の発展に貢献しています。

(参照:こんなまち、こんなむらなら行ってみたい-歴史ロマンあふれるむらづくりサイト)

広田氏の評判についての詳細な記事などは見当たりませんでしたが、文化事業に上記のような形で長く携わり続けている点、また町議会でも議長を務めていたという経験から考えても、広田氏本人の実力を評価する町民は多いように思われます

広田茂十郎/益子町長選挙の公約は?

広田氏は会見で、12項目にわたる公約を発表しています。
主な項目としては、

・コロナ禍の今はイベント開催より生活再建政策に力を入れること
・町が計画する15億円の図書館建設計画の見直し
・狭い道路の改修といったインフラ整備

などを掲げました。

特にコロナ禍の21年に行われた益子町のイベント「土祭(ひじさい)」に触れ、

「3000万円の費用を生活支援に回すべきだった。イベントは行政ではなく住民の声から生まれるものだ」

と述べ、町民の声を議会に強く生かすまちづくりを訴えています。

(参照:広田氏が12項目の公約発表 益子町長選 – ライブドアニュース)

広田茂十郎/益子町長選挙の立候補した理由は?

広田氏は2018年の前回町長選では現職大塚氏陣営の選対幹事長を務めており、元々は現職町長の体制の中心人物でした

しかし、2021年に益子町のイベントである「土祭(ひじさい)」が開催された際の対応を一例に、

「新型コロナ禍で春と秋の陶器市が中止となる中、多くの人が集まることに不安を感じる町民の声にも耳を傾けるべきだった」

と、現町長の体制を批判。そのうえで、「町職員、議会の声も聞くべきだ。現町政のありようを変えたい」と大塚氏と対抗する形で立候補を決意したようです。

立候補会見(ニュース:下野新聞)の中では、出馬の理由について、

「町民の声が町政に反映されていないことに強い危機感を感じ、立候補を決断した。心豊かで持続可能な『共生社会』の構築や『稼ぐ仕組み』づくり、人口減少問題などに、町民目線に立った運営で全力で取り組んでいきたい」

と語っており、益子町長選に向けては、主に大型図書館建設計画の見直しや、イベントより生活優先の施策、多選の弊害を強調しています。

(参照:現職、元議長の激突確実 図書館建設の是非争点か 益子町長選|政治行政,地域の話題,社会,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|とちぎの選挙|下野新聞 SOON(スーン))

広田茂十郎/益子町長選挙の選挙結果は?

過去、広田氏は益子町議選に4回出馬しています。
益子町議選の結果は以下の通りです。

益子町議会議員選挙
(2007年04月22日投票)
投票率:73.55% 1,030 票(当選)
益子町議会議員選挙
(2011年04月24日投票)
投票率:62.83% 960 票(当選)
益子町議会議員選挙
(2015年04月26日投票)
投票率:66.21% 970 票(当選)
益子町議会議員選挙
(2019年04月21日投票)
無投票(当選)

近年の益子町議選の傾向としては、

・投票率が2007年を最後に70%を切っている

・定員16名に対して立候補者数が年々少なくなっており、2019年は無投票で当選となった

といった特徴があげられます。

広田茂十郎/益子町長選挙の引退の可能性は?

広田茂十郎氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。

長年益子町で活動を続けており、「町民目線の政治」へ向けた今回の選挙への決意を考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。

まとめ

益子町の農業・文化保全を中心に活動基盤を築き上げてきた広田茂十郎氏。

今回の町長選は現職の大塚氏との一騎打ちの構図となっており、5期目を目指す大塚氏に対し、どこまで得票数を競うことができるかが注目されます。

保守分裂の構図となった今回の選挙ですが、広田氏が長期政権に対して「NO」の選択肢をいかに有権者に示すことができるかどうかが見ものですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。