今回の記事では2024年12月15日告示、12月22日投開票予定の臼杵市長選挙に出馬予定の日廻文明氏について記事をまとめていきます。
日廻文明氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
日廻文明/臼杵市長選挙の経歴は?
名前 | 日廻文明氏(ひまわりふみあき) |
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生年月日 | 1956年7月10日 |
出身地 | 大分県臼杵市 |
最終学歴 | 大分大学経済学部卒業 |
職業(前職) | 元臼杵市総務部長 関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授 (株)まちづくり臼杵専務取締役 |
趣味 | 写真、バンド、バスケットボール |
日廻文明氏は、臼杵市で生まれ育ち、県内の大学卒業後、臼杵市役所に入庁され、総務部門を中心に、企画、財政、地域振興を担当し、ふるさと建設部長や総務部長にも就任し、定年まで38年間臼杵市職員としてご尽力された、根っからの臼杵人です。
ただし、活躍の場は臼杵市内に留まらず、特に臼杵市の財政再建に携わる中で、企業会計の財務諸表を参考にしたバランスシートを作成し危機を乗り越えたことは、他の自治体にも大いに役立ち、活用されているようです。
また、2016年から関西学院大学大学院経営戦略研究科教授として教鞭をとられながら共編集をした「臼杵の地方創生(2017年出版)」は、地方財政の課題を抱える自治体に広く注目を浴びました。
日廻文明氏のオフィシャルサイトには、ご本人が撮影された臼杵市の写真が載せられています。
日廻文明氏は、臼杵市役所に入庁して間もなく市報の編集に携わったことがきっかけでカメラを使い始めたそうです。
臼杵人ならではのアングルでの写真が多く、大分県美術展での推薦、九州国画写真展で大分県知事賞も受賞され、2024年大分県美展でも「優作賞」を受賞されているそうです。
後援会の方によると、被写体の条件が整うまでじっと待ち、時には何度も何度もその場所に通いチャンスが訪れるのを焦らず待つ、そういった日廻文明氏の人柄を象徴している写真だそうです。
さらにご本人は、写真は日本の良さを伝えるため、とも考えておられ、市役職員時代の国際イベント、日本ポルトガル友好450周年、日蘭交流400周年など、海外交流への思い入れも強くお持ちのようです。
日廻文明氏は、行政職員、地方財政の再建、大学での教鞭など、ご自身のこれまでの経験すべてを臼杵市のために活かしたいと考えられ、今回、出馬を決められたようです。
日廻文明/臼杵市長選挙の学歴は?
日廻文明氏の学歴は、大分県立臼杵高等学校卒業、大分大学経済学部卒業です。
出身高校は?
大分県立臼杵高等学校は、臼杵市にある公立高校で、源流は1897年に設置された県立の旧制中学校です。
臼杵高校は、普通科進学校で、国公立大学を始めとして高い進学率を誇っています。
また、臼杵高校はユネスコの理念を学校現場で実践する「ユネスコスクール」で、その活動の中心は「ユネスコ部」です。
地道なボランティア活動がメインであるこの部をはじめ、箏曲部や音楽部、他にもスポーツ部も活動が盛んです。
出身大学は?
大分大学は、1921年創立、1949年に大学として設置された、大分市に本部を置く国立大学です。
現在は教育学部、経済学部、医学部、理工学部、福祉健康科学部の5学部を有する総合大学です。
経済学部の歴史は、日本で8番目の官立高等商業学校として1922年に開校した大分高等商業学校に始まり1949年には戦後の学制改革により大分大学経済学部として出発しました。
つまり、旧高商系の経済学部として100年の歴史を築き、多くの卒業生が活躍していますが、現在も、企業はもとより、公認会計士、税理士、公務員、教員、研究職など、幅広い分野へ就職の道が開かれています。
また、経済学部は、経済分野、経営分野、地域研究分野の大きく3つの分野での実績を背景としながらも、2024年度に「総合経済学科」の1学科6コース編成へと大きく変わりました。
入学後の早い時期に、教室内の講義だけでは実感することが難しい地域社会の実状、課題に直面することから出発する課題解決に向けた手法の修得など、横断的に総合的に学べる体制への移行がされています。
日廻文明/臼杵市長選挙の家族は?
日廻文明氏は、事務所開きの際も、奥様とご一緒にご挨拶されていました。
日廻文明氏の他のご家族については確認できませんでした。
日廻文明/臼杵市長選挙の年収は?
日廻文明氏は、株式会社まちづくり臼杵専務取締役を務められていますが、年収についての情報は確認できませんでした。
日廻文明/臼杵市長選挙の実績や評判は?
日廻文明氏の政治家としての活動実績は確認できませんでした。
しかし、日廻文明氏は大学卒業後、臼杵市役所に入庁され、企画、財政再建、地域振興といった職務を定年まで全うされてこられました。
実際に、多くの地方都市で苦しむ財政破綻の危機に関しては、企業会計のバランスシートの導入など経営システムを行政に活かす手法で財政再建を果たし、全国から注目されました。
関西学院大学大学院で教鞭をとりながら、共編した書籍も、日廻文明氏の行政職員そして研究者としての実績です。
市役所定年退職後も、株式会社まちづくり臼杵専務取締役として臼杵市のためにご尽力されています。
今回市長選挙への出馬にあたって、後援会会長は高校の同級生で、人間関係を長く大切にされるお人柄も想像できるところです。
日廻文明/臼杵市長選挙の公約は?
日廻文明氏のオフィシャルサイトや、ご本人のYouTubeチャンネル内で訴えられている考えは以下の通りです。
やっぱり臼杵が一番!
⚫︎「やさしさ、思いやり」を大切にして、子育て、産業、福祉のバランスの取れた政策で、住みやすさ一番の住民生活を推進していきます
⚫︎仕事と育児が両立できる環境づくり、女性の社会進出を全面支援します
⚫︎子ども達の食育の推進、学校給食の無償化にむけて取り組みます
市民サービスの向上!
⚫︎合併20年を機に、より一層市民のご意見に耳を傾け住みよい臼杵を目指します
⚫︎子育てや高齢者対策の相談機能を充実します
持続可能なまちづくり!
⚫︎インフラや公共施設等の長寿命化を図り、次世代への税負担軽減を講じていきます
⚫︎臼杵に残る日本のふるさと原風景を守り、後世に伝承させていきます
防災減災体制の拡充!
⚫︎南海トラフ地震などに備え、災害版石仏ネットワークを構築していきます
⚫︎建物の耐震診断を本格化させ、防災の環境整備を推進し、安全度を向上させます
国際都市臼杵今再び!
⚫︎大航海時代に交流のあった都市と市民の交流を活発化させていきます
⚫︎ユネスコ食文化創造都市ネットワークを生かした海外との交流を促進します
⚫︎国際的な知識や感覚を備え、ふるさとを誇れる子どもたちの育成をおこないます
臼杵ブランドの強化 6次産業化
⚫︎ほんまもん農産物、海産物の生産拡大を強化し、販路の確立を行います
⚫︎特色ある商工業の発展、地場産業の活性化を推進します
⚫︎地域特性を生かした観光を推進します
臼杵市職員としての経験が長いため、日廻文明氏の視点は、全く新たな臼杵市を目指すというよりも、現在そして歴史を含めた臼杵市のポテンシャルを活かすための政策が多い印象です。
短い選挙戦で、市民の方たちへ日廻文明氏の考えをいかに伝えることができるか、がポイントではないでしょうか。
日廻文明/臼杵市長選挙の立候補した理由は?
日廻文明氏立候補の理由は確認できませんでした。
ただし、オフィシャルサイトやYouTubeチャンネルでの発言によると、ご自身の経験を市政に活かしたいとお考えのようです。
実際に、市役所職員としての38年間の行政経験における国際イベント開催や財政再建など、その経験知は他に代えがたいものがあります。
また、関西学院大学大学院で教鞭をとり、共編者として書籍を出版したり研究をしたりしたことは、知と実践を結び付ける貴重な人材であると推察します。
むしろ、日廻文明氏が臼杵市の市政に貢献ですべく立候補したことは、必然的な流れのようにも見受けられます。
日廻文明/臼杵市長選挙の選挙結果は?
日廻文明氏は、これまで選挙への立候補の経験はないと思われます。
日廻文明/臼杵市長選挙の引退の可能性は?
日廻文明氏引退についての情報は確認できませんでした。
日廻文明氏は今回が選挙への初挑戦で、後援会は高校の同級生らが引き受けてるなど、多くの賛同者が集まりました。
地元市役所で長く培ってきた行政経験や、関西学院大学大学院での研究者としての能力など、市民からその強みを市政に活かしてほしいという大きな期待が寄せられている印象があります。
日廻文明氏自身も、ご自分の経験を臼杵市のために活かしたいと強い意志が感じられます。
今回落選となっても、再び市政への挑戦はされるのではないかと思われます。
まとめ
4期続けた現市長の引退表明を受け今回の市長選挙は、日廻文明氏のほかに、元厚生労働省官僚の西岡隆氏の出馬が予定されています。
臼杵市長選挙は、無投票選挙になることが多いのですが、今回は選挙となりそうですから、市民からの注目も集まるのではないでしょうか。
先月24日、全国ニュースでも報道された臼杵市の商店街「八町大路」の大火事について、被災された皆様にお見舞いを申し上げます
最後までお読みいただきありがとうございました。