任期満了に伴う松戸市長選挙(2022年5月29日告示、6月5日投開票)で松戸市議の原ゆうじ氏が立候補する意向を表明されましたので、原氏に関する情報をまとめてみました。
原ゆうじ氏の
・経歴
・公約
・実績
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
原ゆうじ/松戸市長選挙の経歴は?
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
お知らせ!! 来る松戸市長選への出馬会見を昨日、行いました!&なぜ、出馬なのか? – 原ゆうじ公式ブログ https://t.co/9A9fF2AAev— 原ゆうじ (@yuji_hara88) April 16, 2022
原ゆうじ氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 原裕二(はらゆうじ) |
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生年月日 | 1965年生まれ |
出身地 | 千葉県松戸市 |
最終学歴 | 立教大学理学部化学科卒業 |
職業(前職) | 松戸市議会議員 |
趣味 | 弓道、スポーツ吹き矢、パークゴルフ、野球 |
原ゆうじ氏は立教大学を卒業後に化学品専門商社の長瀬産業株式会社へ入社し、大阪で精密化学品の営業に従事されました。
その後実家の家業を継ぐため地元松戸市へと戻り、北松戸商店会の会長も務めるようになります。
そして市立病院移転の是非を問う住民投票運動に関わったことがきっかけで政治の道へ進むことを決心し、2010年松戸市議会議員選挙に新人として立候補。
地元商店会の方々の支援などもあり、見事初当選を果たしています。
それから3期に渡り松戸市議を務め、病院移転問題をはじめ松戸市が進める大型事業の検証などに取り組んできました。
趣味は弓道や野球などスポーツが中心で、大学時代にはインカレに出場した経験もあるとのことです。
また、原氏は松戸市議になったあとも家業のパン屋さんでパン作りを続けています。
昭和36年から経営している「サンエトワール北松戸店」では豊富な品ぞろえのパンがリーズナブルなお値段で販売されており、お店はいつも学生さんやOLさんなどでにぎわっているとのことです。
関根ジローは🍞原ゆうじさん🍞と「市役所建て替え問題は、耐震機能に問題がない今の建物を活用する『現地建て替え』で、40億円の削減」を目指しています。詳細はコチラ⇒https://t.co/Tg7FIN4dkj pic.twitter.com/XMsMAD3Z0W pic.twitter.com/A7U6cmJDon
— 関根ジロー 松戸市議会議員 (@jiro_matsudo) May 4, 2022
原ゆうじ/松戸市長選挙の学歴は?
原ゆうじ氏の学歴は立教高等学校卒業、立教大学理学部化学科卒業です。
出身高校は?
立教高等学校は東京都池袋と埼玉県新座市の2ヶ所にキャンパスがある中高一貫教育の私立男子高等学校です。
もともと池袋に開校されましたが高等学校のみ埼玉県新座へ移転となり、その後池袋と新座それぞれに中学・高校が併設されて今に至ります。
「グローバル教育」と「リーダーシップ教育」を通じて世界の人々と共に生きる力を備えたグローバルリーダーを育成することを目指しており、海外研修旅行や留学生の派遣・受入など国際交流も充実しています。
著名な出身者も数多く存在しますが、とくに文化・芸能の分野においてはタレント・関口宏氏、みのもんた氏、古舘伊知郎氏など非常に個性の強い方々を輩出しています。
出身大学は?
立教大学は東京都豊島区西池袋に本部を置く私立大学です。
宣教師の私塾を前身としたキリスト教主義学校として国際性やリーダーシップを育むリベラルアーツ教育を実践しており、留学生や外国人教員も多く国際的な学風の大学とされています。
また、東京六大学のひとつとして数えられる立教はスポーツにおいても輝かしい歴史と伝統を持ち、とくに野球部は国民栄誉賞を受賞された長嶋茂雄氏をはじめとして多くのプロ野球選手が出身者として名を連ねています。
そのほかにもサッカー、バスケットボール、水泳などのスポーツでオリンピック選手や日本代表を輩出しており、戦後以降の日本のスポーツ振興に大きく貢献してきました。
関東地方にキャンパスを構える私立大学5校「MARCH」の一角として、全国的にも高い人気と知名度を誇る大学になります。
原ゆうじ/松戸市長選挙の家族は?
原ゆうじ氏のご家族についての情報ですが、公式プロフィールによりますと現在妻と3男1女の6人家族とのことです。
奥様とお子様の名前や年齢などについては具体的な情報が得られませんでした。
原ゆうじ/松戸市長選挙の年収は?
原ゆうじ氏の年収については「原ゆうじ市政報告vol.44」にてご自身の議員報酬を公開されています。
そちらの情報によると、松戸市議会議員の年収については以下の通りです。
期末手当:1,374,700+1,475,000=2,849,700円
年収:708万円+284万円=992万円
原ゆうじ氏の年収は約992万円と予想されます。
このほかに原氏は現在パン屋さんも経営されていますが、そちらの収入に関しては具体的な情報が得られませんでした。
原ゆうじ/松戸市長選挙の実績や評判は?
原ゆうじ氏の2期目までの実績については「原ゆうじ市政報告vol.60」のほうに詳細が掲載されています。
原氏はこれまでごみ焼却施設の入札改革や市内防犯灯の全面LED化などを提案・実現させてきており、その取り組みによって多額の経費削減に貢献してきました。
また、近年のコロナ禍においてもPCR自動検査装置の導入を提案・実現させるなど、非常に精力的に活動しています。
原氏の評判については具体的な情報が見当たりませんでしたが、市民目線で税金の無駄遣いを厳しく指摘していくその姿勢は松戸市民からも信頼されているのではないかと思います。
原ゆうじ/松戸市長選挙の公約は?
原氏は今回の松戸市長選挙の公約として「松戸を変える6つの政策」をあげており、その詳細が「原ゆうじ市政報告vol.80」のほうに掲載されています。
2.行政改革の断行&収入増加策の実施
3.STOP!地球温暖化!環境&経済性&災害対策 一石三鳥の再エネ導入を図ります!
4.街も人も元気に!明るく活気ある松戸を目指します!
5.全世代が暮らしやすい街、松戸へ!
6.待ったなし!更なるコロナ対策の実施!
このなかでも現市政が推し進めている市役所建て替え事業については最も重要なテーマとしてあげており、移転先の土地の問題や事業費の無駄遣いなど多くの改善点が指摘されています。
さらにごみ焼却施設の建て替え事業や松戸駅区画整理事業の見直しも訴えており、増え続ける市の借金と苦しい財政状況に対する強い危機感がうかがえます。
原ゆうじ/松戸市長選挙の立候補した理由は?
原ゆうじ氏はご自身の公式ブログのほうで、市議会議員を志した経緯から今回の市長選に立候補した理由まで全7回にわたって詳細にお話ししています。
もともと市立病院移転問題で住民投票を提案してきたのが現職市長である本郷谷氏であり、住民投票の採決が否決されたあとも商店会として本郷谷氏を支援し続けて松戸市長になったという経緯があります。
しかし、その後病院移転問題に関する公約を守ろうとしない市長に対して疑念が生じていき、住民投票で署名を集めたときの訴えがほぼ全て実現できないことが決まったことで市長選への立候補を決心したとのことです。
原ゆうじ/松戸市長選挙の選挙結果は?
原ゆうじ氏の過去の選挙結果については以下の通りです。
松戸市議会議員選挙 (2010年11月21日投票) |
投票率41.11%・得票数4,007票・当選(候補者68人中3位) |
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松戸市議会議員選挙 (2014年11月16日投票) |
投票率37.74%・得票数3,218票・当選(候補者60人中9位) |
松戸市議会議員選挙 (2018年11月18日投票) |
投票率36.19%・得票数2,742票・当選(候補者59人中18位) |
ご覧のようにこれまでの市議会議員選挙では上位当選を果たすなど支持の強さを見せてきた原氏ですが、今回の松戸市長選挙では5月10日時点で現職含め9名もの立候補者が出ています。
非常に混迷とした状況で予想困難な展開となっていますが、そんななかで原氏がどういった言葉を有権者に投げかけて支持を訴えていくのか注目です。
原ゆうじ/松戸市長選挙の引退の可能性は?
原ゆうじ氏の引退について調べてみましたが、とくに詳しい情報は得られませんでした。
将来的に家業のパン屋さんに専念するという可能性もありますが、いまのところはまだ考えていないのではないかと予想します。
まとめ
ここまで原ゆうじ氏についての情報をまとめてきました。
過去最多の立候補者による戦いとなった松戸市長選挙ですが、これだけ多くの候補者が乱立してくると有権者側もなにを基準に投票すればよいのか迷ってしまう恐れも出てきます。
得票数が割れることで再選挙となる可能性すら取りざたされてきた今回の市長選では、原ゆうじ氏がいかに他の候補者との差別化を図りその声を市民に届けることができるかがポイントとなるでしょう。