今回の記事では2025年1月19日告示、1月26日投開票予定の沖縄市長選挙に出馬した花城ダイスケ氏について記事をまとめていきます。
花城ダイスケ氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の経歴は?
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— 花城ダイスケおうえん隊 (@hanasirodaisuke) January 21, 2025
名前 | 花城大輔(はなしろだいすけ) |
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生年月日 | 1971年生まれ |
出身地 | 沖縄市 |
最終学歴 | 北谷高校卒業 |
職業(前職) | 沖縄県議会議員 |
趣味 | スポーツ観戦 |
花城ダイスケ氏は高校卒業後、母親の勧めもあり、1990年に陸上自衛隊普通科に入隊され、4年間を過ごしました。
除隊後は、ご実家の化粧品等卸のお仕事をお手伝いするために(有)アルソア花に入社し、1997年に代表取締役に就任されました。
花城ダイスケ氏の振り返りによると、20代で前市長の桑江朝千夫氏に出会い、政界に入るきっかけともなったようです。
つまり、花城ダイスケ氏は、桑江朝千夫氏が沖縄市長選に初出馬した当時から支援をされておられるのですが、ご自身も同時期に県議会議員補欠選挙に初当選し、それ以降4期連続で県議に当選されています。
花城ダイスケ氏は、桑江朝千夫氏と同じ自由民主党に所属し、自民党沖縄県連では、組織委員長、青年局長、広報担当委員長などを歴任し、2024年7月には自民党沖縄県連幹事長に就任しました。
花城ダイスケ氏の県議在任は10年に及びますが、それは前市長桑江朝千夫氏の市長就任期間とも並行しており、自民党沖縄県連として国へ要望を届ける際に同行するなど、議員活動中も深い親交があったようです。
そのため、いまわの際の桑江朝千夫市長が書いたメモ書きに、花城ダイスケ氏の名が後継者として残されていたのかもしれません。
沖縄市の市政与党の候補者選考委員会によると、「万一の時には花城県議に後継を託す」と記されていたということで、選考委員会は、全会一致で花城氏の擁立を決め、市長選挙への出馬を要請していました。
そのような流れの中、花城ダイスケ氏は、県議4期目任期途中でしたが、2024年12月に急逝した桑江朝千夫市長の後継候補として、市政継承を訴え、市長選へ出馬しました。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の学歴は?
花城ダイスケ氏の学歴は、沖縄県立北谷高等学校卒業です。
出身高校は?
沖縄県立北谷高等学校(おきなわけんりつ ちゃたんこうとうがっこう)は、1976年に地域の要望と期待を担い開校した沖縄県中頭郡北谷町にある県立の高等学校です。
北谷高校には全日制普通科のみが設置されており、2025年には創立50年を迎えます。
生徒たちは、3つのスローガン「凡事徹底」「文武両道」「向上邁進」を意識して、学習・部活動・生徒会活動等に積極的に取り組んでいます。
部活動では、陸上、卓球、テニス、男女バスケットボール、バドミントン等多くの部活動が県大会で優秀な成績を残しており、卒業生である花城ダイスケ氏も在学中はバスケットボール部で活躍されたそうです。
また、北谷町唯一の県立学校として、地域ボランティアや学習支援など、地域に開かれた学校としての活動も行っています。
令和5年度卒業生は琉球大学、名桜大学の合格を含め大学・短大66名、専修学校等78名で進学144名、就職が39名、進路決定率86.3%となっています。
出身大学は?
花城ダイスケ氏の卒業大学については確認できませんでした。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の家族は?
花城ダイスケ氏のご家族は、街頭でのお手ふりを一緒にされたり選挙活動を支えていらっしゃる奥様とお子さんがお二人いらっしゃいます。
花城ダイスケ氏は、「家族」「沖縄」「日本」が、守るべきものとして同じライン上にあるとお考えで、ご家庭をとても大事にされています。
奥様が明かされたエピソードで、ある朝、若者が街頭立ちの花城ダイスケ氏に「おじさんは何を成し遂げたの?」等の質問をしてきた後に、奥様に向かって「おばさんは?」とたずねたことがあったそうです。
その際に、若者の質問に真摯に対応していた花城ダイスケ氏が、「この女性に”おばさん”とは、失礼なこと言うな」と一喝されたそうです。
家族を守る信念を貫きつつご夫婦の仲の良さも伝わるほほえましいエピソードです。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の年収は?
花城ダイスケ氏の沖縄県議会議員時代の年収についてまとめていきます。
沖縄県のホームページによると議員報酬は月額750,000円、期末手当は3.15月分です(通勤手当等を除く)。
期末手当:750,000円×3.15月分=2,362,500円
年収:9,000,000万円+2,362,500円=11,362,500円
花城ダイスケ氏が沖縄県議会議を務められていた際の年収は約11,362,500円と予想されます。
花城ダイスケ氏は、家業の(有)アルソア花で代表取締役に就任していますが、それを含むその他の収入については確認できませんでした。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の実績や評判は?
花城ダイスケ氏の県議会における議員活動は、ご自身のYouTubeチャンネル等で県民、市民にも伝えておられます。
花城ダイスケ氏はご自身のホームページで、「困っている人を見れば、迷わず行動する。それが花城ダイスケの信念です」と断言し、と貧困家庭への学業支援、東北震災での積極的な活動を通じ、目の前の人を助ける行動力を発揮されてきました。
また、「政治は結果である」とするある県議からの評価によると、2023年にバスケットボールワールドカップが開催された沖縄アリーナの建設にご尽力された真の功労者は、県政与党ではなく桑江前市長や花城ダイスケ氏であったそうです。
予算面で県がその建設計画に耳を傾けることもなかった頃から、花城ダイスケ氏らは直接、国へ要望を届け、道を拓いていったそうです。
県議会内での発言に留まらず、自民党沖縄県連として国とも折衝してこられた花城ダイスケ氏の功績は、近くにいた人ほど深い信頼につながっている様子が分かります。
ただし、今回の市長選は、前市長の逝去に伴う急な出馬であり準備期間が短いことは明らかで、さらに花城ダイスケ氏自身の実績評価と言うよりも、継承する桑江前市長が行った市政に対する是非を問うものであることも間違いありません。
おそらく、花城ダイスケ氏が「桑江前市長の夢は沖縄市民一人一人の夢を実現させること。前市長が目指したさらに発展する沖縄市の実現を目指し、やり残した仕事をしっかり目に見える形で示していく」と、訴える姿勢が支援者に市政継続の安心感を与えているのではないでしょうか。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の公約は?
花城ダイスケ氏は、前市長桑江氏の『プロジェクトK』を継承すると明言しています。
もともと桑江氏の『プロジェクトK』は、行政サービスの分野には、くらし(Kurashi)、健康福祉(Kenko)、こども(Kodomo)、観光(Kanko)、経済(Keizai)など『K』というアルファベットが多く入っていることと「くわえ(Kuwae)」の『K』とかけ合わせ、各分野の政策提案として『プロジェクトK』が誕生していたようです。
今回、前市長の急逝による出馬要請を受けてから出馬表明までの時間がない中、花城ダイスケ氏は、前市長の政策を受け継ぎ、「プロジェクトK2.0」として以下のような内容を提示しています。
・沖縄アリーナを活かした街の活性化・人材育成
・ゴザ運動公園のリニューアル整備
・東部海浜「潮乃森」の早期整備
・バスターミナルプロジェクトの推進
・沖縄こどもの国の整備拡充
「未来を拓くこどものまち」
・不妊治療への助成制度の創設
・こども医療費助成の18歳まで拡充
・給食費女性の拡充
・教育費の負担軽減
「あんしんして暮らせる沖縄市」
・新火葬場の建設
・津波対策の整備拡充
・帯状疱疹ワクチンの補助創設
また、物価高対策として地方創生臨時交付金を活用し、全市民に対し、3000円以上のプレミアム付き商品券の配布も掲げています。
実際、花城ダイスケ氏は、上記の「活力あふれる沖縄市」「未来を拓くこどものまち」「あんしんして暮らせる沖縄市」を3本柱に50項目の基本政策を発表していますが、このうち32項目は桑江朝千夫前市長の政策を引き継いでいます。
桑江前市政の明らかな継承であるため、市民の方にとっては、市政継続の是非を再確認できる内容ともいえそうです。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の立候補した理由は?
前沖縄市長の桑江朝千夫氏が病気で急逝された際、後継を花城ダイスケ氏に託したい旨のメモ書きが残されており、それにより沖縄市の市政与党の候補者選考委員会が花城氏の擁立を決め、市長選挙への出馬を要請していました。
それに応える形で、花城ダイスケ氏は県議4期目在任中でしたが、急遽議員辞職し、市長選挙への出馬を表明しています。
そのため、花城ダイスケ氏は、「前市長桑江氏が2022年市長選出馬時に表明したプロジェクトKを継承し、桑江氏が成し遂げたかったことをする」ことを大前提としています。
花城ダイスケ氏は直接、前沖縄市長の桑江朝千夫氏から後継について話されたことはないとしつつも、桑江市政に深い理解をされており、ご本人のホームページで分かりやすく「プロジェクトK」の功績を掲載しています。
花城ダイスケ氏の今回の市長選出馬は、桑江前市長との深い信頼関係に基づく政策継承である、と広く認識されている印象です。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の選挙結果は?
花城ダイスケ氏はこれまで、2014年沖縄県議会議員補欠選挙に当選後、県議会議員に3回立候補され連続当選されています。
2014年11月16日投票日、沖縄県議会議員補欠選挙(沖縄市選挙区)。投票率58.75%、得票数27,263票で当選。
2016年06月05日投票日、沖縄県議会議員選挙(沖縄市選挙区)。投票率51.59%、得票数9,178票で当選。
2020年06月07日投票日、沖縄県議会議員選挙(沖縄市選挙区)。投票率44.42%、得票数6,856票で当選。
2024年06月16日投票日、沖縄県議会議員選挙(沖縄市選挙区)。投票率42.95%、得票数7,264票で当選。
花城ダイスケ氏は沖縄県議会議員を4期務め、通算10年に及ぶ間、議員を務められました。
今回は、現職市長が病死されたため市民にとって急な選挙となりましたが、花城ダイスケ氏にとっても、県議4期目任期途中での急遽の出馬となっています。
花城ダイスケ/沖縄市長選挙の引退の可能性は?
花城ダイスケ氏引退についての情報は確認できませんでした。
花城ダイスケ氏は今回が市長選挙初挑戦ですが、県議4期、通算10年以上の議員経験があり、自民党沖縄県連に所属してたため、保守系を中心とした多くの賛同者が集まっています。
また、今回の出馬が、前市長が望んでいたものであり、前市政の継承が明らかであることから、前市政支持の県議、市議をはじめとする市民からも強い信任が得られている印象があります。
花城ダイスケ氏自身も、ご自分の経験を生まれ故郷の沖縄市のために活かしたいと強い意志が感じられます。
今回落選となっても、再び市政への挑戦はされるのではないかと思われます。
まとめ
今回の沖縄市長選挙に立候補したのは自民・公明が推薦する花城ダイスケ氏の他には立憲など県政与党勢力が支援するなかむらみお氏で、保守対革新の構図です。
また、選挙戦は12月に亡くなった桑江朝千夫前市長の市政継承か刷新かを軸に、物価高に対応する経済政策や福祉政策などが主な争点となる見通しです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。