今回の記事では2025年7月1日告示、7月6日投開票予定の当別町長選挙に出馬予定のごとう正洋氏について記事をまとめていきます。
ごとう正洋氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
ごとう正洋/当別町長選挙の経歴は?
名前 | 後藤正洋(ごとうまさひろ) |
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生年月日 | 1955年1月5日 |
出身地 | 当別町 |
最終学歴 | 当別高等学校卒業 皇學館大学文学部卒業 |
職業(前職) | 当別神社宮司 当別町長 |
趣味 | 不明 |
ごとう正洋氏は、1977年(昭和52年)皇學館大学文学部を卒業後、当別神社の禰宜(ねぎ)を務め、その後1997年には宮司(ぐうじ)に就任しています。
他にも1992年当別青年会議所理事長、1996年当別中学校PTA会長、2011年当別ライオンズクラブ会長など、多数の地域活動に従事してこられました。
そして、1993年当別町議会議員に補欠選挙で初当選し、以後8期(約28年間)連続当選されています。
2015年には当別町議会議長を務め、2018年北海社会貢献賞自治功労者表彰、2019年石狩市町村議会議長会副会長、北海道市町村職員退職手当組合議会監事、2021年全国村議会議長会自治功労者表彰など、そのご活躍・実績は広く信頼され表彰もされておられます。
神職としての文化・伝統への理解に加え、28年の議会経験を経て、2021年7月の当別町長選挙で初当選し、「チャイルド・ファースト」「ハートフル・ファースト」「クオリティ・ファースト」「デジタル・ファースト」の4本柱で町政運営を進めてこられました。
2024年には北海道医療大学移転問題でその対応にご尽力されましたが、大学の慰留を断念し、空きアパート対策の政策を提言するなど、”医療大学移転後のまちづくりに向けて”「子育て世代で”にぎわう”安心してくらせる町を!」をスローガンに、2期目を目指し町長選への出馬を表明しています。
▼ごとう正洋氏Faecebook
▼ごとう正洋氏Instagram
ごとう正洋/当別町長選挙の学歴は?
ごとう正洋氏の学歴は、当別高等学校卒業、皇學館大学文学部卒業です。
出身高校は?
当別高等学校は、昭和24年(1949年)に江別高校当別分校として開校し、1952年に独立した公立共学校です。
校訓に「誠実」を掲げ、普通科・家政科・園芸デザイン科の全日制3学科を設置し、生徒の多様な学びを支援しています。
普通科では、1・2年で基礎学力をしっかり固め、3年で進学・就職に向けた選択コースを設けています。
キャリア教育や検定取得(英検・漢検・情報処理など)にも力を入れ、社会や進路選択に向けた教育も特徴です。
家政科は食物調理と保育の2コースを展開し、園芸デザイン科もフラワーデザインとグリーンデザインの専門教育を実施しています。
特に園芸デザイン科は道内唯一の学科で、ビニールハウスや農場実習、ドローン技術など実践的な学びが充実しています。
部活動は運動部、文化部ともに活発で、農業クラブや家庭クラブも取り組みが盛んです。
学校行事もマラソン大会、文化祭、収穫祭、宿泊研修や除雪ボランティアなど多彩で、生徒が地域と協働する「地学協働活動」なども導入され、探究学習を通じて主体性や地域貢献意識を育んでいます。
卒業後の進路状況としては、進学と就職がほぼ半々です。
大学(札幌学院大・北翔大・北海道医療大など)、短大、専門学校への進学者が多く、就職先は地域企業や公務員が多いようです。
出身大学は?
皇學館大学は、三重県伊勢市に位置し、その起源は1882年の神宮皇学館にさかのぼりますが、1940年に大学として認可され、神道の精神と日本文化の伝統を次代へ継承することを教育理念の中核としています。
現在、文学部・教育学部・現代日本社会学部の3学部が設置されています。
ごとう正洋氏が卒業した文学部は、日本文化の核となる「日本人の文化的営み」を深く学び、伝統と現代をつなぐ人材育成を目指す学部です。
神道・国文学・国史・コミュニケーションの4学科から成り、少人数制演習や実践型カリキュラムを通じて、教養と専門性を磨きます。
特に神道学科は全国で数少ない神職養成プログラムを提供しています。
ごとう正洋/当別町長選挙の家族は?
ごとう正洋氏のご家族の情報は確認できませんでした。
1996年に当別中学校PTA会長を務めていらしたので、当時、中学生のお子さんがいらしたと推測はできます。
ごとう正洋/当別町長選挙の年収は?
ごとう正洋氏は2021年から当別町長を務めています。
当別町のホームページによると、町長の報酬は月額850,000円、期末手当は3.3月ケ月分支給されます
期末手当:850,000×3.3=2,805,000円
年収:10,200,000円+2,805,000円=13,005,000円
ごとう正洋氏が当別町長を務めていた際の年収は約13,005,000円と予想されます。
ごとう正洋氏は当別神社の宮司も務めておられるようですが、それを含むその他の収入については情報を確認できませんでした。
ごとう正洋/当別町長選挙の実績や評判は?
ごとう正洋氏は、神職としての文化・伝統への理解に加え、28年の議会経験を経て2021年に町長に就任し、1期4年を終え、活動実績を公表しています。
教育、子育て環境、防犯、地域経済など多岐にわたる分野で政策を実践し、住民目線と行政手腕を両立させたリーダーシップが評価されています。
特に「チャイルド・ファースト」を合言葉に、子育て世代を町に呼び込みながら、高齢化・少子化時代にふさわしい施策を着実に進めている印象があります。
デジタル化戦略では農業・教育・IT誘致などへ広がりを見せ、当別町の将来を見据えた長期構想に基づく取り組みといえます。
2024年の北海道医療大学移転対応も、結果的には慰留を断念しましたが、行政としての危機管理力と町民経済への早期支援が評価されています。
また、文化・防犯活動にも積極的で、歴史研究グループへの表彰や職員保護姿勢など、「町全体を守り高める」総合的な統括力が印象的です。
大学移転の慰留失敗や人口減対策の難しさなど課題もありますが、それらにも真正面から向き合い、具体策を提示しておられ、当別を次世代型まちづくりの舞台にしようとする姿勢に信頼と期待が寄せられています。
ごとう正洋/当別町長選挙の公約は?
ごとう正洋氏は、ご自身のブログで、以下の通り掲載しています。
「子育て世代で”にぎわう”安心してくらせる町を!」
《にぎやかなまちを、次代につなぐための行動目標》
1.大学移転後の影響を最小限に留め、町の機能を維持する経済対策推進
2.健康福祉の充実と町民の暮らしを守る
災害拠点としての庁舎建設
3.子育て・教育環境を一層充実し、親子が一緒に楽しめる場をつくり、選ばれる町を
4.物価高に苦しむ住民への支援や、質の高いサービスを提供できる対策推進
5.6次産業化の推進など、稼ぐ産業の育成と循環型地域社会づくりの推進
6.賑わい創出・新たな観光振興など、交流人口を町の力に
ごとう正洋氏のビジョンは、大学移転という喪失を単なる「痛手」ではなく、「新たな出発点」に変えるという明確なメッセージがあります。
実際に、ごとう正洋町長が「残念だが前を向く」として大学の慰留断念を受け入れた上で、明確な再構築戦略に切り替えた点は、行政トップとしての器量と柔軟さを示しており、住民や事業者の間でも「リセットできるメンタリティ」の評価を得ているようです。
ごとう正洋/当別町長選挙の立候補した理由は?
ごとう正洋氏は、2025年3月7日の定例町議会で、「多くの議員の方々の要請を重く受け止め、町が抱える課題解決に向けて挑戦する意志を固めた」と表明しています。
また、慰留断念をした大学移転後の空きアパート・消費の落ち込み、物価高、人口減少防止などの課題が山積している中、「現場を自分の目で見て」「新しいアイデアを提案し、良いと判断したら挑戦する」という信念を掲げ、2期目でそれらの解決に取り組む意欲を強く示しています。
さらに、1期目に掲げた「ドローン訓練場誘致」「道の駅開業」「ICT/防災対応」「庁舎・学校の建て替え検討」などのプロジェクトに対し、継続して取り組む意志を明確にしています。
ごとう正洋氏が2期目の立候補に踏み切った背景には、町議会や町民からの強い要請、大学移転後の課題に対する責任感、プロジェクト継続と現場重視の姿勢など、未来を見据えた町づくりへの明確なビジョンがあると推察します。
特に「課題先送りはしない」「現場やデータに基づき挑戦する」「未来の子ども世代を守る」という一貫したメッセージは、単なる現職再選に留まらず、新たな展開を図ろうとする強い決意の表れと言えそうです。
ごとう正洋/当別町長選挙の選挙結果は?
ごとう正洋氏は1993年当別町議会議員に補欠選挙で初当選し、以後8期(約28年間)連続当選されています。
当別町長選には2021年に初出馬し、当選されました。
2003年以前のデータが不明なため、詳細なデータが分かっている範囲で紹介します。
2003年05月15日投票日、当別町議会議員選挙。投票率76.64%、得票数1,029票で当選。
2007年04月22日投票日、当別町議会議員選挙。無投票選挙で当選。
2011年04月24日投票日、当別町議会議員選挙。投票率68.3%、得票数706票で当選。
2015年04月26日投票日、当別町議会議員選挙。投票率65.93%、得票数685票で当選。
2019年04月21日投票日、当別町議会議員選挙。投票率62.77%、得票数772票で当選。
2021年07月18日投票日、当別町長選挙。投票率53.13%、得票数5,478票で当選。
ごとう正洋/当別町長選挙の引退の可能性は?
ごとう正洋町長は、2025年7月の任期満了に伴う当別町長選に、2期目を目指して再選出馬を明言しており、これに先立つ3月7日の町議会で「出馬意向」を正式に表明しました。
特に、大学移転後のまち・経済問題、子育て支援、防災・庁舎・ICT整備等の重量課題が山積し、「中断より継続」を求める町民の要請に応えての出馬のようです。
ごとう正洋氏自身も大学移転問題の余波などの社会的課題を完遂する責任感と覚悟から再出馬を選んでおられます。
今回落選となっても、ごとう正洋氏は町民からの要望を受け、課題解決のため町政への挑戦は続けていかれるのではないかと思われます。
まとめ
任期満了に伴う当別町長選に立候補を表明しているのは、2期目を目指すごとう正洋氏の他には、当別町議会議員の佐藤たつ氏です。
当別町長選は、「大学移転後の経済再建」と「子育て・防災・農業・観光を含む持続可能な町づくり」が主な争点ですが、現職町政に対する是非を問う選挙であり、有権者がどちらの未来像に共感するかが選挙結果に影響を与えると見られています。
最後までお読みいただきありがとうございました。