任期満了に伴う三原市長選(2024年7月21日告示、7月28日投開票)で、岡田吉弘氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、岡田吉弘氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
岡田吉弘/三原市長選挙の経歴は?
岡田吉弘氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 岡田吉弘(おかだよしひろ) |
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生年月日 | 1985年6月11日 |
出身地 | 広島県三原市 |
最終学歴 | 京都大学大学院工学研究科修士課程卒業 |
職業(前職) | 日東電工株式会社→一般社団法人ロフレック設立 |
趣味 | サッカー,茶道,ボルダリング |
岡田吉弘氏は1985年に広島県三原市で生まれ、高校卒業後、京都大学大学院工学研究科修士課程に入学しています。
大学院を卒業したのちは、2011年に日東電工に入社し、2014年に松下政経塾に入塾しました。
その後2018年に小中学生プログラミング教室の運営を中心とした一般社団法人RoFReCを設立しています。
2020年、前市長の辞職を受けて三原市長選に自民党推薦で立候補し、当選を果たしました。
岡田吉弘/三原市長選挙の学歴は?
岡田吉弘氏が卒業した高校は広島大学附属福山高等学校、卒業した大学は京都大学大学院工学研究科修士課程と記載がありました。
出身高校は?
広島大学附属福山高等学校は広島県福山市に所在する国立の高等学校であり、通称広福(ひろふく)と地元で呼ばれています。卒業生にはDJ/ナレーターの小林克也さん、NHKアナウンサーの羽原順司さんなどがいらっしゃいます。
2023年3月に、中学校と高等学校を統合して2027年度に「広島大学附属福山中等教育学校」を新設することを発表しています。
出身大学は?
岡田吉弘氏が入学した京都大学は、1897年に設置された国立大学です。
旧帝国大学の一つであり、スーパーグローバル大学事業のトップ型指定校として知られています。自由の学風を建学の精神とし、学生の自主性を重んじる教育方針を持っています。
19の附置研究所・研究センターを有し、共同利用・共同研究拠点としても機能しています。世界大学ランキングでは、世界で55位、アジアで10位、国内で2位に位置しており、ノーベル賞受賞者を11人輩出、アジアの大学で最多の受賞者を持っています。
国内では文化的な影響力も強く、京都地区の文化発信地としての役割を果たしています。
岡田吉弘/三原市長選挙の家族は?
家族構成についてですが、岡田吉弘氏のホームページにて、「妻と子ども1人」との記述がありました。
ご家族それぞれのお名前等の詳細の情報は見当たりませんでした。
岡田吉弘/三原市長選挙の年収は?
岡田吉弘氏はこれまで三原市長を務めています。
参考として、三原市長の給与月額は943,000円との記載がありました。
(参照:三原市職員の給与・定員管理等について – 三原市ホームページ)
このことから、三原市長の給与を年収に換算すると、
期末手当が年間の支給割合で4.4ヶ月分=4,149,200円支給されますので、おおむねの年収は合計で15,465,200円の計算となります。
岡田吉弘/三原市長選挙の実績や評判は?
岡田吉弘氏は先述の通り、直近では三原市長を務めています。
三原市長の仕事として行った主な政策は以下の通りです:
1.デジタルファースト宣言(2020年11月):
市政運営におけるデジタル技術の活用を推進することを目的に、「デジタルファースト宣言」を行い、行政手続きや市民サービスのデジタル化を進めています。
2.パートナーシップ宣誓制度の導入(2022年1月1日):
LGBTなどの性的少数者のカップルを婚姻に相当する関係と認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入しました。これにより、性的少数者カップルの権利や生活の安定を支援しています。
3.イクボス宣言(2023年4月11日):
自身の子供の誕生をきっかけに、岡田氏自身で公務に支障のない範囲での育休を取得することを宣言し、職員へ向けて職場環境や業務の改善を研修等を通して促しました。
4.ゼロカーボンシティ宣言(2022年3月30日):
2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」をめざすもので、三原市で実現に向けてさまざまな取り組みを行うことを宣言しました。
岡田吉弘/三原市長選挙の公約は?
岡田吉弘氏の今回の選挙における公約は現時点では表明はしておりません。
参考として、市長就任時の所信表明演説で挙げた政策としては、以下が主に掲げられています。
住んで良かったと誇りを持てるまちをめざします
●市民の皆さんが「納得感とワクワク感を持てるまちづくり」
●全ての人が活躍・成長できる「人づくりの先進地域」の実現5つの重点項目
1.子育て支援・教育の先進地域へ
2.暮らしに安心感をもたらす
3.地域経済の活性化
4.新たな三原市に向けた挑戦
5.市民とともに進める地域の防災対策
<市役所を「市民の役に立つ所」とする行政のデジタル化・行財政改革への取り組み>
(参照:岡田吉弘市長 所信表明|三原市)
また岡田氏は、少子高齢化が進む中で、ITやデジタル技術を活用して、市民に「三原に住んでよかった」、市外に住む人たちに「三原市を応援したい」と思われるまちづくりを目指す「デジタルファースト宣言」を出しました。
自身が携わったプログラミング教室の運営をはじめ、IT人材の育成に積極的な岡田氏は、デジタル技術を生かした政策を今後も打ち出していくものと思われます。
岡田吉弘/三原市長選挙の立候補した理由は?
岡田吉弘氏は三原市長選出馬において、市議会定例会の一般質問で以下のように語っています。
「衰退を目の当たりにした三原の経済や地域の活性化に、しっかり取り組みたい」
(参照:来夏の三原市長選、現職の岡田吉弘氏が立候補表明 市議会一般質問で | 中国新聞デジタル)
今回の三原市長選に向けては、主にコロナ禍明け以降の地域の経済活性化・デジタルを生かしたまちづくりを会見やその他SNSでも強調しており、それらの改善に向けた政策を継続して取り組んでいきたい思いがあるものと思われます。
岡田吉弘/三原市長選挙の選挙結果は?
過去、岡田吉弘氏が出馬した選挙は三原市長選の1回です。
出馬した選挙の結果は以下の通りです。
三原市長選挙 (2020年08月09日) |
投票率48.39% 得票数:21,194 票[当選] |
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2020年8月に、前市長が河井元法務大臣から現金を受け取ったことを認め辞職したことを受けての選挙で、岡田氏は初当選しました。
当時、元市議の荒井静彦ら3人を破り初当選し、57.71%もの得票率を獲得しています。
岡田吉弘/三原市長選挙の引退の可能性は?
岡田吉弘氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
長年広島県三原市で活動を続けており、市政への強い思いを考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
地元広島県三原市を中心に活動基盤を築き上げてきた岡田吉弘氏。
現段階で三原市長選挙には岡田吉弘氏のほかに、前市教育長の計田春樹氏、市議の田中裕規氏が立候補を表明しています。
前回の市長選挙では35歳の若さで当選した岡田氏。全国的にも若い市長として注目を浴びつつ、1期の任期4年を全うしました。
これまでの市長としての実績がどこまで市民に評価され、得票を得られるかが注目されていると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。