任期満了に伴う香川県小豆郡土庄町長選挙(2021年12月21日告示、12月26日投開票)に新人の大峯しげき氏が当選を目指して立候補する意向を表明されていますので大峯氏に関する情報をまとめています。
大峯しげき氏の
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・経歴
・学歴
・ご家族
・年収
・実績や評判
・公約
・その他
などについて記事をまとめていこうと思います。
大峯しげき/土庄町長選挙の経歴は?
名前 | 大峯茂樹(おおみねしげき) |
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生年月日 | 73歳 |
出身地 | 香川県出身 |
最終学歴 | 香川県立土庄高等学校 |
職業(前職) | 会社社長(うどん屋 株式会社おおみね) |
趣味 | (不明) |
大峯茂樹氏は地元香川県出身で香川県立土庄高等学校を卒業した後、東京へ出てキヤノンカメラに就職して10年間勤められた後、自分でもビジネスはできると確信し、小豆島に戻り讃岐うどんの麺作りを始められました。1977年の創業です。現在も厨房で自ら腕を振るわれている模様です。
土庄小学校PTA会長、本場さぬきうどん協同組合理事長、全国製麺協同組合連合会会長、小豆島国際親善交流会会長の他、大木戸自治会、中学校、商工会、青年会議所活動等を経験されてきました。
小豆島国際親善交流会の代表としてグアムと小豆島との交流を支えて30年になるとのことです。
大峯しげき/土庄町長選挙の学歴は?
大峯茂樹氏の学歴は香川県立土庄高等学校卒業です。大学には進学されていません。
出身高校は?
香川県立土庄高等学校は、1929年に香川県土庄商業学校として開校しました。
1948年、学制改革に伴い香川県立土庄高等学校設置、定時制課程が併置されます。
2000年に普通科のみの総合選択制となり商業科は募集停止となります。
2017年4月1日に香川県立小豆島高等学校と統合して閉校、「香川県立小豆島中央高等学校」となりました。
日本の高校で唯一、校舎とグラウンドの間に海峡(土渕海峡)があります。
大峯茂樹氏の在学中は、商業科と定時制の学校だったので、いずれかを卒業されたことになります。
大峯しげき/土庄町長選挙の家族は?
大峯茂樹氏のご家族についての具体的な情報は見当たりませんでした。
土庄小学校PTA会長をされたことがあるので、奥様とご子息かご息女はおられるものと思われます。
大峯しげき/土庄町長選挙の年収は?
うどん屋 株式会社おおみねの社長をされています。
詳しいことはわかりませんが、地元で有名な、うどん屋の社長なので、かなり収入はあると思われます。
大峯しげき/土庄町長選挙の実績や評判は?
地元に愛される、うどん屋の社長や製麺・食糧業界のリーダー的存在として、何度かニュースで取り上げられています。
また、グアムと小豆島との交流でも貢献して、これもニュースになっています。
正に地元の名士であり、民間の立場での政治活動実績は既にあり、とも見られます。
今回の討論会では行政の素人を自称されていましたが、ある意味では専門家である町長・町議以上に地に足の着いた具体的な主張をされていると感じました。
大峯しげき/土庄町長選挙の公約は?
大峯茂樹氏は公開討論会で、次の3点を重点政策として挙げられていました。
➁受け入れを考えた上での住みやすい町づくり
➂今後の町づくりの計画を公開型で町民と協働作業で進める
➀➁は一見したところ他の候補者と同様ですが、➂に大峯氏の独自性が現れていると感じました。
行政の専門家に任せることの限界の訴えと、「町政に関しては自分は素人であり、町民の皆様と同じ目線に立って物事を考えて行きたい。」との思いが結実していると思われます。
そこから、➀➁についても他の行政出身の候補者とは違い、食糧業界のリーダーとして産業を育てていくスタンスが感じられました。
地域経済産業振興の一環として外貨の獲得、小豆島の良さの活用、宣伝チャンネルの増設等にも言及されていました。
大峯しげき/土庄町長選挙の立候補した理由は?
大峯茂樹氏は公開討論会で「財政・少子化等、現在の町政は危機的状況にある。」「行政は今まで何をやってきたのか。」「行政だけでは物事は進みません。皆さんのお力を是非お借りしたい。」と発言されていました。
町長・町議等の行政に任せることに限界を感じ、自らが町民代表として町づくりをするとの決意で立候補されたことが窺えます。
大峯しげき/土庄町長選挙の選挙結果は?
大峯茂樹氏は国や地方公共団体の選挙への立候補は今回が初めての模様です。
大峯しげき/土庄町長選挙の引退の可能性は?
今回の選挙の候補者は現職・新人併せて5人で、新人は大峯茂樹氏を除いて全て土庄町議会議員出身です。
云わば、素人は大峯氏だけであり、その点では不利な筈ですが、立候補者の公会討論会では、「町政に関しては自分は素人であり、町民の皆様と同じ目線に立って物事を考えて行きたい。」と表明し、「変わらない町政」を批判して他の4人の候補者を守勢に回らせる場面も見受けられました。
初めての選挙とは思えぬ堂々たる姿で、気力に満ち、大政治家の雰囲気を感じました。
現在73歳ですが、当選された場合、10年つまり2~3期は続けられる気がします。落選の場合でも、何らかの政治活動を10年以上は続けられるのではと思われます。
まとめ
大峯茂樹氏は今回の5人の候補者の中で唯一の町政部外者出身である一方、食糧業界のリーダーでもあり行政専門家以上に影響力・存在感を持つ存在であり、際立った独自性を示しています。
「前町長及び前町議3名 対 大峯氏」「前町長 対 前町議3名 対 大峯氏」の区別もできます。
他の候補者は前職が町長・町議等行政を担ってきた方々らしく、「税収と国・県の支援を確保して形をつくり、住民の生活を支援する。」との姿勢であるのに対し、大峯氏は「町民の代表として町民の皆様と一緒にこれからの土庄町をつくっていく」との立場が浮き彫りになっていたと感じました。
また、他の候補者は税収や国・県の支援、財政の観点から語られているのに対し、大峯氏は主体的に産業を育てるという姿勢が顕著だったと思われます。
土庄町は豊島事件(産廃不法投棄)の訴訟で住民が香川県と闘った歴史から、県に頼るという意識はあまりないと思われます。この点が他でもない大峯氏の立候補の背景・遠因かも知れず、今回の選挙で有利に働くかも知れません。
また、大峯氏は「ここには良いものがいっぱいある。」と強調されていました。
土庄町は讃岐うどんの他にも、小豆島が映画『二十四の瞳』の舞台であり、日本のオリーブ栽培発祥の地(小豆島町)近くでもある等、様々な魅力が思い起こされます。
是非、この魅力を最大限活用されることを願います。