任期満了に伴う徳島市長選(2024年3月31日告示、4月7日投開票)で、遠藤彰良氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、遠藤彰良氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
遠藤彰良/徳島市長選挙の経歴は?
記者会見をさせていただきました。ノーカットで配信させていただきます。長い動画ですので、お時間ございます時に飛ばし飛ばしで構いませんのでご覧いただけましたら。https://t.co/NdN6MtyVOt#遠藤あきよし pic.twitter.com/CUwiljglLc
— 遠藤あきよし (@endoakiyoshi) January 9, 2024
遠藤彰良氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 遠藤彰良(えんどうあきよし) |
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生年月日 | 1955年10月27日 |
出身地 | 徳島県名西郡石井町 |
最終学歴 | 青山学院大学法学部卒業 |
職業(前職) | 四国放送アナウンサー |
趣味 | 非公表 |
遠藤彰良氏は1955年に徳島県名西郡石井町で生まれ、高校卒業後、青山学院大学法学部に入学しています。
大学を卒業したのちは、1980年に四国放送に入社し、同局のラジオ番組『あんたがたいしょう』のパーソナリティを28年3ヶ月にわたって務めました。
2008年にアナウンス部長に就任し、2014年にはラジオ局次長を兼務したのち、2015年11月30日に四国放送を退職しました。
その後、2016年3月27日執行の徳島市長選挙に立候補し、現職の原秀樹氏ら3候補を大差で下し、初当選。2020年まで徳島市長を務めました。
遠藤彰良/徳島市長選挙の学歴は?
遠藤彰良氏が卒業した高校は徳島県立城北高等学校、卒業した大学は青山学院大学法学部と記載がありました。
出身高校は?
徳島県立城北高等学校は徳島県徳島市南末広町に所在する県立の高等学校であり、卒業生には俳優の大杉漣さんなどがいらっしゃいます。
校内に併設されている徳島県立城北高等学校人形会館が徳島市指定有形文化財に指定されるなど、創立80年を越える伝統的な高校としても市内では知られています。
出身大学は?
遠藤彰良氏氏が入学した青山学院大学は、1949年に設置された私立大学です。
キリスト教の精神に基づく総合大学として、英語教育に熱心であり、「英語の青山」と称されることもある大学であり、現在は11学部・11研究科(大学院)、学生およそ2万人を擁する大規模な私立大学としても知られています。
遠藤彰良/徳島市長選挙の家族は?
家族構成についてですが、ご家族の詳しい家族構成等の詳細の情報は見当たりませんでした。
なお、2016年の市長選では、娘さんが応援に駆けつけていた姿が投稿されており、当選の際は家族一同で祝福したとの報道もありました。
おはようございます!最終日は地元末広から出発します。娘と一緒に新しい徳島市創りを目指してラストスパートしたいと想います! #徳島市長選挙 pic.twitter.com/x4a68sEDz8
— えんどう彰良 (@akiyoshi_endo) March 25, 2016
遠藤彰良/徳島市長選挙の年収は?
今現在の遠藤彰良氏の収入に関する情報は得られませんでしたが、遠藤彰良氏はこれまで徳島市長を務めています。
参考として、徳島市長の給与月額は1,118,000円との記載がありました。
(参照:給与・定員管理等について:徳島市公式ウェブサイト)
このことから、徳島市長の給与を年収に換算すると、
期末手当が年間の支給割合で3.25ヶ月分=3,633,500円支給されますので、おおむねの年収は合計で17,049,500円の計算となります。
こちらはあくまで徳島市長としての推定年収であり、現在の遠藤氏の年収を示すものではありません。
遠藤彰良/徳島市長選挙の実績や評判は?
遠藤彰良氏は先述の通り、2016年から2020年まで徳島市長を務めています。
徳島市長時代の仕事としては、2020年4月1日にLGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入、中学生までの医療費助成の延長を実施したなどの実績があります。
また、初当選時には当初から選挙の争点となっていた総事業費約225億円とされる新町西地区再開発について「白紙撤回以外ない」と強調し、事業の撤回を押しすすめていきました。
一方で、遠藤氏の市長時代の政策には一部で反発もあったようで、再開発事業の白紙撤回を巡り、徳島市が再開発組合に支払った和解金の賠償を遠藤氏に求める議案が遠藤氏退任後の2021年12月の市議会定例会本会議で議決されたこともありました。
議会ではこの議案は否決されましたが、撤退表明の後、代替案や補償案に関する言及が当時の遠藤氏に不足していたという旨の意見が、現職の内藤佐和子市長らを中心に取り上げられました。
井上武議長を除く出席議員29人による記名投票の結果、賛成が9、反対が20だった。
採決の瞬間は目を伏せた内藤佐和子市長だが、閉会のあいさつでは笑みを浮かべて登壇し、「議会の否決という判断を行政としても受け止めたい」と述べた。
(参照:【討論要旨】賛成議員「訴訟は債権保全に必要」vs 反対議員「そもそも徳島市に債権はあるのか」 徳島市議会、遠藤氏への提訴議案を否決|政治・行政|徳島ニュース|徳島新聞デジタル)
遠藤彰良/徳島市長選挙の公約は?
遠藤彰良氏は、今回の選挙の出馬会見内で、「企業団体への補助金や契約、第三セクターなどに関する情報公開の徹底」「潜在的待機児童の解消」「万代埠頭(ふとう)のにぎわい創出」などの公約を掲げています。
(参照:遠藤彰良氏 徳島市長選に立候補表明|NHK 徳島県のニュース)
また、長年続く課題の一つである阿波おどりの運営体制を挙げ、それについても「県市協調」の下で見直しを図る考えを示しています。
2018年に観光協会の負債問題により、運営を担った市の実行委員会が総踊りの中止を決めたことで、阿波おどり振興協会と激しく対立した過去がありましたが、阿波おどりの運営問題については継続して取り組んでいきたいようです。
遠藤彰良/徳島市長選挙の立候補した理由は?
遠藤彰良氏は徳島市長選出馬において、以下のように語っています。
どんなところが悪いのかを一番よく知っているので、当たり前の市民のための市役所にしていきたい」
(参照:遠藤彰良氏 徳島市長選に立候補表明|NHK 徳島県のニュース)
今回の徳島市長選に向けては、「徹底した情報公開を通じて、失われた市政への信頼を取り戻す」と語っており、徳島県の後藤田正純知事が打ち出した新しい街づくり構想に賛同する考えを示しています。
遠藤彰良/徳島市長選挙の選挙結果は?
過去、遠藤彰良氏は徳島市長選に2回出馬しています。
過去出馬した市長選の結果は以下の通りです。
徳島市長選挙 (2016年03月27日) |
投票率45.70% 得票数:41,073 票[当選] |
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徳島市長選挙 (2020年04月05日) |
投票率38.88% 得票数:39,248 票[落選] |
遠藤彰良/徳島市長選挙の引退の可能性は?
遠藤彰良氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
長年徳島県で活動を続けており、市政への強い思いを考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
地元徳島県を中心に活動基盤を築き上げてきた遠藤彰良氏。
現段階で徳島市長選挙には遠藤彰良氏のほかに、前衆院議員の福山守氏、現職の内藤佐和子氏が立候補を表明しています。
対抗相手となる前衆院議員の福山守氏は、徳島県議会議長、徳島県議会議員、徳島市議会議員等を歴任しており、地元での長年の経験と支持層の厚さが強みです。
現職の内藤佐和子氏は、2023年10月までは日本で最年少の女性市長であったことでも知名度が高く、2020年の市長選では遠藤氏を僅差で破って当選しています。
市長を務めた実績のある遠藤彰良氏がそれに対してどこまで支持を拡大できるかが鍵であると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。