今回の記事では2023年8月6日告示、8月13日投開票予定の盛岡市長選挙に出馬予定の内館茂氏について記事をまとめていきます。
内館茂氏の
- 経歴
- 家族
- 年収
- 選挙結果
などについて記事を書いていきます。
内舘茂/盛岡市長選挙の経歴は?
名前 | 内館茂(うちだてしげる) |
---|---|
生年月日 | 1966年9月28日 |
出身地 | 盛岡市 |
最終学歴 | 学習院大学経済学部経営学科 |
職業 | 株式会社マルノ代表取締役社長(旧社名:丸乃タイル株式会社) |
趣味 | 不明 |
内館茂氏は岩手県盛岡市出身で、幼稚園~高校まで盛岡で過ごされています。
生家はタイル職人であった内館茂氏の祖父が1933年に創業された丸乃タイル株式会社で、内館茂氏は3代目となります。
学習院大学入学時に上京され、卒業後はTOTO株式会社に就職、3年後に生家の丸乃タイル株式会社に戻られます。
2003年に独立して株式会社理創生活を設立されますが、後に再び丸乃タイル株式会社に復帰されています。
2015年・2019年と盛岡市長選挙に挑戦しましたが、いずれも現盛岡市長の谷藤裕明氏に惜敗しており、今回の盛岡市長選挙で3度目の挑戦となります。
内舘茂/盛岡市長選挙の学歴は?
内舘茂氏の学歴は、学習院大学経済学部経営学科卒になります。
出身高校は?
内館茂氏の出身高校は岩手県立盛岡第一高等学校となります。
盛岡第一高等学校は岩手県下で有数の歴史を誇る伝統校で、2020年に創立140周年を迎えています。
東大を始め国公立や難関私立へ進学する卒業生も多い進学校です。
立憲民主党の階猛衆議院議員とは同校で共に学んだ同級生だそうで、過去の市長選挙でも応援に入られています。
童話作家の宮沢賢治氏や言語学者の金田一京助氏も同校の出身です。
出身大学は?
内館茂氏の出身大学は学習院大学経済学部経営学科となります。
学習院大学は江戸時代に京都御所で開講された学習所を起源とする私立大学です。
かっては華族のための学校であり、現在でも皇族の方々が通う大学として広く知られています。
GMARCHのGに当たる難関私立大学であり、キャンパスの立地もいいことから人気の私立大学です。
内舘茂/盛岡市長選挙の家族は?
内館茂氏はオフィシャルサイト上で奥様と一男二女の五人家族だと言及されています。
奥様は株式会社マルノの副社長として公私ともに内館茂氏を支えているようです。
内舘茂/盛岡市長選挙の年収は?
内館茂氏は株式会社マルノ代表取締役社長として働かれていますが、株式会社マルノの社長報酬は公表されていません。
しかし、株式会社マルノの資本金は2,000万円であることは公式HPで確認できます。
国税庁が行っている「民間給与実態統計調査」令和3年度版(最新版)の「第7表 企業規模別及び給与階級別の給与所得者数・給与額(役員)」の該当部分を確認しました。
その結果、企業規模が資本金2,000万円以上の株式会社の役員報酬は平均で約1,030万円であることが分かりました。
この金額はあくまで平均値ですが、内館茂氏の年収はこの金額に近いと思われます。
また、内館茂氏は株式会社理創生活代表取締役も務められていることから、株式会社マルノの役員報酬以外に収入がある可能性があります。
内舘茂/盛岡市長選挙の実績や評判は?
内館茂氏の実績ですが、まだ当選したことがないため政治家としての活動実績はありません。
しかし、地元で長く続く会社を経営するだけでなく、新たに会社を興すなどバイタリティに溢れた人物のようです。
その他に盛岡青年会議所理事長や岩手県高等学校PTA連合会会長など社会活動に積極的に参加されているようです。
内舘茂/盛岡市長選挙の公約は?
内館茂氏はオフィシャルサイトで以下の公約を公開されています。
「より優しく」誰一人取り残さないまちへ
「より強い」地元経済が元気なまちへ
全ての世代の声を丁寧に聞いて、盛岡を変革していくために先頭に立ち、汗を流して走り続けていくことが自分の使命であると語られています。
内舘茂/盛岡市長選挙の立候補した理由は?
内館茂氏は、停滞した盛岡市政を一新したいという強い願いをお持ちのようです。
そのため、多選を重ねる現盛岡市長には市政を任せておけないと考えられたのが立候補の理由と考えられます。
内舘茂/盛岡市長選挙の選挙結果は?
内館茂氏は過去に2回盛岡市長選挙に挑戦されていますが、いずれも現盛岡市長の谷藤裕明氏に惜敗されています。
盛岡市長選挙 (2015年8月23日投票) |
得票数:51,930票 16,653票差で落選(次点者) |
---|---|
盛岡市長選挙 (2019年8月25日投票) |
得票数:50,242票 4,241票差で落選(次点者) |
内舘茂/盛岡市長選挙の引退の可能性は?
内館茂氏は社長業の傍ら盛岡市長選挙に何度も挑戦しており、盛岡市長になりたいという高い意欲をお持ちのようです。
オフィシャルサイトやSNSでも地元に対する熱い思いをつづられていますし、毎日のように辻立ちやタウンミーティングを実施されており、盛岡市長選挙の勝利をあきらめる様子は見受けられません。
そのため、今回の盛岡市長選挙の結果にかかわらず引退される可能性は非常に低いと思われます。
まとめ
現盛岡市長の谷藤裕明氏は現在5期目で、20年にわたり盛岡市政を担っていますが、その市政運営は決して広く支持されているものではありません。
「新ごみ処理施設の整備」や「岩手公園PFI」など市民不在で事業が進んでいるとの批判があり、様々な不満が蓄積しているようです。
過去2回の選挙で内館茂氏が新人であるにもかかわらず、現職市長に肉薄する得票数を得たことはそれらの不満の表明といえるでしょう。
現状維持か一新か、盛岡市民の選択が注目される選挙となりそうです。