任期満了に伴う東京都足立区長選(2023年5月14日告示、同年5月21日投開票)に、現区長の近藤弥生氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、近藤弥生氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
近藤弥生/足立区長選挙の経歴は?
近藤弥生氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 近藤 弥生(こんどう やよい) |
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生年月日 | 1959年4月20日 |
出身地 | 東京都足立区 |
最終学歴 | 青山学院大学大学院経済学研究科博士前期課程修了 |
職業 | 現東京都足立区長 |
趣味 | 寺社巡り、写経 |
近藤弥生氏は1959年生まれ、白百合学園高等学校から青山学院大学経済学部・同大学大学院経済学研究科に進学・卒業しています。
1983年より警察官として警視庁で勤務、1996年からは税理士として仕事をしています。
1997年には、東京都議会議員選挙に立候補して初当選し、2001年、2005年と3期連続で当選を果たしています。
2007年には足立区長選挙に初当選、以降、4期連続で区長選挙に当選しています。
近藤弥生/足立区長選挙の学歴は?
近藤弥生氏は、私立白百合学園高等学校を卒業後、青山学院大学・大学院に進学し、同校を卒業しています。
出身高校は?
私立白百合学園高等学校は、東京都千代田区に所在する私立の高等学校です。
白百合学園は、1881年に東京神田猿楽町に学校を設立し、1884年に校名を女子仏学校としました。
1935年には校名を白百合高等女学校と改称しています。
同学園の教育う目的は、「キリスト教の精神に根ざした価値観を養い、神と人の前に誠実に歩み、愛の心をもって社会に奉仕できる女性を育成する。」となっています。
卒業後の進学先としては、全国の医学部を含む難関の国公立大学、関東の難関大学が中心になっています。
出身大学は?
青山学院大学は、東京都に本部を置く私立大学です。
青山学院大学の創立は、1874年に麻布に設立された女子小学校に端を発しており、1949年の学制改革の際に青山学院大学として開学されました。
現在は、東京の青山と神奈川県の相模台に2つのキャンパスを持ち、11の学部、9の研究科からなる大学院、3つの研究科からなる専門大学院を有しています。
経済学部は、経済学科と現代経済デザイン学科の2学科があり、経済学科では経済学入門を入口として専門的知識を学び、現代経済デザイン学科では公共経済学と地域経済学に重点を置いて学んでいます。
伝統を有する著名校のため、政治、行政、経済、教育、文学、芸能、スポーツ等、多くの分野に多くの卒業生を輩出しています。
近藤弥生/足立区長選挙の家族は?
近藤弥生氏の父である近藤信好氏は、元東京都議会の議長です。
お父様以外の家族の情報は見当たりませんでした。
近藤弥生/足立区長選挙の年収は?
近藤弥生氏は現職の足立区長です、以下に足立区長の収入を記載しました。
また、期末手当は、2022年度支給実績で2.99か月になっています。
期末手当は、1,078,800×2.99か月=3,225,612円です。
合計である年収は16,171,212円になります。
近藤弥生/足立区長選挙の実績や評判は?
近藤弥生氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、これまで、東京都議会議員を2期、足立区長を4期務めていることからも、近藤氏の活動に対しては一定以上の評価があると考えられます。
これらより、近藤弥生氏の支持者を中心とした区民からの期待は厚いものであると考えられます。
近藤弥生/足立区長選挙の公約は?
今回の選挙公約に関する情報を得ることはできませんでした。
ただし、近藤弥生氏は、現職の区長として2023年度の足立区予算案に関して次のように述べています。
安心と活力をキーワードとした足立区の予算案は3159億円で9年連続で過去最大を更新しています。この予算案では「災害対策」「子ども・若者」「高齢者支援」「経済対策」「未来」を5本柱としています。中でも「災害対策」と「子どもと若者」の支援に力を入れています。
近藤弥生/足立区長選挙の立候補した理由は?
近藤弥生氏は、2022年12月1日の区議会で、2023年5月の区長選に出馬するという意向を示しました。
5期目の挑戦について意欲を問われた質問に対して、これまで力を入れてきた区のイメージアップの継続などを掲げて、「今後も責任ある立場で区政を担えるようチャレンジしたい」と述べています。
現職の区長として、これまで4期の経験を経て、さらなる足立区のイメージアップの継続やさまざまな政策を進めていくために、自身がやらねばならないという思いから出馬に至ったものと考えられます。
近藤弥生/足立区長選挙の選挙結果は?
近藤弥生氏は、これまで東京都議会議員選挙に2回、足立区長選挙に4回立候補して、すべて当選しています。
これまでの近藤弥生氏の選挙の結果は以下の通りです。
東京都議会議員選挙(足立区) (1997年7月投票) |
投票率43.68% 32,979 票(当選) |
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東京都議会議員選挙(足立区) (2001年6月24日投票) |
投票率52.52% 52,018 票(当選) |
東京都議会議員選挙(足立区) (2005年7月3日投票) |
投票率48.45% 39,991 票(当選) |
足立区長選挙 (2007年6月3日投票) |
投票率33.59% 110,556 票(当選) |
足立区長選挙 (2011年5月15日投票) |
投票率47.32% 191,554 票(当選) |
足立区長選挙 (2015年5月17日投票) |
投票率46.07% 188,907 票(当選) |
足立区長選挙 (2019年5月26日投票) |
投票率42.89% 189,190 票(当選) |
近藤弥生/足立区長選挙の引退の可能性は?
近藤弥生氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
これまで4期の区長経験を有する現職の区長であることからも、足立区への強い思いや実行する政策、また64歳という年齢からも、現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
これまで4回の区長選挙において、圧倒的な票差で当選しており、確実に足立区での活動地盤、支持地盤を獲得してきている近藤弥生氏です。
現職の区長として、『安心でき、活力ある足立区に』という強い意志を持っての5期目の出馬になります。
現時点での近藤氏の対抗として、大学非常勤講師の西山千恵子氏が『ジェンダー平等から区政を立て直していきたい』として出馬を表明しています。
現職で5期目を目指す、経験やノウハウ、安定感を感じさせられる近藤弥生氏と日本共産党が推薦する大学非常勤講師である新人西山千恵子氏の一騎打ちの様相です。どちらが区長の座を射止めるのか、足立区民ならずとも結果が注目される選挙になると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。