任期満了に伴う北海道知事選挙(2023年3月23日告示、同年4月9日投開票)に、現知事の鈴木直道氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、鈴木直道氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
鈴木直道/北海道知事選挙の経歴は?
鈴木直道氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 鈴木直道(すずき なおみち) |
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生年月日 | 1981年3月14日 |
出身地 | 埼玉県三郷市 |
最終学歴 | 法政大学法学部法律学科卒業 |
職業 | 現北海道知事 |
趣味 | 映画鑑賞、温泉巡り、読書 |
鈴木直道氏は、1981年に埼玉県の春日部市で生まれ、三郷市で育ちました。埼玉県立三郷高等学校を1999年に卒業後、東京都庁に入庁しています。その後、都職員として勤務しながら2000年に法政大学第二部法学部法律学科に進学しています。
東京都庁勤務時代には、2008年には北海道夕張市の市民課市民保険グループへの派遣、2010年には内閣府地域主権戦略室に出向後、夕張市行政参与に就いています。
2011年には夕張市長選挙に初当選し、2015年には再選されています。
2019年には北海道知事選挙に出馬、初当選し、公選第19代北海道知事に就任しています。
2015年には、俳優の松坂桃李、吉田羊さんたちと一緒に、日本メンズファッション協会「ベストドレッサー賞」を受賞するなど、イケメン知事としての評判も高いです。
suzukinaomichi_hokkaido Instagram
鈴木直道/北海道知事選挙の学歴は?
鈴木直道氏は、埼玉県立三郷高等学校から、東京都庁に入庁し、東京都職員を続けながら法政大学第二部法学部法律学科に進学しています。
出身高校は?
埼玉県立三郷高等学校は、埼玉県三郷市に所在する県立の高等学校です。
埼玉県立三郷高校は、1975年に全日制普通科、共学の高等学校として開設されました。現在は、2年次より、生徒の進路に沿って、進学、情報、総合という3コースが選択できる仕組みになっている高等学校です。
卒業生の進路としては、令和3年度の実績では約6割が就職、4割が進学しています。進学先については、関東圏の私立大学や専門学校が多くなっています。
出身大学は?
法政大学は、東京都千代田区に本部を置く私立大学です。
法政大学は、1880年4月設立の東京法学社(後の東京法学校)と1886年設立の東京仏学校を前身としています。1903年に専門学校令によって法政大学と改称し、予科、大学部、専門部、高等研究科を設置しています。
1949年に、学制改革によって新制大学になりました。現在では、大学15学部・大学院17研究科を持つ総合大学であり、スーパーグローバル大学にも選定されています。
鈴木直道氏が卒業したのは法政大学第二部法学部ですが、2011年より第二部は完全に廃止されています。現在の同大学の法学部は、法律学科、政治学科、国際政治学科で構成されています。
同大学の卒業生には、政治、法曹、会計、行政、経済、教育・研究、文芸、芸術、スポーツなど、多くの分野で著名な人物が活躍しています。第99代内閣総理大臣の菅義偉氏も法政大学の卒業生です。
鈴木直道/北海道知事選挙の家族は?
鈴木直道氏は自身の公式サイトの中で、家族:妻と記載されています。その他の記載がないことから、ご夫婦で生活されていると思われます。ただし、お名前や年齢等の詳細な情報は見当たりませんでした。
鈴木直道/北海道知事選挙の年収は?
鈴木直道氏は、現職の北海道知事です。以下に北海道知事の収入を記載します。
また、期末手当(令和2年度支給割合)は、3.35か月になっています。
期末手当は、966,000×3.35か月=3,236,100円です。
合計は14,828,100円になります。
鈴木直道/北海道知事選挙の実績や評判は?
鈴木直道氏は、これまで2期連続で夕張市長を務め、夕張市の財政再生団体からの脱却に貢献し、その後に全国最年少の38歳という若さで知事に選ばれています。またダボス会議を主催する世界経済フォーラムから「ヤング・グローバル・リーダース」にも選出されています。
これまでの実績や経験から、鈴木氏の支持者を中心とした北海道民からの期待は厚いものであると思われます。
鈴木直道/北海道知事選挙の公約は?
鈴木直道氏の公約は、「北海道が直面している課題にしっかりと向き合い、解決する。さらに、北海道が持っている素晴らしい財産、魅力を活かし、活力あふれる北海道を実現したい。活力あふれる北海道の未来の実現に向け、全力を尽くす決意です。」と述べています。
鈴木直道/北海道知事選挙の立候補した理由は?
鈴木直道氏は、1月28日、札幌市内で記者会見を行い、2期目を目指して知事選挙に正式に出馬することを表明しました。「北海道のポテンシャルを最大限発揮して、北海道の価値を押し上げていくために挑戦していかなければならない」と表明しています。
現在の知事経験をベースにして、現職知事として、自らが掲げている理念である道民の暮らしを守り抜く北海道の確かな未来を創っていくために、自身がやるんだという強い決意から出馬に至ったと考えられます。
鈴木直道/北海道知事選挙の選挙結果は?
鈴木直道氏は、これまで夕張市長を2期、北海道知事を1期務めています。
これまでの鈴木直道氏の選挙での結果は以下の通りです。
夕張市長選挙 (2011年4月24日投票) |
投票率82.67% 3,569 票(当選) |
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夕張市長選挙 (2015年4月26日投票) |
投票率 無投票(当選) |
北海道知事選挙 (2019年4月7日投票) |
投票率58.34% 1,621,711票(当選) |
鈴木直道/北海道知事選挙の引退の可能性は?
鈴木直道氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
これまでの北海道の政治に感変わってきたキャリア、夕張市長県、北海道知事を務めてきた経験や実績、道政への強い思いや実行すべき政策を持っていること、まだ41歳という年齢からも現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
鈴木直道氏は、夕張市長として、夕張市を財政再建団体から脱却する道筋をつけ、さらに北海道知事として、コロナ対策やコロナ禍の中の人々の行動変化を北海道にどう活かすかという課題に向き合い、道民の暮らしを守ることと、北海道の強みを活かした取り組みと進めてきました。
現職の知事として、これまでの経験と持てる力を注ぎ、躍動する北海道の扉を力強く押し開けるための2期目への出馬と発言されています。
今回の選挙は、自民・公明の両党が推薦する現職鈴木直道氏に、立憲民主党が推薦する元衆院議員の池田真紀氏が挑むという与野党が対決するという形になっています。2019年の前回選挙では、自民、公明、新党大地からの推薦を受けた鈴木直道氏が得票数約160万票で、約65万票という大差をつけて圧勝しています。
今回の選挙では、1期の活動に対する評価が得票に影響することになりそうです。投票日の4月9日は札幌市長選挙とのダブル選挙になります。北海道の未来を占う選挙の結果は、北海道民ならずとも注目すべきものになりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました