任期満了に伴う山梨県知事選(2023年1月5日告示、2023年1月22日投開票)に、倉嶋清次氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、倉嶋清次氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについてお伝えします。
倉嶋清次/山梨知事選挙の経歴は?
倉嶋清次氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 倉嶋清次 (くらしま せいじ) |
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生年月日 | 1948年6月17日 |
出身地 | 北海道旭川市 |
最終学歴 | 北海道大学農学部卒業 |
職業 | 市民連合やまなし共同代表 |
倉嶋清次氏は、旭川西高等学校から北海道大学に進学しています。
1972年に北海道大学農学部を卒業後、農水省(現農林水産省)に入省、農林水産相の官僚経験を経て2000年に退職しています。
2012年10月の山梨県笛吹市長選挙に出馬し、市長に当選しています。、その後、2期目を目指した2016年10月の笛吹市長選挙では落選となっています。
現在の肩書は、「市民連合やまなし共同代表」となっています。
倉嶋清次/山梨知事選挙の学歴は?
倉嶋清次氏は、北海道旭川西高等学校、北海道大学農学部を卒業しています。
出身高校は?
北海道旭川西高等学校は、旭川市に所在する北海道立の公立の高等学校です。
1907年に北海道庁立上川高等女学校として設立され、1950年男女共学となり、校名も北海道旭川西高等学校に改称されました。
2010年に文部科学省より、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、2017年、2021年と3期連続で指定を受けています。
同校の卒業生は、北海道内の国公立、私立大学をはじめ、全国の国公立、私立大学へ進学しています。
出身大学は?
北海道大学は、北海道札幌市に本部がある国立大学で旧帝大7大学の一つです。
1876年に設立された札幌農学校を前身とする大学で、札幌農学校の後に、1907年東北帝国大学農科大学、1918年北海道帝国大学、1947年北海道大学の期間を経て、2004年より国立大学法人北海道大学となっています。
倉嶋清次氏が卒業した農学部は、現在7つの学科で構成されており、人類の生存基盤にかかわる諸問題を研究と教育を通して解決し、人類が抱える問題、未来に起こりうる問題に対するアプローチ方法が教育されています。
長い伝統を有する同大学は、政治、法曹、行政、学術、経済、文学、芸術など、多くの分野で著名な人物を輩出しています。
倉嶋清次/山梨知事選挙の家族は?
倉嶋清次氏の家族に関する情報について、Facebook内には「配偶者と死別」との記載があり、奥様はお亡くなりになられているようです。また、お子様などのその他情報は、見当たらず、収集することができませんでした。
倉嶋清次/山梨知事選挙の年収は?
倉嶋清次氏は市民連合やまなしの共同代表という肩書はありますが、以前の職業(農林水産省、笛吹市長)以外の職業に関する情報を得ることができませんでした。
年齢が74歳ということもあり、市民連合の共同代表という立場だけで活動しているものと考えられ、公務員として28年勤めていた経歴から、公務員の年金制度に基づく収入を得ていると思われます。
倉嶋清次/山梨知事選挙の実績や評判は?
倉嶋清次氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、笛吹市長選挙に当選したという実績や市民連合の共同代表を務めている経歴等から、倉嶋清次氏の支持者を中心とした周囲からの期待は厚いものであると思われます。
倉嶋清次/山梨知事選挙の公約は?
倉嶋清次氏は、「県民のいのちとくらしを守る、何よりも子ども、二元代表制の尊重、自民党政治にNO、財政構造の抜本的見直し」などの施策を表明しています。
現知事である長崎幸太郎氏が自民党出身であることから、倉嶋清次氏は保守政権への対立軸としての立場での出馬となります。
倉嶋清次/山梨知事選挙の立候補した理由は?
倉嶋清次氏は2022年11月15日、共同代表を務める市民団体やまなしの会合で、「国政県政を通じて自民党政治と真っ向から対決する。いろいろなつながりを広げて、市民、県民の総結集でこの選挙戦を戦っていきたい」と述べ、市長選挙への立候補を表明しました。
倉嶋清次氏は、現職が行う県政を強権的であるとして、「知事に対して周りがモノを言えなくなっている。」と批判し、自民党政治との対立軸を明確にし、県内の野党勢力の結集を目指したいと述べています。
倉嶋清次/山梨知事選挙の選挙結果は?
倉嶋清次氏は、これまで笛吹市長選挙に、2回立候補しています。結果は、一度目は当選、2度目は落選しています。
これまでの倉嶋清次氏の笛吹市長選挙の結果は以下の通りです。
笛吹市長選挙 (2012年10月21日投票) |
投票率68.85% 23,004票 (当選) |
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笛吹市長選挙 (2016年10月23日投票) |
投票率62.79% 6,847 票 (落選) |
倉嶋清次/山梨知事選挙の引退の可能性は?
倉嶋清次氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
しかしながら、今回の市長選挙に出馬する意向を示していることなどからは、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
現職の知事であり、元自民党の衆議院議員でもある長崎知事を強権的であると批判し、さらには自民党政治にNOといえる県政を目指す倉嶋氏。
保守本流と言える現長崎知事に対して、野党の共闘を呼び掛ける倉嶋氏ですが、まだ野党の足並みはそろっていない様子です。現段階では、共産党のみが倉嶋清次氏を支持すると発表しています。ちなみに、共産党が独自候補を擁立しないのは48年ぶりということです。
今回の知事選挙には、倉嶋清次氏、長崎幸太郎現知事、現山梨県議会議員の志村直樹氏の3人が出馬を表明しています。保守を代表する長崎幸太郎現知事に対して、市民連合を母体として野党結集を呼び掛ける倉嶋氏との戦いになります。
ちなみに前回の選挙では、自民党、公明党に推薦された長崎氏が、立憲民主党、国民民主党から推薦を受けた候補に差をつけて当選しています。
これまでの実績を有する現職が選ばれるのか、反対派の市民派が選ばれるのか、保守か野党か、いろんな視点で注目すべき山梨県知事選になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました