任期満了に伴う愛知県知事選(2023年1月19日告示、同2月5日投開票)に、現知事の大村秀章氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、大村秀章氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
大村秀章/愛知県知事選挙の経歴は?
大村秀章氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 大村秀章(おおむら ひであき) |
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生年月日 | 1960年3月9日 |
出身地 | 愛知県碧南市 |
最終学歴 | 東京大学法学部卒業 |
職業 | 現愛知県知事 |
趣味 | 読書、スポーツ |
大村秀章氏は、1960年に愛知県の碧南市で生まれ、愛知県立西尾高等学校を経て、東京大学法学部に進学しています。
大学卒業後の1982年に農林水産省に入省し、徳島市部長、農協課、企画課課長補佐を経て、1996年の第41回衆議院議員総選挙に初当選しています。
以降、衆議院議員総選挙に5期連続で当選し、2006年には内閣府副大臣、2008年には厚生労働副大臣を担っています。その後、2011年の知事選に出馬して初当選、以降2015年、2019年と3期連続で知事選に当選しており、今回が4度目の知事選への出馬になります。
大村秀章/愛知県知事選挙の学歴は?
大村秀章氏は、地元である碧南市の碧南市立鷲塚小学校、碧南市立東中学校から、愛知県立西尾高等学校・東京大学法学部に進学・卒業しています。
出身高校は?
愛知県立西尾高等学校は、愛知県西尾市に所在する公立の高等学校です。
1918年に西尾町立西尾高等女学校として認可され、旧制の西尾中学校時代を経て、1948年に愛知県立幡豆高等学校と愛知県立西尾高等学校が合併して、新制の愛知県立西尾高等学校となり、男女共学になりました。
卒業生は、国公立大学や私立大学と多くの大学に進学しています。
出身大学は?
東京大学は、東京都文京区にある国立大学です。わが国では最も著名な大学と言っても言い過ぎぬはならないと思います。
大村秀章氏が卒業した法学部は、第1類(法学総合)、第2類(法律プロフェッション)、第3類(政治)の3つの類が設置されており、相互に関連する分野である法学と政治学が教育及び研究されています。
同大学の卒業生には、政治、法曹、行政、経済、研究など、多くの分野で著名な人物が活躍しています。
大村秀章/愛知県知事選挙の家族は?
大村秀章氏の公式WEBサイトでは、ご家族について「妻、子ども4人」の6人家族との記載があります。ただし、それぞれのお名前や年齢等の詳細な情報は見当たりませんでした。
大村秀章/愛知県知事選挙の年収は?
大村秀章氏は、現職の愛知県知事なので、調査できた愛知県知事の収入を以下に記載します。
また、期末手当支給割合は3.4か月(2019年度支給実績)になっています。
大村秀章/愛知県知事選挙の実績や評判は?
大村秀章氏は、これまで「あいちトリエンナーレ」や「コロナ感染症対策問題」での発言が注目を浴び、物議を醸していますが、一方で、これまでの3期の選挙では、高い得票数・得票率を得ており、評判としては賛否の両方があるようです。
しかし愛知県知事を3期にわたって担っていることや、それぞれの選挙の投票数・得票率などから、大村氏の支持者を中心とした県民からの期待も厚いものであると思われます。
大村秀章/愛知県知事選挙の公約は?
大村秀章氏の公約は、現段階では、未だ発表されていません模様です。
大村秀章氏の政策の骨子としては、「日本一元気な愛知をつくり、日本の未来をつくる!」として、「リニア交流圏の形成」「産業首都あいち」「農林水産業の振興」「すべての人が輝く愛知」などが掲げられており、それぞれの中に具体的な施策を示されています。
大村秀章/愛知県知事選挙の立候補した理由は?
大村秀章氏は、9月26日に県議会において「今後とも県議会、県民と共に日本一元気な愛知の実現にむけて全力で取り組んでいきたい」と今回の知事選挙に4選を目指して立候補する意向を正式に表明しました。
これまでの3期にわたる取り組みや、新型コロナへの対策を強調するとともに、2024年のスタートアップ支援拠点整備事業や2026年のアジア競技大会開催などの大きな事業を「成功に導き、愛知のさらなる飛躍につなげるのが重要だ」と県政を担う意思を示しています。
現職知事として、これまで3期の経験を経て、日本一元気な愛知を実現していくために、自身がやらねばならないという思いから出馬に至ったと考えられます。
大村秀章/愛知県知事選挙の選挙結果は?
大村秀章氏は、これまで衆議院議員を5期、愛知県知事を3期務めています。
これまでの大村秀章氏の選挙での結果は以下の通りです。
第41回衆議院議員選挙 (1996年10月20日投票) |
投票率58.69% 80,629 票(愛知13区)(落選するも比例復活) |
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第42回衆議院議員選挙 (2000年6月25日投票) |
投票率58.69% 104,731 票(愛知13区)(当選) |
第43回衆議院議員選挙 (2003年11月9日投票) |
投票率59.86% 114,092票(愛知13区)(当選) |
第44回衆議院議員選挙 (2005年9月11日投票) |
投票率67.51% 139,022 票(愛知13区)(当選) |
第45回衆議院議員選挙 (2009年8月30日投票) |
投票率69.28% 128,995 票(愛知13区)(落選するも比例復活) |
愛知県知事選挙 (2011年2月6日投票) |
投票率52.52% 1,502,570 票(当選) |
愛知県知事選挙 (2015年2月1日投票) |
投票率34.93% 1,629,147票(当選) |
愛知県知事選挙 (2019年2月3日投票) |
投票率35.51% 1,774,763 票(当選) |
大村秀章/愛知県知事選挙の引退の可能性は?
大村秀章氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
これまでの官僚としてのキヤリア、衆議院議員を5期、愛知県知事を3期務めている経験や実績、県政への強い思いや実行すべき政策を持っていること、まだ62歳という年齢からも現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
これまで、農水省官僚、衆議院議員のキャリアを持ち、3期にわたり県知事として、県内での活動基盤を築き上げてきた大村秀章氏。
現職の知事として、日本一元気な愛知を実現するための4期目への出馬となります。
これまで、「あいちトリエンナーレ2019」に端を発したリコール運動や新型コロナウィルス感染症対策発言で物議を醸してきた反面、芸術への支援やジブリパーク開園などの実績がある大村氏。県民の間でも賛否両論の評価があると思われます。
これまでの3期の選挙では圧勝といえる得票数で当選してきた大村秀章氏、今回の選挙は、これまでの活動に対する評価が得票に影響する選挙戦になると予想できます。大村知事の4期目へのチャレンジ、結果がどう現れるのか愛知県民ならずとも注目すべき選挙戦になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました