任期満了に伴う東京都新宿区長選(2022年11月6日告示、同13日投開票)に、現区長の吉住健一氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、吉住健一氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
吉住健一/新宿区長選挙の経歴は?
吉住健一氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 吉住健一(よしずみ けんいち) |
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生年月日 | 1972年4月22日 |
出身地 | 東京都新宿区 |
最終学歴 | 日本大学法学部法律学科卒業 |
職業 | 新宿区長 |
趣味 | 晩酌、餅つき、神輿、音楽鑑賞、読書、スポーツ |
吉住健一氏は、1972年生まれ、新宿区立大久保小学校、新宿区立戸山中学校、東京都立広尾高等学校から日本大学法学部法律学科へ進学、卒業しています。
大学卒業後は、大学生時代からアルバイトをしていた与謝野馨氏の事務所に勤務しています。
2003年に新宿区議会議員に当選、2009年・2013年と2期連続で東京都議会議員に当選、さらに、2014年、2018年の新宿区長選挙に当選し、今回の選挙で3期目を目指しています。
新宿区長 吉住健一公式ホームページ
吉住健一 Facebook
吉住健一/新宿区長選挙の学歴は?
吉住健一氏は、新宿区立大久保小学校、新宿区立戸山中学校、東京都立広尾高等学校、日本大学(法学部法律学科)を卒業しています。
出身高校は?
吉住健一氏の出身高校である東京都立広尾高等学校は、東京都渋谷区に所在する都立の高等学校です。1950年に新制高等学校のモデルスクールとして開校され、現在に至っています。
都立広尾高校卒業後の進路としては、私立大学への進学者が多いようです。
また、卒業生には政治家やジャーナリスト、モデル、落語家などを輩出しています。
出身大学は?
吉住健一氏が卒業した日本大学は、東京都千代田区に本部を置く日本最大の規模を有する私立の総合大学です。
日本大学は、1882年に開校された皇典講究所が始まりで、1920年に大学令として大学設立が認可され、1948年には新制大学として開校されています。
吉住健一氏が在籍していた法学部は、法律、政治経済、新聞、経営法、公共政策という5学科で構成されています。
法律学科は、社会の生理学と病理学を体系的に習得したうえで、優れた企業人や公務員を育成することを目的にしています。
長い伝統と多くの学部、日本最大の規模を誇る日本大学は、政治、行政、法曹、教育、経済、産業、学術、文学、芸能、評論、音楽などの多くの分野で著名な卒業生を多く輩出しています。
吉住健一/新宿区長選挙の家族は?
吉住健一氏の公式ホームページには、家族構成について、「妻と娘の三人家族」との記述があります。
Facebookでは、吉住裕子さんと既婚との記載があります。その他のご家族のお名前等の詳細の情報は見当たりませんでした。
吉住健一/新宿区長選挙の年収は?
吉住健一氏は現職の新宿区長です、新宿区の条例による区長の収入を以下に記載します。
新宿区長の給料は、新宿区職員の給与に関する条例施行規則によると、月1,161,000円になっており、区長に対しては、給与の他に旅費、地域手当、通勤手当、期末手当が支給されるとなっています。
(参照:新宿区長及び副区長の給料等及び旅費条例)
このうち、旅費及び通勤手当は利用に従って支給されるものであるため、ここでは、給与、地域手当、期末手当を算出対象とします。
地域手当は、給料月額に100分の13を乗じて得た額となっており、1,161,000円×0.13=150,930円になります。
期末手当は、次の(1)~(3)に掲げる額の合計額に、3月支給分として100分の20、6月支給分として100分の132.5、12月支給分として100分の137.5をそれぞれ乗じた額となっています。
次に掲げる額とは
(1)給料月額及びこれに対する地域手当の月額の合計額:1,161,000円+150,930円=1,311,930円
(2)前号の合計額に100分の20を乗じて得た額:1,311,930円×0.2=262,386円
(3)給料月額に100分の25を乗じて得た額:1,161,000×0.25=290,250円
と計算でき、合計は1,311,930円+262,386円+290,250円=1,864,566円になります。
期末手当の額は、3月:1,864,566円×0.2=372,913円、6月:1,864,566円×1.325=2,479,550円、12月1,864,566×1.375=2,563,779円となり、合計が5,416,242円になりました。
吉住健一/新宿区長選挙の実績や評判は?
吉住健一氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、新宿区議会議員や新宿区選挙区で都議会議員の2期連続当選の実績、さらに2期にわたって新宿区長に当選している実績からも、吉住氏の支持者を中心とした区民からの期待は厚いものであると思われます。
吉住健一/新宿区長選挙の公約は?
吉住氏は、新宿区長としての今回の任期(2018年~2022年)を、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大から、感染症対策を重点とした区政運営に忙殺されてきた。」と振り返っています。
2期目の当選時には、「暮らしやすさ1番の新宿」「新宿の高度防災都市化と安全・安心の強化」「賑わい都市・新宿の創造」「健全財政の確立」「感度1番の区役所」の実現に向けて活動すると宣言しています。
現区政では、感染症対策が主となり、これらの活動方針に向けた十分な取り組みができなかったことから、基本的にはこれら活動の継続が目的になると考えられます。
吉住健一/新宿区長選挙の立候補した理由は?
吉住健一氏は2022年9月9日、3期目の区長の座を目指し、立候補すると表明しました。
定例会見では、「コロナ禍で地域コミュニティーが停滞した時期が長期にわたった。再活性できるような政策を進めたい」と地域経済の活性化に取り組むとしています。なお、吉住氏には自民、公明の両党が推薦することを決めています。
現区長として感染症対策に追われた今回の区政となったことで、基本的な活動方針の実現ができていないことから、さらに政策を進めていくために、自身がやらねばならないという思いから出馬に至ったものと考えられます。
吉住健一/新宿区長選挙の選挙結果は?
吉住氏は、これまで新宿区議会議員に1回、東京都議会議員に2回、新宿区長選に2度出馬し、全て当選しています。
これまでの新宿区議選、東京都議選、新宿区長選の結果は以下の通りです。
新宿区議会議員選挙 (2003年4月27日投票) |
投票率40.52% 2,468 票(当選) |
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東京都議会議員選挙 (2009年7月12日投票) |
投票率54.49% 18,890 票(新宿区選挙区)(当選) |
東京都議会議員選挙 (2013年4月12日投票) |
投票率43.5% 18,606票(新宿区選挙区)(当選) |
新宿区長選挙 (2014年11月9日投票) |
投票率不明 39,127票(当選) |
新宿区長選挙 (2018年11月9日投票) |
投票28.24% 49,353票(当選) |
吉住健一/新宿区長選挙の引退の可能性は?
吉住氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
区議会議員、都議会議員を経て、区長を2期務めており、新宿区への強い思いや学生時代から議員事務所で働いていたという政治への想い、まだ50歳という年齢を考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。
まとめ
地元である新宿区を中心に活動基盤を築き上げてきた吉住健一氏。
現区長として、さらに新宿区を発展・充実させるための3期目への出馬となります。
今回の区長選挙には、元区議でトランスジェンダー行政書士のよだかれん氏が出馬し、「小さき声に耳を傾け、日本国憲法の理念を生かした区政を実現する」と表明しています。
自民・公明党の推薦を得ている保守系の吉住健一氏と、元区議で2021年の都議選では共産党の応援を行っているよだかれん氏の争いになります。
新宿区民の皆さんが、どちらを選択するのでしょうか。
興味深い新宿区長選になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました