任期満了に伴う新潟市長選(2022年10月9日告示、2022年10月23日投開票)に、現職の中原八一氏が出馬の意向を表明しました。
こちらのページでは、中原八一氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについてお伝えします。
中原八一/新潟市長選挙の経歴は?
中原八一氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 中原八一 (なかはら やいち) |
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生年月日 | 1959年4月25日 |
出身地 | 新潟市西区内野町 |
最終学歴 | 明治大学政治経済学部卒業 |
職業 | 現市長 |
趣味 | スポーツ観戦(高校・大学ラグビーなど)、ウォーキング、庭の手入れ、お神輿、読書 |
中原八一氏は、1959年に新潟県西蒲原郡内野町(現:新潟市西区内野)で生まれ、地元の小中学校から新潟西高校を経て、明治大学政治経済学部を卒業しています。
議員秘書、自民党本部職員を経て、1995年4月の新潟県議会議員選挙に初当選、その後、新潟県議会議員を4期15年務めた後、2010年7月の参議院通常選挙に立候補し、当選しました。
2013年9月から2014年9月まで国土交通大臣政務官、2016年1月から同年7月までは参議院拉致問題等特別委員会委員長の任に就いています。
2016年7月には、中原氏としては2期目となる参議院通常選挙に立候補しましたが落選しています。
2018年10月には、新潟市長選挙に立候補し、当選。同年11月に新潟市長に就任し、現在に至っています。
ちなみにですが、中原氏の八一という名前は、お父様の名前である八郎の八に、長男だから一ということで八一になったそうです。
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中原八一 YouTube
中原八一/新潟市長選挙の学歴は?
中原八一氏は、新潟県立新潟西高等学校、明治大学政治経済学部を卒業しています。
出身高校は?
新潟県立新潟西高等学校は、「新潟市の西地区に普通科高校を」という地域の要望を受けて、1975年に開校した普通科全日制課程の普通科高校です。
中原八一氏は、新潟西高等学校の1期生ということです。
新潟西高等学校には、国公立大学や難関私立大学進学を目指す「学励クラス」や、医療関係の仕事に就きたい生徒向けの「医療専攻」が設置されています。
卒業後の進路としては、私立大学や専門学校への進学者が多いようです。
特に、サッカーの強豪校であり、2010年、2011年の2年連続で全国サッカー選手権大会に出場し、2011年はベスト16まで勝ち進んでいます。
卒業生として、プロのサッカー選手を輩出しています。
出身大学は?
明治大学は、東京都千代田区神田に本部を置く私立大学です。
MARCHと呼ばれる、東京の難関私立大学5校の一角を占める大学です。
1881年に明治法律学校として発足し、1920年には大学令によって大学として認可、さらに、1949年に新制大学として認可されています、長い歴史と伝統を有している大学です。
中原氏が卒業した政治経済学部は、政治学科、経済学科、地域行政学科の3学科を有し、幅広いバラエティに富んだ科目構成、教授陣を誇り、既成の枠組みにとらわれない広い視野や発想、実際の社会に働きかけられる対応力を身につけることができることを、カラキュラムに組み入れています。
長い伝統を有する同大学の卒業生には、政治、法曹、行政、経済、研究、芸能、スポーツなど、多くの分野で著名な人物が活躍しています。
中原八一/新潟市長選挙の家族は?
中原八一氏の家族構成について、氏のサイトでは、「母、妻、長女、長男」となっていました。現在は5人暮らしのようです。
ただし、ご家族それぞれのお名前等の情報は見当たりませんでした。
中原八一/新潟市長選挙の年収は?
中原八一氏は、現職の新潟市長です。
新潟市長の給料(棒給)は「新潟市特別職の職員の給与に関する条例」によると、月額1,167,000円です。また、期末手当については、期末手当基礎額に100分の145を乗じて得た額となっています。
ここでいう期末手当基礎額とは「俸給の月額に100分の20を乗じて得た額を加算した額」とあります。
新潟市長の期末手当基礎額を計算すると、1,167,000円×0.2+1,167,000=1,400,400円になります。
基礎額から算出した期末手当は、1,400,400円×1.45=2,030,580円になります。
これらの計算結果こから、
現職市長である中原氏の年収は、
1,167,000円×12ヵ月+2,030,580円×2回=18,065,160円であると計算で導くことができます。
中原八一/新潟市長選挙の実績や評判は?
中原八一氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、現職市長であることや、これまでの4期15年の県議会議員としての実績、地元選出の参議院議員であったことから、中原八一氏の支持者を中心として広く市民からの期待も厚いものであると思われます。
また、今回の選挙では、前回市長の椅子を争った吉田孝志新潟市議会議員が中原氏を応援する会の幹事長となるなど、支持者からの信頼は厚いものであることがうかがえます。
中原八一/新潟市長選挙の公約は?
中原氏は6月に行った出馬表明の記者会見で、公約について「これから皆さんの意見を聞きながらとりまとめ、秋のしかるべきタイミングで発表したい。」と発言しています。
2021年2月に中原氏が発表した、街づくりのビジョンである「選ばれる都市新潟市の実現」「新潟の明るい未来を切り開く」を基本とした政策を進めていくことと思われます。
中原八一/新潟市長選挙の立候補した理由は?
中原八一氏は、6月6日に新潟市内のホテルで記者会見を開き、今回の新潟市長選挙に再選をめざして立候補すると表明しました。また、全政党に対して推薦を求めない方針で、無所属で出馬する意向も示しています。
中原氏の基本政策にもある通り、新潟市の活力を向上させ、選ばれる新潟市を実現するなど、新潟市の未来のために全力で先頭を切って取り組みたいという強い想いから、2期目への出馬に至ったと思われます。
中原八一/新潟市選挙の選挙結果は?
中原八一氏は、新潟県議会議員に4回出馬して4回当選、参議院議員に2回出馬して1回当選、新潟市長に1回当選しています。
中原氏の選挙結果は以下の通りです。
新潟県議会議員選挙 (1999年4月11日投票) |
投票率 52.3% 18,448 票(新潟市選挙区) 当選 |
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新潟県議会議員選挙 (2003年4月13日投票) |
投票率58.23% 18,088 票(新潟市選挙区)当選 |
新潟県議会議員選挙 (2007年4月8日投票) |
投票率61.12% 23,182 票(新潟市西区選挙区)当選 |
第22回参議院議員選挙 (2010年7月11日投票) |
投票率57.92% 412,217 票(新潟)当選 |
第24回参議院議員選挙 (2016年7月10日投票) |
投票率54.7% 558,150 票(新潟)落選 |
新潟市長選挙 (2018年10月28日投票) |
投票率49.83% 98,975 票当選 |
中原八一/新潟市長選挙の引退の可能性は?
中原八一氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。
中原氏は、議員秘書、政党本部職員、県議会議員、参議院議員を経て、地元の新潟市で市長を務めています。これまで政治に深く関わって過ごしてきたといえます。これまでの政治家として経験、市政への想い、支援者との関係性、そして63歳であるという年齢を考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思われます。
まとめ
現職市長としての活動、地元でであるということから「新潟の発展」をベースにして活動している中原氏、さらに新潟市を発展・充実させるための市政運営を行うための2期目への出馬となります。
今回の新潟市長選は、中原氏の他には、共産党員である鈴木映氏が無所属での出馬を表明しています。
前回市長の椅子を争った吉田孝志新潟市議会議員をとりつけるなど、中原氏は、元々の支持基盤である保守層の支援体制を固めるのはもちろんのこと、無党派などの層に対しても幅広い活動を行っていることがうかがえます。
新潟市の未来を決める市長選挙、注目すべき選挙になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。