2022年10月2日の品川区長選挙では決定得票数を超える候補者がいなかったため、品川区長再選挙(2022年11月27日告示、2022年12月4日投開票)に、山本やすゆき氏が出馬の意向という情報がありました。
現職の浜野区長(濱野と表現されることもある)が今季限りで引退を表明しているため、今回の選挙は新人同士による熱い選挙になりそうです。
こちらのページでは、山本やすゆき氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについてお伝えします。
山本やすゆき/品川区長選挙の経歴は?
山本やすゆき氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 山本やすゆき (やまもと やすゆき) |
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生年月日 | 1976年5月15日 |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
最終学歴 | 東京大学経済学部卒業 |
職業 | 無職 |
趣味 | バスケットボール、卓球 |
山本やすゆき氏は、1976年に兵庫県西宮市で生まれ、9歳の時に父親の仕事上の都合で東京都に転居し、1995年に私立武蔵高校を卒業、1年の浪人期間を経て、東京大学に進学しています。
2001年に東京大学経済学部を卒業後、三菱UFJ銀行(現在)に入社という、まさにエリートという経歴を歩んできています。2011年より三菱地所株式会社に2年間出向し、東京駅エリアの再開発プロジェクトに参加しています。
2022年8月に、区長選という新たなチャレンジのために三菱UFJ銀行を退社し、現在に至っています。
山本やすゆきオフィシャルサイト
山本やすゆき品川区選挙10.2挑戦 Twitter
山本やすゆき/品川区長選挙の学歴は?
山本やすゆき氏は、私立武蔵高等学校中学校、東京大学経済学部を卒業しています。
出身高校は?
私立武蔵高等学校中学校は、東京都練馬区に所在する併設型の中高一貫校です。1922年に旧制7年制の武蔵高等学校として開校され、1948年に新制武蔵高等学校として発足しています。
2000年に高校入試が廃止され、高校からの入学はできなくなっています。
卒業後の進路は、難関国立大学、難関私立大学へ多くの卒業生が進学しています。
自由な校風で高度な学問を追求する同高の卒業生は、政治、経済、行政、学術、芸術などの分野において、著名な人物を多く輩出しています。
出身大学は?
東京大学は、東京都文京区にある国立大学です。わが国では最も著名な大学と言っても言い過ぎではないと思います。
山本氏が卒業した経済学部は、経済学科、経営学科、金融学科の3学科を有し、国際的な視野に立って、実業界・官界・学界などで活躍する人材を養成することをが目的になっています。
同大学の卒業生には、政治、法曹、行政、経済、研究など、多くの分野で著名な人物が活躍しています。
山本やすゆき/品川区長選挙の家族は?
山本やすあき氏は、「奥様、小学6年生、6歳の幼稚園児」の4人家族です。
ただし、ご家族それぞれのお名前等の情報は見当たりませんでした。
山本やすゆき/品川区長選挙の年収は?
山本やすゆき氏は、品川区長になることを新たなチャレンジとして位置づけ、これまで勤めてきた勤務先を退職しています。そのため、現在の山本氏は無職で収入はないと考えられます。
参考までに、山本氏の前勤務先である三菱UFJ銀行の2022年3月の有価証券報告書では、同行の平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は15.2年、そして平均年間給与は7,710(千円)となっています。
ただし、この平均年間給与額は、一般職や、委託職員、契約職員などを含んだ数字であると考えられるため、山本氏のような総合職では、想定ではありますが、平均年収が1,000~1,500万円はあると思われます。
ちなみに、品川区長の給料は、「品川区職員の給与・定員管理等の状況(品川区)」によると、月額1,140,000円になっています。また、期末手当が2020年の支給実績で3.61ケ月支給されています。
ここから、品川区長の年収は、
1,140,000(円)×12(月)=13,680,000(円)に、期末手当の1,140,000(円)×3.61=4,115,400円を加えて、合計で17,795,400円になります。
山本やすゆき/品川区長選挙の実績や評判は?
まだ新人候補である山本やすゆき氏の評判についての詳しい情報は得られませんでした。
しかし、これまでの品川区での活動、「品川区の未来を考える会」で代表幹事を担っていること、松原仁衆議院議員をはじめとする支援者の存在から、山本やすゆき氏の支持者を中心とした区民からの期待も厚いものであると思われます。
山本やすゆき/品川区長選挙の公約は?
山本氏は、区民目線の街づくり、住民の声を聴く政治の実現に力点を置いて出馬しています。以前、意見を十分に聞いてもらえなかったという自身の経験からも、住民との対話によって区政を進めていくと宣言しています。
山本やすゆき/品川区長選挙の立候補した理由は?
山本やすゆき氏の出馬会見の映像です。
山本やすゆき氏は出馬した理由として、「長年住んでいる品川区への強い愛着」」可能性がある品川を発展させて、子育て・住みやすさでNo1の街にしていきたい」との強い想いからであるとしています。
自身のオフィシャルサイトでは、選挙公約と政策の柱が公表されています。
品川区を発展させたいという強い想い、住民をの意見を聞ける区政などの政策を進めていくため、自身がやるんだとの強い想いから出馬に至ったものと考えられます。
山本やすゆき/品川区長選挙の選挙結果は?
山本やすゆき氏は、区長や区議会議員を含めてこれまで選挙への出馬がありません。今回の区長選が山本氏にとって初めての選挙となります。
ちなみに、過去4回の品川区長選の結果は以下の通りです。投票率、候補者数によって若干の違いがありますが、現職の浜野氏が安定的に票を得ていることがわかります。
品川区長選挙 (2018年9月30日投票) |
投票率32.7% 49,965 票 (浜野 健氏当選) |
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品川区長選挙 (2014年10月5日投票) |
投票率23.22% 51,378 票 (浜野 健氏当選) |
品川区長選挙 (2010年10月3日投票) |
投票率不明 66,315 票 (浜野 健氏当選) |
品川区長選挙 (2006年10月8日投票) |
投票率33.92% 35,422 票 (浜野 健氏当選) |
山本やすゆき/品川区長選挙の引退の可能性は?
山本やすゆき氏は、今回の品川区長選挙が初めてのチャレンジになります。
長年勤めてきた三菱UFJ銀行を退職して、現段階では一途に区長選へ挑戦している最中で、その後のことを考えることはないと思われます。将来については、今回選挙の結果次第で、山本氏自身で考えることになるでしょう。
しかしながら、山本氏の品川区への強い、地域へのさまざまな取組みへの姿勢、まだ46歳であるという年齢等を考慮すると、山本氏の挑戦は続くものと考えられます。
まとめ
今回の新たなチャレンジのために、長年勤めてきた三菱UFJ銀行を退職して、いわば「退路を断った状態」で区長への挑戦を行っている山本氏。
その発言内容からも「品川という地区へ強い愛着」を感じることができます。素晴らしい可能性をもった品川を、子育て・住みやすさで日本No.1のまちにしていきたいとの目標を掲げる山本氏。
「区民目線でのまちづくり、日本中の誰もが憧れる品川区をつくる、子育てNo.1の品川区をつくる』を基本姿勢として活動を続けています。
9月18日に東京新聞の報道では、今回の区長選挙には、区議、元都議、元区議、大学教授などの6人が今回選挙への立候補者を表明しています。
4期連続当選で区長を続けてきた浜野氏勇退後に行われる初の区長選挙、6人の候補者の熱い熱い戦いが予想できます。
誰が当選するのか。注目すべき品川区長選になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました