任期満了に伴う新潟県知事選挙(2022年5月12日公示、5月29日投開票)に無所属で新人の片桐奈保美氏が立候補する意向を表明されましたので、片桐氏に関する情報をまとめています。
片桐奈保美氏の
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
などについて記事を書いていきます。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の経歴は?
【知事選】片桐奈保美氏が事務所開き 脱・原発を訴え「どんなに危険か訴えたい」 《新潟》 https://t.co/Sy2dhfYhgp pic.twitter.com/QAo6lAMLXp
— TeNYテレビ新潟 (@TeNY4ch) April 18, 2022
片桐奈保美氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。
名前 | 片桐奈保美(かたぎりなおみ) |
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生年月日 | 72歳 |
出身地 | 新潟県新潟市秋葉区 |
最終学歴 | 新潟大学法学部 |
職業(前職) | 市民団体会長、会社役員 |
趣味 | 刺繍 |
片桐奈保美氏のプロフィールで特に注目すべき点は経歴・学歴です。
高校卒業後に株式会社 石川組(現在の株式会社イシカワ)に入社し、社会人として働いたのち、51歳の時に新潟大学へと入学しています。
会社役員や市民団体の代表を務め、さらに社会人を経験してから大学に入学するなど、とてもアクティブに活動されている方だという印象を受けました。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の学歴は?
片桐奈保美氏の学歴は、新潟県立新津高校、新潟大学法学部卒になります。
出身高校は?
新潟県立新津高校は、片桐奈保美氏の地元である新潟市秋葉区にある高校です。
公立の進学校として知られ、いわゆる旧帝大や新潟県内の国公立大学への進学実績が多い高校です。
出身大学は?
新潟大学は新潟県新潟市にある国立大学です。
新潟市内に2つのキャンパスがあり、五十嵐キャンパスには「人文学部」「経済学部」などの文系、旭町キャンパスには「医学部」「歯学部」などの医歯学系の学部があります。
新潟の国立大学ということで、これまでに新潟の各界で活躍した名士を多数輩出している大学です。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の家族は?
片桐奈保美氏の家族に関する情報について調べました。
ご結婚されており、旦那さんとお子さんがいるのは確かなようです。
ネット上では、娘さんが二人いるという情報もありますが、信ぴょう性のある確かな情報は見つかりせんでした・・・。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の年収は?
片桐奈保美氏の年収に関する情報をまとめてみました。
片桐奈保美氏の職業は株式会社イシカワという住宅メーカーの会社をはじめ、複数の関連企業で取締役などの役員を務めています。
また、脱原発を訴える市民団体「新潟の新しい未来を考える会」の代表も務めています。
株式会社イシカワおよび関連企業の役員報酬や、市民団体の代表の収入に関しては情報がありませんでした・・・。
しかしながら、イシカワの営業職の転職情報を見ると給与が22万~33万と記載がありました。
個人的な予想にはなりますが、役員レベルになると1,000万円はあるのではないでしょうか。
また、複数の企業で役員を務めており、市民団体の会長でもあることから、さらに収入は高いのではないかと思います。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の実績や評判は?
片桐奈保美氏の実績については、政治家としての実績はありませんが、前述の通り市民団体の会長として脱原発を訴えかけ続けてきました。
また、新潟県内で有名な老舗の住宅メーカーの役員ということもあり、新潟県内の不動産業界や建設業界ではそれなりに知名度のある方だったのではないでしょうか。
さらに、新潟県内のラジオ番組への出演経験が豊富であり、その番組での発信内容をまとめた本も出版しています。
片桐奈保美氏への評判ですが、個人的な感想にはなりますが、脱原発を推進していることから賛否両論はあるものの、多くの方から支持されているように感じました。
小泉純一郎元首相が応援演説にも駆けつけていることから、保守層からも一定の支持がありそうです。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の公約は?
片桐奈保美氏の選挙の公約はご自身の公式サイトに掲載されています
選挙公約として以下の項目が挙げられています
・県の財政の見直し
・女性の活躍推進
・地域医療の充実
・農業、中小企業、地域産業の保護
自身の市民団体での活動や、経営者としての経験を生かして新潟をより良くしていこうという思いが感じられる公約だと感じました。
やはり目玉の政策は脱原発でしょう。
新潟には柏崎刈羽原子力発電所があるため、今後の原発の稼働について今回の選挙が大きな影響を持っていると言えます。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の立候補した理由は?
片桐奈保美氏が今回の選挙に立候補した理由は、脱原発の実現です。
昨今のウクライナ情勢を踏まえ、チェルノブイリ等を引き合いに「安全な原発はない」と主張し、自身が市民団体の代表としてこれまで訴え続けてきた脱原発を県知事としてより強力に推し進めていくことを表明しています。
今回の選挙戦期間中には原発の稼働を推し進める政府に対し、「国の言いなりにならない」と強気な発言も出ており、脱原発を推し進める市民団体からの支持を集めて今回の選挙を戦っています。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の選挙結果は?
片桐奈保美氏は今回の選挙が初めての挑戦となります。
そのため、片桐奈保美氏の過去の選挙の実績はありませんが、前回の新潟県知事選挙では今回の片桐奈保美氏と同じく、脱原発を訴えかける女性候補者の応援演説を務めた実績があります。
片桐奈保美氏が支援した候補者は落選してしまいましたが、前回の選挙戦から脱原発と女性知事誕生に向けて尽力していたことが分かります。
片桐奈保美氏の応援演説の様子については、こちらの記事にまとめられています。
片桐奈保美/新潟県知事選挙の引退の可能性は?
片桐奈保美氏の選挙後の引退の可能性についてですが、明確な情報は見つかりませんでした・・・。
しかしながら、個人的な予想にはなりますが、これまでも市民団体の代表を務め、新潟県内における脱原発運動のリーダー的存在であった方ですので、仮に今回の選挙戦で落選しても、脱原発実現のために活動を続けるのではないでしょうか。
まとめ
片桐奈保美氏は脱原発を推し進める市民団体の代表と、新潟県内の老舗住宅メーカーの役員を務めてきた実績がある方です。
脱原発の推進と民間企業の経営者として培ってきた経営感覚による県の財政改革、そして女性の社会参画を政策の軸として、新潟における史上初の女性県知事を目指します。
市民団体からの強力な支持基盤があり、なおかつ小泉元首相など、党や派閥を超えた人たちからの支援も受けており、自身の目指す「新しい新潟」の実現に向けて選挙戦を戦っています。