任期満了に伴う京都府与謝郡与謝野町長選挙(2022年4月5日告示、4月10日投開票)に新人の下村隆夫氏が当選を目指して立候補する意向を表明されていますので下村氏に関する情報をまとめています。
下村隆夫氏の
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・経歴
・学歴
・ご家族
・年収
・実績や評判
・公約
・その他
などについて記事をまとめていこうと思います。
下村隆夫/与謝野町長選挙の経歴や家族は?
名前 | 下村隆夫(しもむらたかお) |
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生年月日 | 71歳 |
出身地 | 東京都? |
最終学歴 | 国学院大学卒業 |
職業(前職) | 与謝野町議会議員 |
趣味 | (不明) |
下村隆夫氏は国学院大学を卒業後、東京で結婚式場の営業職を長く務めました。
その後、与謝野町では牛乳販売、不動産管理、着物レンタル業を営んできました。
2018年に町議に初当選しています。
本人と思われる方のインスタグラムで、「東京生まれの東京育ち。与謝野町に移住して3年。」と宣言されています。
下村隆夫/与謝野町長選挙の学歴は?
下村隆夫氏の学歴は、国学院大学卒業です。
出身高校は?
下村隆夫氏の出身高校については、情報が見付かりませんでした。
出身大学は?
国学院大学は、皇典講究所を母体として、1890年に設立された私立大学です。
なお、皇典講究所は、明治維新の際の欧化万能へのアンチテーゼとして、1882年に創立されたものです。
皇典講究所に設置する形で国学院は発足しました。
現在、渋谷キャンパスと、たまプラーザキャンパスとを拠点とし、以下の学部の他、大学院、短期大学、中学校・高等学校、幼稚園を擁しています。
・経済学部(経済学科、経営学科)
…経済ネットワーキング学科もあるが2020年度で募集を停止
・法学部(法律学科)
・神道文化学部(神道文化学科)
・人間開発学部(初等教育学科、健康体育学科、子ども支援学科)
・観光まちづくり学部(観光まちづくり学科)
観光まちづくり学部は今年2022年に開設されます。
人間開発学部も2009年の開設なので、恐らく下村氏の在学中は存在していません。
下村隆夫/与謝野町長選挙の家族は?
下村隆夫氏には家族の情報は、間接的なものも含めて見当たりませんでした。
下村氏自身が「東京生まれの東京育ち」とすると、与謝野町出身の奥様がいて、Uターンに付き合ったのかも知れません。
「悠々自適の田舎暮らし」ではなく、非常に前向きな姿勢を感じます。
下村隆夫/与謝野町長選挙の年収は?
与謝野町のホームページで「給与・定員管理等の公表(平成26年度から)」が公開されています。
最新データは2020年度分であり、7ページ目を見ると、下村隆夫氏の町議会議員としての年収は3,837,500円と計算できます。(通勤手当等を除く)
期末手当:250,000円/月 × 3.35か月 = 837,500円
下村隆夫/与謝野町長選挙の実績や評判は?
与謝野町議会の議事録を閲覧できるサイトが見つかりました。
幅広く深い問題提起をする一方、鋭い質問で費用対効果やコンプライアンス等について、行政側を追い詰めている印象を持ちました。
現職町長等、行政側としては嫌な存在だったときもあるかも知れません。
一方で、有権者にとっては行政をしっかりとチェックする、心強い議員だったのではないかと思われます。
下村隆夫/与謝野町長選挙の公約は?
下村隆夫氏が記者会見で述べた町長選挙に挑む理由から、「行政のスリム化と予算の効率化によって財政を健全化して与謝野町を守る」が重要なポイントと思われます。
しかし、一方で、「水道事業の安易な民営化は料金の高騰の原因となる」と反対されていることが町議会議事録からわかります。
山添町長が進めてきたビールやシルク事業について「授業料を払っただけで結果が出ていない」と批判。「売れる商品でないとだめ」とし、農業や織物業を中心に支援していくと語られています。
スリム化・効率化一辺倒ではなく、費用対効果を考えて重点投資する箇所を見直すということでしょう。
「与謝野町議会 2020-12-08 12月08日-02号」の議事内容が念頭にあるのかも知れません。
近隣市町村との競争・提携、法令改正等の時代の流れの中で産業としての農業をいかに育てていくかを見据えているように思われます。
下村隆夫/与謝野町長選挙の立候補した理由は?
下村隆夫氏は記者会見で、町長選に挑む理由を「現町長の下では予算が肥大化するばかりで、結果が出ない。このまま行政改革をしなければ公債費比率が高まる一方で、数年後にはどこかの町と合併する危機感を持っている」と述べています。
議事録から、非常に多方面に亘って勉強されていることが窺えます。
東京暮らしが長い「外部の者」の視点から、町議会議員として色々な課題が見えてきて、町長への立候補に踏み切ったと思われます。
下村隆夫/与謝野町長選挙の選挙結果は?
下村隆夫氏は2018年に与謝野町議会議員選挙に初めて立候補して当選しています。
定数ギリギリでの当選でした。
下村隆夫/与謝野町長選挙の引退の可能性は?
下村隆夫氏の引退の直接の情報は見つかりませんでした。
今回、市長選挙には初挑戦ですが、71歳という年齢を考えると最後になるかも知れません。
しかし、与謝野町に移住した動機次第では、落選しても再挑戦かNPO等への挑戦をされるかも知れません。
まとめ
今回の選挙は、現職の与謝野町長である山添藤真氏との一騎討ちとなるようです。
山添氏は当選時に最年少町長だった模様で現在もまだ40歳。フランスへの留学経験もあります。下村氏と同じく過去に与謝野町議会議員をされていました。
地域活性化の重要な人材に「よそ者、若者」があるといわれていて、その意味で山添氏と下村氏は似た者同士の部分があるのかも知れません。
山添氏はインターネット上に動画を何本も配信されていて、視聴すると堂々たる雰囲気が感じられ、好感度も高いと感じました。
ただ、与謝野町議会の議事録での下村氏の山添氏に対する発言では、「脇が甘い。無駄がある。財政面・コンプライアンス面で危なっかしい。」を意味する言葉が並んでいます。
カリスマ的な雰囲気を持つ山添氏に対し、惑うことのない冷静な分析力を持っているようです。
ただ、それを如何にまとめ上げて、有権者にとって臨場感のある訴えとし、山添氏陣営を切り崩していくかが鍵かと思われます。